台風はどこかへ過ぎ去ったようで、この日は雲が少し多いもののお天気は上々。
現地ツアーデスクが用意してくれた無料のシャトルバスに乗って
地元民からマルシェと呼ばれて愛されている、朝市へ出かけました。
モーゼル湾沿いに位置する朝市は、毎月第3月曜日を除いて毎日開かれています。
営業時間は朝の5時ごろから10時くらいまでで、お店によってオープン時間は
まちまちですが、9時前くらいからほとんどのお店が開いているようです。
もっとも活気があるのは土日祝で、イベントや生バンド演奏などもあります。
ぼくらは到着したのが遅かったのか、すでに人影も少なくお店も閑散としていましたが
お休みの日ともなるとかなりの人出で賑わい、なかなかの見ごたえだそうです。
今回は滞在日程の関係で無理でしたが、次はぜひ休日に訪れてみたいものですね。
産業が少なく多くを輸入品に頼るニューカレドニアでは、物価はかなり高いほうですが
朝市では地元で取れた野菜や新鮮な魚介類などを扱っており、なかなかリーズナブル。
ちょっとしたカフェやパン屋、惣菜店なども並ぶため、朝食代わりにもいいですね。
旅行者ですから肉や野菜を買うわけにはいきませんが、新鮮なフルーツや
ちょっとしたお惣菜、おみやげ物などを買ったりしながら、興味深く見学しました。
キッチン付きのコンドミニアムなどに滞在の場合は、大きな伊勢エビなどもオススメ。
獲れ立てなので鮮度は保証つきですから、そのまま持ち帰って大鍋で茹でて
マヨネーズなどをつけてかぶり付けば、朝からちょっと贅沢気分です。
お肉屋さんにお願いすれば、買ったばかりのパンにハムを乗せて貰ったりもできますよ。
惣菜店などで売っているナムと呼ばれる細長い春巻のようなものもオススメで
中華とも洋風とも違うスパイシー風味でかなり美味しく、お気に入りに認定です。
買い食いも楽しいけれど、併設のカフェテリアでクロワッサンとカフェオレなどは如何?
建物と同じ6角形の形をした可愛らしいカフェは陽気な音楽が流れ
多くの人たちが思い思いの朝食を楽しんでいるようです。
朝採れのフルーツを絞って作る、生フルーツジュースなどもあり大人気のお店でした。
ぼくはエスプレッソにパニーニを、奥さんはオレンジジュースにクロックマダム。
上海ではあり得ない、超トロトロの半熟玉子を絡めて食べるパンは絶品。
店員さんもご陽気で愛想がよく、シンプルだけどとってもステキな朝食となりました。
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MARCHE (朝市)
住所不明 モーゼル湾のヨットハーバー沿い
営業 5:00~10:00くらい (毎月第3月曜、1/1、12/25定休)