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ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
珊瑚の森と、死にいたる病
コタキナバルもいよいよ最終日、旅の締めくくりにアイランドクルーズへ参加しました。

クルーザーで沖合いの離島を訪れて、誰も居ないビーチを独り占めするツアー。
マリンリゾートのアクティビティとしては、どこでも定番ではないでしょうか。

アイランドクルーズ アイランドクルーズ アイランドクルーズ

ビーチに迎えにやってきたのは、先日リバーエクスカーションでもお世話になった
ラサ・リア・キャット号でしたが、クルーは総入換えのようですべて新顔でした。

ボルネオ本島を左手に見ながら、船はかなりの速度で目的地のガヤ島を目指します。

ガヤ島はトゥンク・アブドゥル・ラーマン国立公園内に位置する離島群のひとつで
美しいサンゴ礁だけでなく熱帯雨林も広がり、野生動物も多数生息しているそうです。

もっともそんな情報もあとになって判ったことで、出発時には行き先すら知りません。

もちろんツアーデスクもガイドの人たちも説明してくれているはずなのですが
残念ながらぼくの英語力では何時に集合など、最低限のことしか聞き取れません。

先日のATVサファリも、出発直前に激しく汚れると聞いて慌てて着替えに走りました。

アイランドクルーズ アイランドクルーズ アイランドクルーズ アイランドクルーズ

ホテル前のプライベートビーチから約1時間で、ガヤ島の桟橋に到着します。

出発時はとてもよいお天気だったのですが、どこからともなく雲がわき出してきて
現地は残念ながらうっすらと曇り空で、太陽もどこかへ姿を隠してしまいました。

明るい日差しが降り注ぐ、珊瑚で出来た小さな白い島を想像していたのでがっかり。

現実のガヤ島は鬱蒼としたジャングルに覆われ、わずかばかりの小さな砂浜があるだけ。
海面に熱帯雨林が映り込むどんよりとした光景は、離島というより湖のようでした。

もっともそんな杞憂も、海に入ってしまえばどこかへ吹き飛んでいきましたけどね。

今まで体験したどこよりも透明度の高い海には、多数の珊瑚が林を成しており
その中を色とりどりの魚たちや、たくさんの海洋生物が生息していました。

この日ほどデジカメの防水ケースを忘れてきたのを、後悔したことはありません。

アイランドクルーズ アイランドクルーズ アイランドクルーズ

あまりに美しい光景を諦めきれず、ビニール袋を使った無謀な水中撮影にトライ。

まずは透明のビニール袋にデジカメを入れてしっかりと袋の口を結んで、さらに
別のビニール袋にたっぷりの空気と共に入れてから、これもぎゅっと封をします。

これなら手を放しても沈むことはありませんし、内袋は透明なので入れたまま撮影OK。

撮影ポイントまで水に浮かべたまま持っていき、使うときは内袋を取り出して
水中眼鏡を通して撮影を行ない、利用しないときは外袋に入れて保管します。

あまり薦められる方法ではありませんが、せめて1枚でも記録に残したかったんです。

まずはセッティングを行ない、外袋の状態で水に浮かぶのを確認したのちに出発。
ところがしばらく進むと、心なしか袋が小さくなっているような気がします。

あわてて内袋を取り出すと、外袋だけでなく内袋まで浸水しているではありませんか。

密封はしっかり出来ているハズなので、どうやら利用した袋に穴があったようです。
慌てて陸に引き返したものの、電源オフでもLEDが点灯していたりと危険な状況。

十分に乾燥させてから恐る恐る電源を入れたところ、問題なく撮影できているようですが
中に入ったのは塩水ですから、じわりじわりと内部を蝕んでいくような気がします。

そのときはよい考えだと思ったのですが、我ながらバカなことをしてしまいましたね。

最後の最後でちょっとケチがついてしまいましたが、離島ツアーはとても大満足でした。
また機会があれば、今度こそ防水ケース持参でこの場所を訪れてみたいものです。

もっともその前に、デジカメが別の機種に変わっている可能性がありますけど……(汗)
Blogger@上海(B@SH) "ランキング上位に上海を"-
by sangyuan | 2006-05-05 17:00 | 観光情報
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