○Sat, 3 Sep. 2005 12:53 +800 浦東 ~ 正大広場
脱力系トンネルをくぐり抜け、我々がたどり着いた先は浦東です。
浦東は黄浦江と揚子江に挟まれた広大なエリアで
外資導入により急開発が進むビジネス街。
浦東、陸家嘴付近の観光スポットと言えば、上海の代名詞的な東方明珠テレビ塔や
以前にも紹介した上海水族館、そしてグランドハイアットなどでしょう。
そして、夜になれば黄浦江の向こうに広がる外灘の景色も見どころとなります。
まずはテレビ塔でもどうですかと I氏にお伺いを
立てたところ料金(100RMB)を見て却下。
それではと上海水族館を薦めてみたのですが
やっぱり料金(110RMB)が気になるようです。
お金がかからない場所となると浦東側から臨む外灘の景色ですが
昼間はどうもパッとしないと言うか、やはり夜に楽しむ場所な気がします。
そもそも、どうして浦東に来たがったのか理由を問うてみたところ
特に理由はないけれど、そこに川があったからとのお答え。
(;´Д`)
このままでは観光トンネルで脱力する為だけに、浦東に来たことになってしまいます。
この事態を打破すべく正大広場にてウインドウショッピングを楽しみつつ
軽く食事でもしましょうと提案しました。もうお昼過ぎですしね。
正大広場は2002年にオープンしたばかりの、アジアでも最大規模の
ショッピングモールとして数えられる大型複合施設。
建築面積は24.1平方メートル、地上10階、地下3階のメガストラクチャーです。
幾層にも重なった建物内には多くのレストランが立ち並び
和洋中華となんでも取りそろえられています。
I氏に何が食べたいかと問うたところ、例によって何でも良いとのお言葉。
任せられても困るんですがリクエストがない以上は
食事内容を決定するのもアテンドのお仕事。
何処のお店が美味しいかなんて知りませんので、
前から気になっていた干鍋のお店でランチタイムを楽しむことに。
干鍋とは中華鍋をテーブルの上で直接火にかけて食べる料理で
中華鍋で焼き肉などの鉄板料理を行なうと言えば判りやすいでしょうか。
具材はいろいろなものがありますが、今回はお茶の木と鶏肉の干鍋を
セレクトしてみました。立ち上る湯気が食欲をそそる逸品です。
お味のほうもまずまずで I氏にも満足して頂けたようです。
腹も満てたので次なる目的地を目指して浦東をあとにしましたが
結局、食事をしに来ただけになってしまいました(汗)
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I氏の名誉の為に書き添えておきますが、彼が何かと料金を気にするのは
特別ケチだとか貧乏ってわけではなく、単に両替した額が少なかったせい。
ご家族へのお土産なども買わねばなりませんので
使えるお金の余裕があまりないせいでございます。