ぼくが所属するクラブ、
LT-0 Kansai 主催の走行会に参加してきました。
この日の天気は快晴。ぎらぎらと焼けつくような日差しが降り注ぎ
赤外線やら紫外線やらを大量にまき散らしています。
マシンへの負担も大きいですが、それ以上に乗っている人間への負担が大きく
夏の走行会が「ドライバー耐久走行会」と呼ばれる由縁です。
今回は初の土曜開催ってことで、いつになく多くの車種が集まりました。
ランエボやインプレッサ WRX STiなどの生粋の戦闘機がいるかと思えば
カローラやスプリンターなどの大衆車、果ては軽自動車(アルトワークス)など。
これらがクラス分けなく一堂に走る走行会なんて、そうはないでしょう。
輸入車なども見受けられ、見ていて飽きません。
あの人のかつての愛機、アルファ156 なんかも出走していて
これがそうなのかと興味深く観察させて頂きました。
かく言うぼくは、スバルのフォレスターで参加。
車高の高いSUV、しかも4ATと言う仕様での参戦も、考えてみれば珍しいけれど
要は楽しく走ることができたら、それでいいんじゃないかなと思います。
これがレースであれば勝利できる可能性はかなり低いとは思いますが
走行会って勝ち負けではありませんからね。
自分の大好きなクルマを、限界に近い挙動の中で操る喜び。
公道では危なくってなかなか出来ないとしても
サーキットであれば(比較的)安全に楽しめると思うんです。
今回は真夏の走行会と言う厳しい条件下にありながら
自己ベストタイムの55秒を切ることができたので満足も一入です。
ひょっとすると上海でのカート経験が功を奏したのかも。(関係ない?)
以前にコースアウトしたときのトラウマか、高速コーナーからの脱出速度が
不足気味でしたが、ここを改善できればさらなる短縮も夢ではないかもしれません。
パワーバンドを維持できないATとしては、頑張ったほうじゃないでしょうか。
ただ、1.5トンを越える車重はタイヤへの負担も大きく
いくつかブロックも飛び、バーストの危機です(汗)
クルマへの負担は大きいので、きちんとメンテしましょうね。
もし、あなたが走行会に誘われたけれど、自分の乗っているクルマが
スポーツカーじゃないからと躊躇しているとしたら、とても勿体ないですよ。
クルマの運転が好きなら、きっと楽しめるんじゃないかと思います。
それに自分のクルマの限界を知っておくことは
とても大切なことだと思いますしね。
機会があればぜひ、走行会へ参加してみてください。