○Sat, 3 Sep. 2005 12:31 +800 外灘観光隧道
外灘観光の最中、I氏が川向こう(浦東)にも行って見たいとリクエスト。
これまでは、何処でも良いから面白そうなところと言う曖昧かつ難しい要求でしたが
こんな風にリクエストを出してもらえれば案内する側も楽チンですよね。
さっそく浦東へ渡ることにしたのですが、それにはいくつかの方法があります。
例えばタクシーでトンネルを通るとか、南京路まで戻って地下鉄を使う
その他には優雅に(?)渡し舟なんて手もあります。
しかし、I氏が目を付けたのは……。
( ´ ▽ ` )ノ あの『外灘観光隧道』って何?
そ、それはっ Σ( ̄□ ̄;
外灘観光隧道は、黄浦江の地下を通って浦東へ繋がる観光用のトンネル。
あの『
同じ空の下@上海』の mami さんをして
「上海市最大の無駄遣い」と言わしめたいわく付きのトンネルです。
あまりオススメできるものでもないんですが、話のタネくらいにはなるでしょう。
もしもつまらなくっても怒らないでくださいねと
I氏に念押ししてからトンネル入り口へ足を踏み入れました。
受付け(?)で片道分のチケット(30RMB)を購入し
不思議な装飾が施されたエスカレーターで深部へと下ります。
かなり子供騙しな雰囲気がプンプンと漂ってきますが、気にせずに奥へ。
ちょっぴり未来チックなホールの先には薄暗いトンネルが口を開き
その中からは続々とゴンドラが吐き出されてきます。
相変わらず客の入りはほとんどなく、閑散とした乗り場では
ガイド役の女性が無愛想に案内を行なっていました。
不安を煽るような音楽とナレーション付きで、ゴンドラはトンネル内へと滑り出しました。
チカチカと電飾の瞬くトンネル内で音楽とともに英語で何やら流れていますが
ぼくも I氏も英語はからきしなので、何を言っているのか判りません。
しばらく進むと周りを赤々とした炎が照らし出し「マグマっ!」のアナウンスが。
(;´Д`) ……照明が赤くなっただけなんですが
類似品で青い照明で照らし出された「アクアゾーン」があったり
スモークの中から妙な風船人形が出てきたりと脱力系のイベント盛り沢山。
思わず車内にも失笑が広がる始末。
最後はかなり激しく明滅をくり返す、子供が癲癇の発作を起こしそうな
通路を通り抜け、約10分の地底の旅は終わりを告げました。
_| ̄|○ もう乗らないと誓いつつ、すでに3回も乗っているのは何故でしょうか?