excite 支店 (shanghai55.exblog.jp )

ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
当たり外れの大きな店 (小羽)
ふと振り返ってみると、かなりの頻度で虹梅路を訪れていることに気がつく。

友人が店主を務める店があるのが主な理由だが、それ以外にも魅力的な店、興味を惹く店が多いように思う。指折り数えてみると、ここ1ヶ月ほどは週に1度くらいのペースで訪れているようだ。そんな行きつけの虹梅路に、またひとつ気になる和食店がオープンしたので、さっそく訪れた。

籠盛り前菜 50RMB:クリックで拡大
籠の上に様々な情景を描き出す、和食らしさ溢れる一品だ
多数の日本料理店ひしめく激戦区、虹橋の真珠城にオープンした和楽亭小羽。奇を衒わない正当な食材と技法で勝負する、これぞ和食といった雰囲気の食を供する直球勝負の店である。

灯籠の明かりを思わせる柔らかな光に包まれた店内は、静かな大人の空間だ。料理人との対話が楽しい白木のカウンターをはじめ、テーブルや座敷をシーンに応じて使い分けられる。

オープン記念のサービスだという籠盛り前菜は、ぐい飲みや小鉢に盛られた煮物や塩辛などが籠の上に可愛らしく並ぶ。彩りも鮮やかで見目にも楽しく、あっさりとした味付けは舌に心地よい。盛り付けの美しさや、素材の持ち味を引き出した調理法など、和の神髄が詰まったひと皿だ。

これは他の皿も楽しみだと期待していたものの、実際には残念に感じる部分も多々あった。これは旨いと唸らせてくれる皿がある反面、思わず首をかしげてしまうようなものもある。料理によって旨い、不味いがはっきりと分かれており、新しい皿が運ばれてくるたびに一喜一憂したのだ。

もう少し当たり外れなく安定した美味しさを提供できるならば、きっと流行りの店となるだろう。

 

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和楽亭 小羽
種別 日本料理
住所 上海市長寧区虹梅路3717弄10号109 真珠城1F (虹梅路 x 延安西路、交差点を南)
営業 18:00~24:00
電話 021-6401-3475
交通 公交 虹梅路(809,925,936路)ほか
予算 籠盛り前菜 50RMB / 刺し身五点盛り 230RMB / 鯛茶漬け 40RMB ほか
言語 日本語 / 中国語
菜単 日本語 / 写真なし
備考 店員の接客態度は良好 / 料理には当たり外れがある
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# by sangyuan | 2007-11-28 01:00 | 街角グルメ
 
宗教文化の商品化 (少林寺)
中国にある仏教寺院には、カネの匂いが付きまとう。

寺院を訪れてまず驚かされるのが、参拝するのに入場料を取られることだ。中に入ればいろいろなみやげ物が売られており、線香やロウソクなどの『お参りグッズ』も多い。線香は数元のものから、数百元する巨大なものまで取り揃え、面子と見栄を気にする中国人から現金を巻き上げる。

少林寺山門:クリックで拡大
立派な山門の前には大勢の観光客たちがひしめいていた
それは『仏教』という名のサービスを売り物にした、一種の経済活動なのではないだろうか。そして、そんな想いを確信へと変えてくれたのが、先日訪れた金剛禅総本山少林寺である。

バスを降りると、目の前に広がる禅宗レジャーゾーンと名付けられたエリア。3億5千万元を投じて建設中で、大スクリーン完備の案内所や、みやげ物・飲食店などはすでに完成している。

武術館(学校)は武術実演チームを輩出し、毎年世界公演を行っているし、登録商標された少林寺関連商品も多い。最終的には自然を活かした巨大な舞台装置が作られ、総勢700名が出演して音楽と踊り、そして武術を繰り広げる大パフォーマンスが観光の目玉として用意されるという。

歴史ある少林寺がテーマパークの様相を呈してきたのは、『袈裟を被ったCEO(最高経営責任者)』の異名を取る住職、釈永信氏の政策による。彼の信条は「少林寺は企業理念を持って社会によりよい商品、よりよいサービスを提供すべき」というもの。まさに仏教の商品化に他ならない。

氏の行動に対してインターネットサイトを中心に批判が相次いでいるが、河南省政府からの覚えはよい。先日、観光業振興に貢献したとして、登封県政府からは高級車が贈られたそうである。

十方禅院・エントランスのモニュメント:クリックで拡大   香立ちこめるお堂:クリックで拡大   達磨大師のお堂:クリックで拡大   歴代和尚たちが眠る塔林:クリックで拡大
1.五百羅漢が並ぶ十方禅院 2.神聖な雰囲気が漂う堂内部 3.西方聖人(達磨大師)のお堂 4.歴代和尚たちの墓地、塔林

そんな金満寺院と化したかに思える少林寺ではあるが、昔ながらの寺院部分は聖域としての空気を今もなお保ち続けていた。残念ながら建物の多くは中国内の他の寺院と同じく、焼失や破壊により失われて久しいが、それでも1500年の歴史を持つ古刹としての風情をたたえていた。

見どころは西方聖人(達磨大師)の堂で、石畳の床が等間隔で凹んでいるのが見て取れる。これは僧兵らが長い年月をかけてこの場所で修行を続けた結果、踏みしめられた床が窪んでいったという。そんな修行としての武術が見世物になりつつある現状、達磨大師はどう思うだろうか。

少林寺を出て少し行ったところに、塔林と呼ばれる墓所がある。敷地内に200基以上そびえる塔は、歴代住職たちの墓石である。その人の人気に応じて大きさが、徳の高さが層の数となる。果たして袈裟を被ったCEOが亡くなったとき、どのような塔が立てられるのかが気になるところだ。

 

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少林寺
種別 寺院
住所 河南省登封県高獄少室山北麗
電話 0371-62749305
入場 100RMB
言語 中国語
備考 巨大な仏教テーマパーク?!
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# by sangyuan | 2007-11-27 01:00 | 街角グルメ
 
見るだけじゃつまらない?! (下雪了)
公演開始前からずっと気になっていた、『Slava's SNOWSHOW』を観に行ってきた。

これはシルク・ド・ソレイユへの出演経験もある、ロシアの有名クラウン(道化師)スラーヴァ氏がプロデュースするパントマイム。モスクワでの初演以来、世界30ヶ国100以上の都市で公演が行われ、好評を博しているという。そんな世界的なショーが、ここ上海にもやって来たのだ。

Slava's SNOWSHOW:クリックで拡大
大盛り上がりのフィナーレ、いつまでも立ち去りがたく
今回は小さな会場なので後方でも十分だろうと安いチケットを入手したのだが、これについては大きく後悔することとなった。今回の公演は、いっしょに参加してこそ楽しいものだったのだ。

最初の30分は幻想的な雰囲気の中、主にステージ上だけで進行して行く。前半の最後では会場全体を巻き込み、やや早すぎる休憩に突入。そして始まる後半、とにかく客席に絡むのだ。

クラウンたちは観客を踏みつけるようにしながら客席へと乱入し、上着を引き剥がして捨てたり、水をまき散らしたり、背中に紙吹雪を突っ込んだりと悪戯のし放題だ。クライマックスでは目も開けられないほどの猛吹雪が会場を包み、最後は巨大なボールが会場中を跳ね回るのである。

遠目にも楽しむことはできるのだけれど、ぼくらの席からではやや蚊帳の外。パントマイムにとって、クラウンたちの表情の変化が肝なのに、これも遠すぎてよく見られなかったのだ。洒落の判らない人だと不快感を感じるかもしれないが、ぜひ最前列にて積極的に参加したい舞台である。

 

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Slava's SNOWSHOW / 斯拉法的下雪了
種別 パントマイム
会場 上海市浦東新区丁香路425号 上海東方芸術中心 (世紀大道 x 丁香路)
期間 2007年11月18日~12月2日 19:15~ (月曜休演、土日は15:00~もあり)
電話 021-6854-0123 (上海東方芸術中心)
交通 地鉄2号 上海科技館 / 公交 浦東市民中心(987路)ほか
予算 100,200,300,400,600,800RMB (土日は90元アップ)
備考 高くても出来るだけ前の席を確保すべし / 休憩中にもパフォーマンスあり
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# by sangyuan | 2007-11-26 01:00 | 観光情報


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