excite 支店 (shanghai55.exblog.jp )

ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
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のんびりティータイム (Arugula)
真夏日の散歩はちょっと遠慮したいが、時間があるときは徒歩で移動したいと考えている。

バスやタクシーでは一瞬で過ぎ去っていく街並みも、のんびりとそぞろ歩けばいろいろな発見がある。注意を引かれれば立ち止まったり、気まぐれに方向転換してみたり。そうして普段は見過ごしていた素敵な店や、変わったものを見つけたりすると、思わず笑みがこぼれてしまうのだ。

カフェ:クリックで拡大
カフェで過ごすのんびりした時間
先日、プラタナスの並木が美しい復興路を散策中に、以前は気付くことなく通り過ぎていた、とても居心地のよい店を発見した。

ルッコラの英語名であるアルグラを店名に冠したこちらは、イギリス帰りの上海人女性オーナーがオープンさせたコンチネンタル料理の店。路地裏へと足を踏み入れると、石畳のエントランスとオレンジ色の壁の、可愛らしい雰囲気の建物が視界に飛び込む。

白壁の店内はゆったりと落ちついた空間。1階は2~4名での食事に最適なテーブル席となっている。壁にはスピリッツのボトルやワインセラーも。2階はガラリと雰囲気が変わり、ソファを主体とした居心地のよい空間。3階は屋根裏的な雰囲気が面白い。

2階のソファ席はまるで、友人宅のリビングを訪れたようなくつろぎの空間だ。オーナーのセンスのよさが感じられる家具や小物に囲まれて、雑誌を片手にティータイムを楽しんでいると、時間が過ぎるのを忘れてしまいそうになる。この雰囲気を楽しみに、今度はディナーに訪れてみたい。

 

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Arugula
種別 カフェ・レストラン(コンチネンタル)・バー
住所 上海市徐匯区復興西路49弄2号 (復興西路 x 鳥魯木齋中路、交差点を西)
営業 10:00~23:00
電話 021-6433-8577
交通 地鉄1号 常熟路 / 公交 淮海中路(93路)ほか
予算 コーヒー 25RMB / ペリエ 35RMB / ペパーミントティー 30RMB ほか
言語 英語 / 中国語
菜単 英語 / 写真なし
備考 小区の入り口から入ってすぐの戸建て、オレンジの壁が目印
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by sangyuan | 2007-08-30 01:00 | 街角グルメ
 
ぼくのものさし (GRAND CAFE)
人間というものは、ついつい比べてしまう生き物のようだ。

たとえばBという人物がいたとする。Bは頭脳明晰で運動も得意、そのうえ性格もよいとする。ところがBの隣に、Aという人物がやってきた。彼はBよりも賢く、スポーツ万能、性格も文句のつけようがないとしたら、今まで凄いと思っていたBが、なぜか今までより見劣りしてしまうものである。

ホットチョコ:クリックで拡大
サービスも雰囲気も一流ではあるのだが……
先日、金茂ビルに登った話を書いたが、あれには裏話がある。じつはぼくたち、あの前日にも金茂を訪れていた。しかし時間が遅かったので、展望台はすでに営業時間外であった。

せっかく浦東まで足を伸ばしたのだからと、87階のラウンジcloud9も訪ねたのだが、子供連れでは入れてもらえない。そこで仕方なく訪れたのが、54階にあるGRAND CAFEである。

絶対的な視点で見れば、GRAND CAFEもよい店である。グランドハイアット内の店だけあってサービスは行き届いているし、雰囲気だって悪くはない。窓の外には浦東の夜景が広がり、極上の夜を演出してくれていた。もしここがビルの最上階であれば、きっと文句は出なかっただろう。

だが、人間は比較してしまう生き物のようだ。絶対的な視点でみれば54階からの眺望は十分に凄いのだが、このビルが88階建てだと思うと見劣りしてしまう。54/54と54/88では、同じ高さでも価値が異なる気がするのだ。すべての人がそう見るとは思わぬが、少し可哀想に思った。

ぼくが語る料理の話もこれと同じだろう。絶対値がどんなに高い料理でも、これまで食べた同じ皿とつい比較してしまう。そう考えれば、ぼくのいう語る『旨い、不味い』は所詮、ぼくの経験の中での相対値なのである。人それぞれ違うものさしでの批評に、果たして意味はあるのだろうか。

 

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GRAND CAFE
種別 カフェ・レストラン
住所 上海市浦東新区世紀大道2号 金茂大厦54F (世紀大道 x 銀城中路、交差点付近)
営業 24時間営業
電話 021-5047-1234 Ext.8778
交通 地鉄2号 陸家嘴 / 公交 陸家嘴地鉄站(81,583,774,797,870,971,973,985路)
予算 レモンソーダ 50RMB / アイスチョコ 50RMB / ホットチョコ 50RMB
言語 中国語 / 英語
菜単 中国語 / 英語 / 写真なし
備考 サービスチャージ(15%)が必要
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by sangyuan | 2007-08-29 01:00 | 日々雑感
 
オブジェのある空間 (LIFE HUB)
道ばたに佇んでいるオブジェが好きだ。

上海の街を歩いていると、あちらこちらで奇妙なオブジェを見かけることがある。なんでこんな場所にと思わせるようなところに、不意にその姿を現すのだ。それらは可愛かったり、妙に生々しかったり、常人には理解不能だと思わせる奇怪な姿だったりと様々で、路上に華を添えている。

モール内のオブジェ:クリックで拡大
思わず持ち帰りたくなる可愛さ
先日、上海の北エリアにある大寧国際商業広場を訪れた。

こちらは昨年の秋にオープンした大型のショッピングモールで、5.5万平方メートルの敷地にアミューズメント、ファッション、家電店、飲食店、映画館、スーパー、アウトレット、さらにはホテルまでもを詰め込んだ、タウンスタイルの巨大商業施設である。

それにしても、よくぞここまで詰め込んだものだ。お昼時にここを訪れてランチを取り、ショッピングを楽しみ、疲れたらカフェで休憩。その後は映画を見て、夕ご飯を。食後はカラオケまたはバーでお酒をたしなみ、最後はホテルで宿泊と、ずっとこの場で過ごすことも可能である。まぁ、そんな人はいないだろうが。

そんな巨大ショッピングモールでぼくがもっとも気になったのが、施設のあちこちに立っているオブジェたち。一見すると犬のような身体に、なが~い脚。足首から下はブーツのようになっていて、その上にとぼけた表情のかぶり物をしたヒトが乗っている。そして、彼らの足もまた長い。

赤、青、黄色と3色を確認したのだが、それぞれ乗っているヒトのポーズが違う。高さ2メートル以上あるので持ち帰ることはできないが、これのミニチュアサイズが売っていたら迷わず買ってしまいそうだ。その他の種類のオブジェもあるので、買い物ついでに探してみてはいかがだろうか。

 

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大寧国際商業広場 / LIFE HUB @ DANING
種別 ショッピングモール
住所 上海市閘北区共和新路1868-2008号 (共和新路 x 大寧路、交差点付近)
電話 021-6630-0066
交通 地鉄1号 延長路
備考 敷地内には至るところに様々なオブジェが飾られている
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by sangyuan | 2007-08-28 01:00 | 日々雑感
 
本物にはなれない (棗子樹)
中学生のころ、ダークスーツにサングラスという異様ないでたちをしていた時期がある。

映画『ブルースブラザーズ』のふたり組に憧れてのことだが、今思えばかなり恥ずかしい過去だ。当時柔道部だったぼくは坊主頭だったので、どう見ても少年院帰りのチンピラか、さもなくば葬式帰りだろう。格好だけをいくら似せてみたところで、どう頑張っても本物にはなれないのである。

精進料理の数々:クリックで拡大
美しく盛り付けられた料理がテーブルを埋め尽くすが……
この日、友人の誘いを受けて、精進料理の棗子樹を訪れた。肉や魚介、玉子などの動物性蛋白質不使用を謳い、酒やタバコもご法度という、健康に留意したコンセプトレストランである。

殺風景なほどシンプルな店内には、装飾の類は見られない。唯一、店の入り口に掲げられている『素吃早(早く精進料理を食べる習慣をつけよう)』の書だけが、強い主張を放っていた。

メニューはすべて野菜や大豆加工品などを使ったもので、『不許葷酒入山門』の精神と同じくニンニクなど匂いの強いものも不使用だ。材料には精進肉、精進蝦と記載されており、見た目だけでなく食感までもを再現した食材を使っている。外見だけなら、いわれなければ気づかないだろう。

ただし、実際に口にしてみると姿形は似ていても、所詮はニセ物だということに気付く。味や食感の再現もかなり頑張っているし、その工夫は買うのだが、やはり本物には一歩及ばないのだ。面白くはあるけれど、最終的に美味しくないとしたら、それは料理としては失敗作ではなかろうか。

肉や魚を禁じられている人がこれを食べたなら、懐かしい味にむせび泣くというよりも、本物に対する欲求がより強まってしまいそうな気がする。野菜には野菜本来の、味わいや使い方がある。別分野の模倣ではなく、野菜本来の旨み追求し、引き出す方向を目指すべきだとぼくは思う。

 

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棗子樹 (古北店)
種別 中国料理(創作精進料理)
住所 上海市長寧区黄金城道848号 古北新区内 (黄金城道 x 古北路、交差点を西)
営業 11:00~22:00 (21:30ラストオーダー)
電話 021-6275-1798
予算 精進焼き豚 18RMB / 魚香素絲 24RMB / 香煎土豆餅 18RMB
言語 中国語
菜単 中国語 / 英語 / 日本語 / 写真あり
備考 肉・魚介・玉子を使わない精進料理店 / 店内は禁煙・禁酒(アルコールなし)
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by sangyuan | 2007-08-27 01:00 | 街角グルメ
 
異世界への扉 (キダム)
ぼくがまだ小学生のころ、地方都市に巡業に訪れた小さなサーカスを観に行った。

炎天下の空き地に立てられたテントに空調はなく、内部はサウナのごとき灼熱地獄だった。そんな劣悪な環境下で文字通り手に汗握りながら、空中ブランコや動物たちのショウに歓喜と賞賛の声をあげた。あの灼熱のリング(ステージ)は、幼少のぼくにとって異世界へ続く扉だったのだ。

CIRQUE DU SOLEIL - QUIDAM:クリックで拡大
まもなく舞台は幕を開ける、期待高まる瞬間だ
あれかれ二十数年の時を経て、ここ上海の地から再び異世界へと旅立つ機会を得た。世界中を熱狂させたという芸術集団シルク・ドゥ・ソレイユの上海初公演、QUIDAM(キダム)だ。

地鉄の上海科技館駅から流れに沿って歩くと、ビックトップと名付けられた大型のテントが視界に飛び込んでくる。内部は空調、音響、照明完備の大空間で、とても即席とは思えなかった。

やがてひとりのクラウンと、数人の白ずくめがステージに登場し、舞台は幕を開けた。アクロバットの技術は上海雑伎のほうが上のようにも思えるが、だからといってキダムがつまらないわけではない。まるでミュージカルのようなストーリー仕立ての舞台は、とてもアーティスティックだった。

不可思議な衣装に身を包むキャストがときには官能的に、ときには幻想的に、身体能力の限界に挑む技の数々を繰り広げる。それは凄いというよりも、美しいという形容がよく似合う。観客は固唾を飲んだり、うっとりしたり、腹を抱えて笑ったりと、キダムの世界に引き込まれていった。

深い満足感に包まれながら、サーカスは今も我々を異世界へと誘う扉なのだと感じたのだった。

 

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QUIDAM -CIRQUE DU SOLEIL- / 神秘人 -太陽馬戯-
種別 エンターテインメント・サーカス
会場 上海市浦東新区世紀大道 太陽城堡 特設会場
日時 2007年6月28日~8月26日 19:30~22:00 (土日は日中公演もあり)
票価 150, 360, 680, 880, 2000RMB
備考 カナダのエンターテインメント集団が上海に初上陸
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by sangyuan | 2007-08-26 01:00 | 観光情報
 
祭りの空気 (花園広場夏祭り)
遠く低く流れる祭ばやし、焦げたソースや綿菓子の甘い匂い、そして打ち上げ花火。

そんな日本の夏祭りを彷彿とさせてくれる、上海ガーデンプラザの夏祭りに、今年も参加させてもらった。住民サービスの一環だというが、こうして外部の人間にも開放してくれているのがありがたい。まだ明るいうちから祭りの会場へと赴いたのだが、すでに多くの人たちで賑わっていた。

夏祭りの情景:クリックで拡大
モウモウと煙を上げる屋台は、見ているだけで嬉しくなる
メイン会場となる広場には、屋台が立ち並んでいる。市内の飲食店が出店しているのだが、その交渉・誘致を行なったのがぼくの友人だ。

焼きそば、焼き鳥、お好み焼きなどの定番に混じって、インドやベトナム、タイ料理、さらにはフレンチやイタリアンなどインターナショナルな屋台が並ぶ。その多くは友人と共に訪れたことのある店で、ぼくも一役買ったようで嬉しくなる。

会場を歩いていると、たくさんの人たちと会うこともできた。初めましての人、しばらく会ってなかった懐かしい人との再会、つい先週も会ったばかりの友人など様々だ。祭りの会場で出会って、別れて、また会って……。なんだか人生の縮図を見ているような、ちょっと不思議な感覚であった。

この日は友人と食事の約束があったので、残念ながら最後の花火を見ることは叶わなかったけれど、祭りの雰囲気を楽しむことはできた。願わくば来年もこうして、多くの友人らといっしょに、祭りの空気を味わうことができたらなと思いながら会場をあとにする。空には月が光っていた。

 

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第5回 上海ガーデンプラザ夏祭り 2007
種別 夏祭り(露店、ライブ、花火など)
会場 上海市長寧区虹橋路2489弄200号 上海ガーデンプラザ内
日時 2007年8月25日 17:00~21:00
電話 021-6268-0808
受付 南区2号門
備考 日本の夏祭りを上海にて再現!
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by sangyuan | 2007-08-25 01:00 | 日々雑感
 
懐かしの弁当 (柿安)
弁当というのは、なかなか奥が深いものだ。

あの小さな空間に様々な料理を盛りつけて、基本的には冷めたまま食べる。フタを開ける直前の高揚感と、中身を目にしたときの嬉しさは格別ではないだろうか。そういう意味ではコンビニの弁当はフタが透明なので、弁当にとって大切なフタを開ける喜びが感じられないように思うのだ。

日替り弁当:クリックで拡大
いろいろなおかずが彩り豊かに並ぶのが嬉しい
先日、ランチタイムに日本料理の柿安を訪れた。柿安といえば創業150年を越える老舗で、現在では多彩なレストランや惣菜事業を展開している。デパ地下グルメとしてもお馴染みだが、ここ上海にも日本料理店をオープンさせた。

エレベータを出ると、広々としたエントランスが広がっている。大理石風フロアは100人規模を収納可能で、その内装は日本料理らしくない。

ランチメニューはカレーやハンバーグ、小鍋のしゃぶしゃぶやすき焼き、各種麺類など何でもありだ。高級オーダービュッフェだそうだが、どちらかというとファミレス的なイメージだった。懐かしい雰囲気にあれもこれも食べたくなるが、日替り弁当というのが気になったのでオーダーしてみた。

フタを取られた状態で運ばれてきたのは残念だが、それでも様々なおかずが色とりどりに並ぶ様は嬉しくなる。天ぷらとごはん以外は冷たいままだが、それもまた弁当らしくてよい。味に関してはファミレスの域を出ないものの、久々に食べる弁当は懐かしい雰囲気を味わせてくれた。

 

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柿安
種別 日本料理(しゃぶしゃぶ、総合)
住所 上海市盧湾区淮海中路398号 世紀巴士大厦3F(淮海中路 x 淡水路、交差点付近)
営業 11:00~14:30 / 17:00~23:00
電話 021-6387-1778 / 021-6387-1779
交通 地鉄1号 黄陂南路 1号口
予算 日替り弁当 50RMB / カレーライス 38RMB / カニ北海丼 98RMB (ランチメニュー)
言語 日本語 / 中国語
菜単 日本語 / 中国語 / 写真あり
備考 180元でオーダービュッフェあり
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by sangyuan | 2007-08-24 01:00 | 街角グルメ
 
アテンドに困ったら (鴨王)
一般的な日本人にとって、北京ダックはかなり高価な食べ物だろう。

ただし、これは日本に於いての話で、中国では比較的安価に食すことができる。上海に来たばかりのころは感激して何度も食べに行ったものだが、冷静になってみると通うほど旨いものでもないと気がつく。気軽に食べられるようになると、ありがたみも薄れるらしい。我ながら現金なものだ。

華麗な手さばき:クリックで拡大
華麗な包丁さばきで丸裸にされる鴨
そんなわけで自ら好んでダックを食べに行くことはなくなったけれど、日本からの客人をもてなすときには非常に役立っている。

先に述べたように日本では高価なダックが安価で食べられるし、目の前で切り分けてくれる様は見た目でも楽しむことができる。中国初心者を連れて行くと、かなりの確率で喜んでくれるのだ。

この日、姪に喜んで貰おうと訪れたのは、全聚徳と人気を二分する北京ダックの鴨王だ。ぼくが中学生のころ。外食する家庭ではなかったので、中華といえば母の作る麻婆豆腐か酢豚くらいだった。ところが彼女は本場で北京ダックである。ちなみに翌日はDa Marcoでイタリアンだったが、ぼくが中学生のころは(以下略)。

と、少々ひがみっぽくなってしまったが、若いうちからいろいろ経験するのはよいことだろう。他の料理をつついていると、やがてトレーに乗せられた焼きたてのダックが登場する。専門の職人が包丁一本を使って、手際よく切り分けていく。ナツメ色のダックは、あっというまに丸裸となった。

カリカリの胸皮に、まずは砂糖をつける。パリンと弾ける皮からジュワッと脂がにじみ、砂糖の甘さとともに広がっていく。続いてセイロから熱々の包餅を取り出し、鴨皮、白髪ネギ、細切りのキュウリを包む。甘味噌をつけて頬張れば、口中にダックの脂とネギの爽やかな甘さが広がった。

姪も喜んでくれたし、たまに食べると意外と旨い。アテンドに困ったら、北京ダックで決まりだ。

 

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鴨王 烤鴨大酒店(静安店)
種別 中国料理(北京ダック、その他)
住所 上海市静安区江寧路77号 (江寧路 x 奉賢路、交差点付近)
営業 11:00~23:00
電話 021-6271-1717
交通 公交 陜西北路(20,37,148,921路)、江寧路(23,112,935路) ほか
予算 北京ダック 168RMB / 芥菜豆腐獅子頭 28RMB / 可楽山辣子鶏 18RMB ほか
言語 中国語 / 英語
菜単 中国語 / 英語 / 日本語 / 写真あり
備考 民族衣装の小姐と2ショット撮影可
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by sangyuan | 2007-08-23 01:00 | 街角グルメ
 
フランスからきたパン屋 (PAUL)
パンを愛する人たちにとって、上海で美味しいパンを見つけるのは至難の業だ。

千賀屋などはなかなか旨いパンを食わすが、残念ながら我が家からはアクセスが悪いので滅多に食べることはない。けっきょく近場の久光地下で、ヤマザキのパンに甘んじるのが現状である。

PAUL 外観:クリックで拡大
まるでパリの街角のような、お洒落な雰囲気が漂っていた
そんな現状を打破してくれるかもしれない、ベーカリーが上海に上陸した。ワールドフランチャイズのカフェとパンを提供する、フランスの老舗PAULである。今回紹介するのは新天地店だ。

上海2号店となるこちらは、西洋の香り漂う新天地の入り口に建つ。周りの雰囲気や客層と相まって、まるでパリのブーランジェリーがそこに現出したかのようだ。石造りの店舗も可愛らしい。

店内に入ると「ボンジュール」と声をかけられる。ショウウィンドウ側の棚には各種ハードタイプのバゲット類が並べられ、ショウケース内にはタルトやマカロン、デニッシュなどが並ぶ。店内はかなりの大混雑だが、中国人は冷やかしが多いのか、値段を一瞥して出て行く客が多かった。

店前のテラスで食事も可能だが、この日は自宅用にクロワッサンとブリオッシュ、タルトを3種類購入した。クロワッサンはバターの風味がしっかり効いていて、なかなか旨い。フワッと軽いブリオッシュは、やや力不足だ。妻は好きだといっていたタルトも、ぼくにはどうも甘すぎる気がした。

商品によって当たり外れもあるようなので、次回は同店の神髄であろうバゲットを買い求めたい。

 

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PAUL(新天地店)/ 保羅貝香(新天地店)
種別 ブーランジェリー&カフェ
住所 上海市盧湾区大倉路181弄17号楼1座 (大倉路 x 馬当路、交差点を東)
営業 6:30~2:00
電話 021-5306-7191
交通 地鉄1号 黄陂南路 徒歩8分 / 公交 重慶南路(781,932路) ほか
予算 BRIOCHE 26RMB / CROISSANT 9RMB / TARTELETTE CHOCO 28RMB ほか
言語 フランス語 / 英語 / 中国語
備考 食事もできますが、休日は行列は覚悟する必要あり
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by sangyuan | 2007-08-22 01:00 | 街角グルメ
 
上海上空いらっしゃいませ (金茂大厦)
まだ出張者としてこの街を訪れていたころ、浦東の東方明珠塔に登ったことがある。

どうせ登るならいちばん高い場所までと、100元のチケットを買って地上350メートルの展望台を訪れた。しかし、薄汚れた窓の外には安全のための鉄枠が大きく張り出し、おまけに下界はガスに包まれてよく見えない。かなり狭い展望台はすし詰め状態で、あまりよい想い出がなかった。

外灘の夜景 from 金茂大厦:クリックで拡大
まるで空中遊覧のように、上から視点で外灘を一望
そこでお勧めしたいのが、金茂大厦にある空中展望台だ。金茂大厦は高さ420メートル、現時点では世界で4番目に高いビルだ。88階に大展望台、53階から87階はホテル(グランドハイアット)、その他のフロアにはオフィスやレストランなどが入る、メガストラクチャーである。

展望台(340メートル)には地下1階にある専用高速エレベータにて、あっという間に到着する。

展望フロアから窓の外に広がる景色は圧巻。上海のシンボル、東方明珠塔や外灘の夜景が眼下に広がっている。まるで光の粒を振りまいたかの風景は、美しいの一言だった。そしてもうひとつの見所がビルの内側。高さ152メートルもある、グランドハイアットの巨大アトリウムは必見だ。

ところで金茂の高さは420メートルであるのに対し、最上階の展望台の高さは340メートルしかない。避雷針などの高さも含むのだろうが、それにしたって差が大きすぎる。噂によればVIPしか入れない、特別展望室が存在するのだとか。もしそうなら、そこからの夜景も見てみたいものだ。

 

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金茂大厦 観光廳(展望台)
種別 夜景スポット
住所 上海市浦東新区世紀大道2号 金茂大厦88F (世紀大道 x 銀城中路、交差点付近)
営業 8:30~21:00
電話 021-5047-5101
交通 地鉄2号 陸家嘴 / 公交 陸家嘴地鉄站(81,583,774,797,870,971,973,985路)
予算 70RMB (身長120cm以下は割引あり)
備考 東方明珠塔を含む外灘の夜景が一望の下に!
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by sangyuan | 2007-08-21 01:00 | 観光情報


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