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excite 支店 (shanghai55.exblog.jp )

ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
短期集中アテンドツアー
出張のついでに上海観光を楽しんで帰ろうという、Nさんの帰国便は18時10分発。

2時間前に空港に到着しようと思うなら、3時過ぎには我が家を出たほうがよいので
残された時間を考えると、この日は市内観光がメインとなるはずでした。

豫園大境路の市場、東台路の骨董街周辺に、要望があれば襄陽などを絡める感じ。

ところが、時間がかかってもよいので水郷へ行ってみたいとのリクエストがあったので
市街から1時間以内で行けるお手軽水郷の朱家角へ行くこととなりました。

朱家角 朱家角 朱家角

今回は朝が早めだったこともあって、のんびりと観光できるのがよいですね。

もともと周荘に比べて観光地化されていないところが魅力の朱家角ですが
人が少ない午前の早い時間ともなると、その傾向はますます強まるようです。

ゆったりとした時間の流れに佇む水郷の街は、あちらこちらから生活の匂いがします。

水路で洗濯に勤しむご婦人、名物の粽子を作っている様子、軒下に干された干し肉や
食事の支度をする風景など、この街での暮らしぶりを垣間見ることができました。

残念ながらそんなゆったりした時間も、日が高くなるにつれて喧騒に包まれますが
これもまた中国らしいといえば中国らしく、活気溢れる街の様子も楽しめました。

願わくばこれ以上観光地化が進まず、今の景観と雰囲気を維持して欲しいですね。

朱家角 朱家角 朱家角 朱家角

小舟に乗ってゆったりと街を眺めたあとは、細い路地を散策しながら
買い食いやショッピングを楽しみ、お昼過ぎには朱家角をあとにしました。

少し駆け足の旅となってしまいましたが、どうやら楽しんで貰えたようでひと安心。

ここからは時間短縮のために現地でタクシーをチャーターして
向かった先は上海観光の定番、豫園とその周辺地域。

ところが周辺道路はすごい混雑で、にっちもさっちも動かない状況でした。

翌日は元宵節のため、商城への入場も有料となることから、どうやらお正月ムードの
豫園を最後に見ておこうと、多数の人たちが詰めかけているようです。

そのおかげで豫園商城内部はラッシュ時の地下鉄内のような混雑ぶりでした。

豫園 豫園 豫園

大きな樹の下ではお札を枝にひっかけようと、人々がひしめいていますし
有名な九曲橋は崩落の危険性があると思えるほどの人が乗っています。

黄金色に輝く宝の山で浮かれ踊る干支の動物たちや、魚に跨がり空を飛ぶ犬など
興味深いオブジェが多数だったのですが、ゆっくり観覧する余裕はありません。

右へ左へ無秩序に動き回る人波に流されながら、ほうほうの体で抜け出しました。

豫園観光を諦めたぼくらはお馴染み、大境路の路上市場を散策したり
お気に入りのローカル小龍包の店を訪ねたりしてギリギリまで観光。

リニアに乗ってみたいとのリクエストに応えて、龍陽路までお見送りしてお別れ。
かなり高密度なスケジュールでしたが、なんとかアテンドを終えることができました。

どうやら満足してくれたようですが、安心してはいられません。

今後も日本からの出張者は続々と訪れるでしょうから、2度め3度めの来海でも楽しめる
ディープな上海のスポットを、これからも発掘していかなければなりませんね。

 

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江南古鎮 朱家角
上海体育館内旅遊集散中心より旅遊4号線で片道約1時間/12元
景観観光のみ10元(史跡・展示物観覧券付きは60元)

豫園
上海市黄浦区安仁街132号
電話 021-6326-0830
営業 09:00~17:00
Blogger@上海(B@SH) "ランキング上位に上海を"-
by sangyuan | 2006-02-11 14:07 | 観光情報
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