人気ブログランキング | 話題のタグを見る
excite 支店 (shanghai55.exblog.jp )

ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
オンボロタクシー顛末記
上海には数万台のタクシーがいるといわれていますが、その中にはいつから
運用されているのか予測も付かないほど、ボロボロの車両もたくさんあります。

古くてもきちんとメンテしてやればよいのですが、整備状況もあまりよくなさそう。

上海に来たばかりのころは、カーブや段差のたびにギシギシと不吉な音を立てたり
ブレーキの効きが明らかに悪い車にドキドキしたものですが、今なら慣れたものです。

しかし、先日は重度のオンボロ車に乗ってしまい、久しぶりの恐怖を感じました。

かなり年季の入ったサンタナで効きの悪いブレーキはギーギー鳴るし
バネがヘタっているのか、ちょっとした段差のたびに強い突き上げ感。

さらにパネルを見ると、バッテリー警告灯とよく判らない警告灯が点灯中。

大丈夫かいなと思いながら、夜の高架道を疾走していると、今度はピーピーと
警告音が鳴り始めて、水温警告灯が赤々と点灯するではないですか。

運転手氏はパネルを不思議そうに眺めながらも、気にせずに運転を続けています。

 

(;´Д`) ちょ、おじさん、大丈夫?

 

           だいじょぶ、だいじょぶ ヽ(´▽`*)

 

運転手氏はああいってるけれど、ぼくはもう知ってしまったんです。
中国人の「没問題(だいじょうぶ)」はアテにならないと!

とはいえ、途中で降りるわけにもいかず、そのまま走り続けていると次なる異変が!

 

((( ;゚Д゚))) ちょっ、まっ、ヘッドライトが点いてないよ?

 

たぶんファンベルトが切れたかスリップしていて、冷却とダイナモの発電がストップ。
結果として水温が上昇し、電力が足りずに灯火類や料金メーターが消えたのでしょう。

いくら明るい上海の街中とはいえ、やはり無灯火は危ないのでちょっと恐い。

ちょっとドキドキしながらも、どうにか無事に自宅にたどり着いたときには
ボンネットからもうもうと白煙があがり、明らかにオーバーヒート状態。

電源が落ちたので交通カードも使えず、現金で支払ってからその場をあとにしました。

その後、運転手氏がどうしたのかわかりませんが、しばらく動けなそうな様子だし
ファンベルトを何とかしないと、すぐオーバーヒートしそうな気がします。

無事に帰り着けたのか、その後が気になる今日この頃です。
Blogger@上海(B@SH) "ランキング上位に上海を"-
by sangyuan | 2006-01-13 01:00 | 中国的生活
<< わが青春のアルカディア 新年会でお会いしましょう >>


S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
関連リンク