excite 支店 (shanghai55.exblog.jp )

ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
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涙を誘う寿司 (江戸前寿司)
江戸前寿司の定義はなんであろうか。

ひとつに江戸前の海で獲れたネタであること、ふたつににぎり寿司であること、みっつに職人が仕事をしていることが条件としてあげられる。仕事をするとは、酢〆や煮るなどの下処理を指す。もっともこれは冷蔵技術が発達していない時代の話で、現在ではにぎり全般を江戸前と呼ぶ。

カウンターと寿司職人:クリックで拡大
ネタケースの向こう側にて、職人が華麗な手さばきを魅せる
そんな江戸前の名を冠した、北京で人気の寿司専門店が、ここ上海へと上陸を果たした。

市中心部からは少し離れた場所に佇む2階建て店舗は、2階が食べ飲み放題の和食処で、
1階が件の寿司屋。内部は繋がっているので、それぞれの店舗で相互オーダーも可能だ。明るめの店内には威勢のよいかけ声が飛び交い、いかにも江戸前といった庶民的雰囲気である。

この日はシマアジがお勧めだというので、まずはお造りでいただく。やや盛りつけに難があるが、よく締まった歯ごたえのある身は旨い。コハダのにぎりと鯖押し寿司をオーダーしたところ、押し寿司はひとりでは多いからと、コハダと鯖の半分ずつで作ってくれる気遣いも嬉しかった。

ただ、せっかく旨いワサビを使っているのに、にぎりではあまり効いていないのが残念だ。少し強めにとお願いしたところ、なみだ巻はどうですかと提案される。上海でなみだ巻を出す店があるとは思わなかった。久々のそれは鼻をガツンと殴られるような刺激で、感涙にむせぶのであった。

 

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江戸前寿司
種別 日本料理(寿司、和食総合)
住所 上海市閔行区呉中路668号1F (呉中路 x 虹許路、交差点を東)
営業 11:00~14:30 / 17:00~23:00
電話 021-6446-8590
予算 お好みにぎり寿司 8~50RMB / 料理長お勧めにぎり盛り合わせ 230RMB ほか
言語 日本語 / 中国語
菜単 日本語 / 中国語 / 写真あり
備考 配達あり / 2階には食べ飲み放題和食店あり
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by sangyuan | 2007-08-09 01:00 | 街角グルメ
 
ごはん泥棒、あらわる (安康魚館)
カンジャンケジャンと呼ばれる韓国料理をご存じだろうか。

新鮮なコッケ(ワタリガニ)を、ニンニクやタマネギなどの香味野菜を入れた醤油(カンジャン)タレに漬け込んで熟成させたものだ。現地ではパットドゥッ(ごはん泥棒)と呼ばれ、ごはんの友の代名詞的な料理である。そんなごはん泥棒を食わす店を尋ねて、郊外の安康魚館を訪れた。

カンジャンケジャン:クリックで拡大
パットドゥッ(ごはん泥棒)の名は伊達じゃない美味しさだ
こちらのお店は韓国ソウルの新沙洞と呼ばれる地域にある、アグチム(アンコウ蒸し)通りからやってきた人気店。本場仕込みのアグチムやアグタン(アンコウ鍋)、ケジャンなど楽しめる。

座椅子の並ぶ店内では、板間に腰掛ける。オンドル(床暖房)になっているので冬は暖かいが、慣れない日本人にとっては長時間座るのが辛く感じることも。できれば掘りごたつ席も欲しい。

テーブルいっぱいに並べられた小皿料理を楽しんでいると、やがて艶やかな甲羅をまとったカンジャンケジャンがお目見えする。足や胴体の部分は殻ごとかぶりつき、チュウチュウと身を吸い出しながら食べる。透き通った甘い蟹身と、風味豊かな醤油ダレはごはんにも酒にもぴったり。

そして仕上げは甲羅にごはんを入れて、スプーンでかき混ぜて食べる。蟹本来の甘み、蟹味噌のコク、醤油ダレの風味が渾然一体となり、ごはんを至高の作品へと昇華させる。看板料理のアグチム、アグタンの影に隠れがちだが、これこそが同店でいちばん試して欲しい逸品である。

 

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馬山韓式 安康魚館 / 新沙洞馬山 元祖アンコウ屋
種別 韓国料理(アンコウ、ケジャンなど)
住所 上海市閔行区虹泉路1101弄8-9号 (虹泉路 x 虹xin路、交差点を東)
営業 11:00~26:00
電話 021-3432-3001
交通 公交 虹xin路虹泉路(149路)ほか
予算 アグチム大 230RMB / アグタン大 230RMB / カンジャンケジャン大 220RMB ほか
言語 韓国語 / 日本語 / 中国語
菜単 韓国語 / 日本語 / 中国語 / 写真なし
備考 どの料理もボリューム大なので、店員に相談しながらオーダーすること
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by sangyuan | 2007-08-08 01:00 | 街角グルメ
 
草原でモータースポーツ
ぼくがまだ20代のころ、バイクで風を切るのが好きだった。

夏は暑いし、冬は寒い、雨が降ればずぶ濡れになってしまう乗り物だが、それでも人車一体となって風を切る感覚は他に代え難いものがあった。こいつといっしょならどこへでも行けると、各地を旅してまわったものだ。そんな相棒と別れて10年近くになるが、今でも恋しく思うことがある。

草原ライダー
気持ちよさそうに風を切る友人f嬢
内モンゴルで乗馬体験を行っている最中、現地の人たちがバイクで移動しているのを見た。遮るもののない草原で、風になるのはさぞ気持ちよいことだろう。そう感じたのはぼくだけではなかったようで、元バイク乗り数人があれに乗りたいと声を上げた。相談の末、現地人に無理をいって愛車を貸してもらうことができた。

しかし、このバイクがくせ者で整備状況はかなり悪い。油断しているとすぐエンストするし、前輪のブレーキレバーは無くなっていた。ブレーキが使えないのは致命的ではないかと思ったが、走り出してみればそんなことは杞憂だと気がつく。見渡す限りの草原では、物陰から何かが飛び出してくることはないのだ。急制動を行う必要はないので、エンブレとリアブレーキだけで十分だった。

久しぶりのバイクでおっかなびっくり走り出すと、景色は後方へと流れ出す。ギアをかき上げながらアクセルを開けていくと、バイクは弾かれたように加速を開始した。懐かしい感覚に心を振るわせながら、このまま地平の彼方まで走り続けていきたいような気持ちに支配されるのだった。

日本にいたころもバイクは自由な乗り物だと思っていたが、ここでのそれは桁違いだった。ヘルメットやグローブも付けずに風を切るのは初めての感覚だし、スピード制限などの交通ルールもない。何よりここでは道すら存在せず、すべての制約を解き放ち好きな場所へ行けるのだった。

草原をゆく:クリックで拡大
荒れ地をものともせず、ぐんぐん進むATVも楽しい
思う存分バイクを楽しんだあとは、ATV(Allwheel Traction Vehicle:全輪駆動車)と呼ばれるバギーにも挑戦してみた。

かつてコタキナバルにて同様の乗り物を楽しんだが、その走破性は草原にぴったりの乗り物だ。デコボコ道や荒れ地、ちょっとした岩場などをものともせずに進む様はなんとも心地よい。水たまりや段差に自ら飛び込みたくなるのだ。

これらは内燃機関で走るので、排ガスが出る。そう考えると草原でこれらを乗り回すのは悪いことのようにも思えるが、それでも抗いがたいほどの魅力がある。上海に来て以来、すっかりモータースポーツから遠ざかっていたが、また自由に走り回りたいとの想いが強くなってしまったようだ。
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by sangyuan | 2007-08-07 01:00 | 観光情報
 
本格クレープの店 (BLUE CHAIR)
クレープといえば甘いおやつのイメージがあるが、その原型はブルターニュ地方の郷土料理だ。

そば粉、水、塩などを混ぜて寝かした生地を鉄板で薄焼きにし、肉や魚介、チーズ、野菜を乗せて、折り込むようにして完成だ。これらが宮廷料理に取り入れられた際に、そば粉は小麦に変更され、水と塩だけだった生地に牛乳やバター、鶏卵、砂糖などが加えられて今の形になった。

現在では原型の郷土料理はガレット、小麦を使った甘いおやつはクレープと称されている。

バナナとアイスクリームのクレープ:クリックで拡大
ふわっと歯切れのよい生地に、各種トッピングが嬉しくなる
そんなフランス生まれのクレープやガレットを100種類以上取りそろえているというカフェが、襄陽南路沿いにてソフトオープンした。

フレンチカフェにアジアンテイストをミックスした空間は、どこかベトナムを思わせる雰囲気だ。それもそのはず、こちらはベトナミーズカフェのSAIGON BLUE の姉妹店で、同じデザインの椅子やテーブル、小物類が使われていた。

メニューは生クリームやフルーツ、アイスクリームなどをトッピングしたクレープ・シュクレ(砂糖味のクレープ)と、ハム、チーズ、野菜などを包み込んだクレープ・サレ(塩味のクレープ:ガレット)に大別される。毎日手作りのデリメニューも豊富で、キッシュなどがショウケースに並んでいた。

バナナジャムの乗ったクレープは生地とトッピングのバランスが秀逸で、口中に広がる甘みが心地よい。ベーコン、チーズ、玉子などをたっぷり詰め込んだガレットは、その中身もさることながらそば粉を使った生地が絶妙だ。旨い食べ物に会話も盛り上がり、ついつい長居してしまった。

ランチやカフェ、そして夜はバーとして、今後は様々なシーンで利用することになりそうだ。

 

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BLUE CHAIR Cafe-Crepes-Galerie
種別 カフェ&バー(クレープ、ガレット、デリ)
住所 上海市徐匯区復興中路1255号 (復興中路 x 襄陽南路、交差点を南)
営業 11:00~26:00
電話 021-6466-0482
交通 公交 汾陽路(96路)、襄陽南路(327路)ほか
予算 バナナとアイスクリームのクレープ 52RMB / ベーコン、チーズ、キノコのガレット 65RMB
言語 中国語 / 英語 / 日本語(未確認)
菜単 中国語 / 英語 / 写真なし
備考 併設のギャラリーで実際に使われている食器や、家具などを購入可能
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by sangyuan | 2007-08-06 01:00 | 街角グルメ
 
騎馬で大草原をゆく
大草原の朝は早い。

暖かなゲルから一歩踏み出すと、外はひんやりと冷たい空気。うっすらともやのかかった草原もまた、なかなか趣深い風景である。朝の散歩を終え、揚げマントウや臓物のスープなどで簡素な朝食を済ませたぼくたちは、大草原を満喫すべく馬に乗って草原を散策するツアーに参加した。

草原をゆく:クリックで拡大
遙か彼方を見つめながら、騎馬隊は草原をゆく
宿営地の近くでは、多数の馬がのんびり草を食んでいる。好みの馬を選んでおっかなびっくり乗り込んだら、いよいよ大草原へと出発だ。

出発前に簡単な乗馬法のレクチャーがあるものだと思っていたのだが、現実は乗りながら自らで習得するしかない。手綱を引いてくれる人もいなければ、曲がり方も判らない。大きく隊列を外れると、スタッフが馬を追い立て列に戻す。

はじめは辺りの風景に目をやるどころではなかったが、少しずつ景色を楽しむ余裕も生まれた。なだらかな起伏の草原は徐々にその姿を変えていくが、その果てがどこにあるのかはここからでは判別することができない。その雄大な自然の姿に、自らの心までもが広がっていく気がした。

それにしても乗馬というのは、思ったよりも体力を使う。腰を浮かすようにして乗るのは太ももに負担がかかるし、前後左右に揺れ動く馬上で上半身を安定させるには、常に腹筋がフル稼働となる。健康器具のジョーバではないが、なるほどただ乗っているだけで腹筋運動ができそうだ。

丘の上の小さなほこら:クリックで拡大
どこか神聖な雰囲気のほこら
そろそろ疲労がピークに達した頃(といっても40分くらいしか乗っていない)、1軒の民家にて休憩することとなった。すっかりガニ股になってしまった足と、擦れて痛み出した尻をさすりながら、暖かいモンゴル式ミルクティーと茶菓子を頂く。猫と戯れたり、民族衣装を着た人と記念撮影をしたり、のんびりした時間が流れる。

休憩中、別料金を支払うことで全力疾走を体験させて貰えるという。せっかくの機会だからとお願いしたのだが、これがなかなか怖かった。高さ1メートル50センチ程度の不安定な馬体の上で、2本の足と手綱を持つ手だけが頼り。下から突き上げられるような振動に何度も放り出されそうになりながら、草原を全力疾走で駆け抜ける。戻ったころには、恐怖で笑いが止まらなかった

宿営地への帰り道は別ルートだ。途中、小高い丘の上に立つ、小さなほこらに立ち寄った。積み上げた石の上に枯れ木を突き刺し、青と白の布が至る所に巻き付けられている。どんな意味があるのかは判らないが、おそらくここが神聖な場所であろうことだけは見て取ることができた。

ぼくらは小さなほこらに向かい、旅の平穏と、この豊かな草原がいつまでも続くことを祈った。
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by sangyuan | 2007-08-05 01:00 | 観光情報
 
辛いものを食らう会 (黒三娘)
今年の3月に『辛いものを食らう会』という団体を結成した。

これは、辛いものが大好きだけれど、いっしょに食事する友人やパートナーに遠慮して、ついつい辛さ控えめの料理をオーダーしてしまう。そんな欲求不満気味な面子を集めて、辛いものが大好きな人同士で遠慮することなく激辛料理をオーダーし、思う存分に汗をかこうという集まりだ。

黒三娘:クリックで拡大
唐辛子などに覆われ、ほじってみるまで料理名は判別不能
第一回の会合は手違いのため残念な結果となったが、今回は入念なリサーチの結果、本格四川料理の黒三娘にて食事会開催となった。

店内に一歩足を踏み込むと、懐かしくも新しい感覚に包まれる。木のぬくもりを感じさせる建物はまるで、古いカンフー映画の舞台のようだ。吹き抜けになった2階席から蹴り飛ばされた悪役が、今にも落ちてきそうな雰囲気であった。

そんな味のある店内で供されるのは、麻と辣が織りなす四川料理の数々。正直なところ辛さのレベルは並より少し辛い程度だが、だからといって物足りなさも感じない。もう少し山椒が効いているとなおよいが、全体的にはバランスの取れた味付けで、参加者全員大満足の夕餉となった。

今後、四川料理を食べたいと感じたときに、重要な選択肢のひとつとなる店が増えたようだ。

 

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黒三娘
種別 中国料理(四川料理)
住所 上海市長寧区安竜路515号 (安竜路 x 仙露路、交差点を南)
営業 9:00~25:30
電話 021-6242-1117
交通 121,127,757路(未確認、駅名不明)
予算 江津夫妻肺片 28RMB / 口水鶏 28RMB / 水煮牛肉 42RMB ほか
言語 中国語
菜単 中国語 / 英語 / 写真あり(一部)
備考 どれをオーダーしても外れなし / ローカルな雰囲気の店内が可愛い
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by sangyuan | 2007-08-04 01:00 | 街角グルメ
 
草原の夜はカラオケバーで
内モンゴルの草原の夜は、静かにまったりと過ぎていくと思っていた。

これが一般の都市への旅行であれば、夜の街を散策することもできるだろう。しかし、草原は右を見ても左を見ても、やっぱり草原である。期待していた満点の星空もなく、ゲルにこもって会話に花を咲かせるか、トランプなどのゲームに興じながら過ごすことになると予想していたのだ。

草原のカラオケバー:クリックで拡大
草原の夜に出現したカラオケバーはなんとも不思議な空間
ところが、我々のゲルとは少し離れた場所にある大型のゲル。ネオン管にて酒場の文字が浮かび上がっているのに気がついた。どうしてこんなところに、そう思いながら近付いてみると、中から大音響で歌声が聞こえてくるのだ。

入ってみると思いのほかしっかりしたバーで、カウンターやソファ席も用意されている。不思議な違和感に悩まされつつも、ぼくらは席に着いた。

草原での酒盛りといえば、ゲルの中で車座になって馬乳酒を酌み交わす。そう思っていたのだが、近年馬乳酒はほとんど作られることがないという。代わって我々に供されたのは、ミルクビールという珍妙な飲み物。さっぱりした発泡酒なのだが、後味は立派なミルクのそれであった。

その他にもコロナビールなども扱っており、ここが草原であることを忘れそうになる。先客の中国人たちと交互にカラオケを歌い、会話に花を咲かせながら、草原の夜は騒がしく過ぎていった。
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by sangyuan | 2007-08-03 01:00 | 観光情報
 
モンゴル式歓迎術
夕暮れの草原にて、歓迎のショウを見せてくれることになった。

まずは草原の何ヶ所かに立てた旗をコースに見たてた草競馬だ。ゲートもなければファンファーレもなく、レースは唐突に始まった。土煙を立てて走り去る馬たちはあっという間に小さくなり、残念ながら迫力がない。ゴールラインも存在せず、勝負は開始時と同じように唐突に終了した。

モンゴル相撲:クリックで拡大
短期間の取り組みだが、終了時にはドッと疲れてしまった
その後も曲乗りなどが披露されたが、観客を魅せるという工夫がなく淡々と行われる。素朴といえば聞こえがよいが、やや物足りなく感じた。エンターテインメントを求め過ぎだろうか?

続いて行われたのは、モンゴル相撲だ。ひとくちにモンゴル相撲といっても、地方によって3種類に大別される。内モンゴルのそれは鋲を打った革ベストを着込み、両手が付くと負けになる。

まずは内モンゴル人同士2組が勝負を行ない、勝ったほう同士が決勝戦となる。細かなルールはわからないが、互いに上体を引き合ったり、足をかけたりとせめぎ合いが続く。最終的には小柄な青年が相手を投げ飛ばし、この日の優勝者となった。原始的だが、故に熱い勝負だった。

続いて観客から参加者を募っていたので、飛び入りで参加する。元柔道家としては負けたくないとは思うものの、日頃の運動不足がたたり身体が思うように動かない。しばらく膠着状態だった試合も、一瞬の隙を突かれて投げられてしまった。負けたのは悔しいが、それでも爽快だった。

モンゴル舞踏:クリックで拡大
力強くも優雅に舞い踊る女性たち
夕飯はゲル型の大食堂にて、羊肉や新鮮な野菜を使った料理が振る舞われる。歓迎を意味する羊の丸焼きが解体され、銀の杯に注がれた酒が次々と振る舞われる。食事は特別美味しいものではなかったが、素材の力を活かした素朴な料理であった。

食後は歓迎の舞いが披露される。本来は草原にてキャンプファイヤーを焚きながらの予定だったが、残念ながら外はあいにくの雨。食事用テーブルを片付け観客たちが車座になると、きらびやかな衣装に身を包む男女がステージ中央に進み出る。ある者は舞い、ある者は歌い、ある者は民族楽器を奏する。演出らしい演出はなかったが、この素朴さが逆によいのかもしれない。過剰な演出にかき消されることなく、歓迎の意が伝わってきたから。

歓迎の舞台が終わってゲルを出ると、雨はいつの間にか上がっていた。微かに湿気を含んだ冷えた空気が、火照った頬に心地よい。残念ながら期待していた満点の星空は見られなかったけれど、空にはぽっかり白い月が浮かんでいる。明日はきっと晴れる、そんな気がした夜だった。
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by sangyuan | 2007-08-02 01:00 | 観光情報
 
妻の帰国と誕生会 (オバルタン)
妻が実家に帰ってしまった。

上海に拠点を移したとはいえ、日本でやらねばならない事務手続きがなくなるわけではない。必要に応じて、妻にお願いして帰って貰うことになる。できればふたり揃って一時帰国したいものだが、仕事もあるし飼い猫もいるのでそうもいっていられない。しばらくは寂しいひとり暮らしとなる。

オバルタンのホルモン:クリックで拡大
炭火の上でもうもうと煙をあげる丸腸が食欲をそそる
結婚前はなんとも思わなかったひとりの食卓も、今ではすっかり寂しく感じるようになった。それなら仲間を集めてわいわい騒ごうと、食事会を設定する。ちょうどひとりが誕生日を迎えたばかりなので、シークレット誕生会の名目とした。

会場に選ばれたのは韓国焼き肉のオバルタン。韓国を訪れるツアーの指定店舗だというこちら、上海市内にも2店舗を展開している。

ゆったりした個室に通されると、テーブル上に次々と小皿が並ぶ。韓式レストランではお馴染みの光景だが、いつ見てもお得感で嬉しくなる。ホルモン専門店と聞いて期待していたのだが、メニューを開くと丸腸と上ミノの2種類しかないことに驚いた。ハツもあったが、切らしているという。

肉はすべて店の服務員たちが焼いてくれるので、我々は小皿料理をつつきながら談笑しているだけでよい。丸のままの小腸を炭火であぶると、中からは脂がどんどんにじみ出して炭火の上に落ちていく。この煙が肉を適度に燻すことで、なんともいえない香ばしい風味をまとうことになる。

集合写真
祝う側も、祝われる側も笑顔になれる誕生日が好きだ
お好みで甘辛いタレをつけて、口の中に放り込む。ホルモン独特の歯ごたえを感じながら噛みしめると、口中にジュワッと甘い脂があふれ出し嬉しくなる。余韻を感じたまま白飯をかき込み、グイグイと飲み込むのは快感であった。

食事も一段落したところで、用意しておいたケーキを取り出してハッピーバースデー! 誕生日のかおりんちょさんも、喜んでくれたようだ。

最後はみんなで記念撮影を行い、この日は解散となった。いっぱい笑って、いっぱい食べて、とても楽しい会となった。ホルモンの種類が少なかったのは残念だが、料理も美味しく接客態度も悪くない。またホルモンが食べたくなったら、こちらのお店を訪れてみたいものである。

 

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オバルタン / 偶巴尓壜
種別 韓国料理(焼き肉、その他)
住所 上海市徐匯区宛平南路404号 (宛平南路 x 斜土路、交差点を南)
営業 11:00~23:00 / ランチ営業は土日のみ(時間は要問い合わせ)
電話 021-6280-2710
交通 公交 斜土路(44,50,303,864路)ほか
予算 丸腸 68RMB / 上ミノ 88RMB / 味付きカルビ 88RMB ほか
言語 中国語 / 韓国語
菜単 中国語 / 韓国語 / 写真あり
備考 ホルモン類の品揃えは少ない / ホルモン注文でピッチャー(ビール)プレゼント
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by sangyuan | 2007-08-01 01:00 | 街角グルメ


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