excite 支店 (shanghai55.exblog.jp )

ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
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茶壷をそだてよう (紫砂器)
ひと月前に宜興で入手した茶器を紹介するといったまま、今の今まで忘れてしまっていた。

以前から締め切りに追われないと動き出せないタイプなので、期限がなければ放置状態だ。
これではいかんと事あるごとに思うものの、思うばかりで改善されてないのが現状である。

そんなわけで今さらの感はあるものの、宜興で買った紫砂の茶壷と茶杯を紹介させて頂く。

茶壷は黒光りするきめ細かな肌を持つもので、ぷっくりとした丸みを帯びた様子が愛らしい。
水切れもいいし、フタと茶壷の精度もぴったりで、値段を考えればまずまずの品だろう。

茶杯は竹を模した造りになっており、大きさも手頃で今ではすっかり愛用の品となっている。

紫砂茶壷:クリックで拡大 紫砂茶壷:クリックで拡大 紫砂茶壷:クリックで拡大 紫砂茶壷:クリックで拡大

これら紫砂陶器を使用する前にはまず、土粉や土の匂いを取るためのならしが必要となる。

まずは洗剤を使わずに古い歯ブラシなどでよく洗い、茶葉を入れた鍋で1時間ほど煮込む。
これをひと晩ほど浸け込んでおき、冷水で洗ってから自然乾燥させればならしは完了だ。

丁寧に使い込まれた紫砂は、美しい光沢がかかり茶器自体がほんのりと香るようになる。

ぼくは岩茶が好きなので、今回手に入れた茶器は岩茶専用としてじっくり育てることにした。
TEAsiaにて入手した大紅袍は何煎でも岩韻が続き、茶壷へ少しずつ香りを移してくれる。

今後、どのような艶と岩茶の甘い香りを身に付けていくのか、成長が楽しみな茶器である。

紫砂茶壷:クリックで拡大 紫砂茶壷:クリックで拡大 紫砂茶壷:クリックで拡大 紫砂茶壷:クリックで拡大

さて、ここでもうひとつ紹介せねばならないのが、同じく宜興で作った手作りの紫砂茶壷だ。

焼成の段階で割れることもあると聞いていたが、どうやら無事に焼き上がってきたようである。
出来あがりは正直、納得いくものではなかったので恥ずかしいのだが、約束なので公開する。

紫砂器は通常、光沢のあるなめらかな表面なのだが、手作りの持つ素朴さを強調してみた。

わざと形をいびつに歪めてみたり、表面を粗削りにして、手びねりによる作陶風を心がけた。
だが、現実には味があるというよりは、手抜きによる粗雑な雰囲気にしか見えないようだ。

基本を無視して応用に進んでも、あまりよい結果は得られないという教訓を残すこととなった。


なお、これらの紫砂器は宜興まで行かずとも上海市内で買えるが、初心者には敷居が高い。
鑑定眼を持たないとニセ物を掴まされかねないし、本物だとしても相場が判りにくいのだ。

そこでお勧めしたいのが日本人店長のいる、中国茶のブティックと銘打つTEAsiaである。

店長自らが選んだ特選の茶器や、質にこだわって仕入れた茶葉を懇切丁寧に説明してくれる。
来週末よりオープン半周年記念の茶器販売を行なうそうなので、この機会にぜひ利用したい。

 

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TEAsia (ティージア) -Chinese Tea Boutique-
住所 上海市盧湾区長楽路55号(長楽路 x 重慶路、地図
営業 11:00~21:00 (水曜定休)
電話 021-5383-8173
交通 地鉄2号 黄陂南路 徒歩8分 / 公交 重慶南路(02,146,920,926,945路)徒歩5分
価格 喬木古樹茶(プーアル餅茶) 120RMB / 黄金桂 35,65,200RMB (小,大,特大)
言語 日本語 / 英語 / 中国語
備考 開店半年記念セール 2006/9/9~9/17まで
網址 http://teasia.googlepages.com/home
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by sangyuan | 2006-08-31 23:00 | 街角グルメ
 
生食の文化 (蘭王)
『検卵員』という職業をご存知だろうか?

文字通り卵(鶏卵)を検査する人員で、日本全国で数千人がこの重要な職業に就いている。
彼らは透過光を利用した目視により、鶏卵が正常卵なのか食用不適卵かを判定するのだ。

これらの選別や卵殻の殺菌処理などを経て、安全に生食可能な鶏卵が市場へと出まわる。

こうして可能となる鶏卵の生食は世界でも希有であり、日本独自の食文化だといえよう。
中国の生卵は危険だといわれるが、むしろ生食可能な卵のほうが世界的に見て珍しい。

いくら我々が文句をいってみたところで、そもそも生で喰う必要性を中国人は感じないのだ。

蘭王:クリックで拡大 蘭王:クリックで拡大 蘭王:クリックで拡大

それでは上海在住の日本人は、我が国独自の食文化を諦めるしかないのであろうか?

至高のソウルフードであるたまごごはんや、適度な加熱が甘味をもたらす釜玉うどんを。
さらには親子丼などの半熟卵までも封じられるとしたなら、これほど辛いことはない。

我々日本人はもはや、鶏卵の生食なくしては生き長らえない民族なのである。(やや誇張)

しかし、上海でもわずかながら生食可能な卵は提供されており、ぼくも身をもって体験した。
緑色食品を謳うローカル卵は意外と大丈夫であるし、蘭王と呼ばれるブランド卵も安心だ。

ただし、これらの商品でも鮮度が悪いものが混じっているし、何より値段が恐ろしく高い。

果たして今後、上海で安価で安心してたまごごはんを食べられる日がくるのかは判らない。
これまで当たり前だと思っていたもののありがたさを、身に染みて実感する今日この頃だ。
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by sangyuan | 2006-08-30 23:00 | 街角グルメ
 
詩人とコーヒーのカンケイ (丹堤珈琲)
ダンテ・アリギエリはイタリアが生んだもっとも偉大な詩人として、その名を知られている。

フィレンツェの小貴族の家柄に生れるも、政争に破れ人生の大半を流浪者として過ごす。
その旅の途中で長篇叙事詩《神曲》などを著し、ルネサンス文学の地平を切り開いた。

彼がその生涯でもっとも愛したのがコーヒーで、1日たりとも欠かすことがなかった……。

というのはまったくの出まかせで、彼はおそらくコーヒーの存在すら知らなかったはずである。
なぜなら、コーヒーが欧州に伝えられたのは15世紀以降であり、当時は影すらもなかった。

なぜこんな話しをしたかというと、ある店を訪れたときその店名から連想してしまったのだ。

丹堤珈琲:クリックで拡大 丹堤珈琲:クリックで拡大 丹堤珈琲:クリックで拡大

ダンテコーヒーは台湾発のフランチャイズ店で、大陸にも上海市に2店舗を構えている。

地下鉄、石門一路駅の出口に位置する南京中創店は、なんとスターバックスの隣にあった。
果たしてどちらが後から出店したのかは知らぬが、もしダンテが後だとしたら大した自信だ。

システムや店内の様子なども、ライバル店であるスタバとよく似ているが価格は若干安い。

コーヒーは味わっていないので判らないが、他のメニューは値段のわりに旨いほうだと思う。
それを裏づけるかのように店内は満員で、隣にあるスターバックスを食いかねない勢いだ。

わざわざ訪れる必要はないが、近くにあるなら休憩場所として選択肢のひとつになりそうだ。

 

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Dante Coffee Shop / 丹堤珈琲
住所 上海市静安区南京西路819号 (呉淞路 x 北蘇州路、上海大廈近く)
電話 021-5213-0556
営業 7:30~23:30
交通 地鉄2号 石門一路 / 公交 石門一路(20,37.330路)ほか
網址 http://www.dante.com.tw/
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by sangyuan | 2006-08-29 23:00 | 街角グルメ
 
コーヒーを愛する男の挑戦
ぼくの朝は、一杯の香り高いコーヒーから始まる……。

そんな優雅なひとときを与えてくれたのは、アルトノイラントコーヒー代表の野村浩哉氏。
彼は上海に旨いコーヒーを広めるため、日夜努力を怠らず前に進み続ける凄い男だ。

氏のおかげでぼくのコーヒー中毒は悪化し、外ではコーヒーを注文できなくなってしまった。

彼の豆へのこだわり、焙煎へのこだわり、鮮度へのこだわりは内外に広く知れ渡っており
少しずつだが着実に、上海コーヒー界にその人ありとして各方面に名を広めているようだ。

そんな彼が新しい試みを始めたので、この場をお借りして紹介させて頂こうかと思う。

アルトコーヒー:クリックで拡大 アルトコーヒー:クリックで拡大 アルトコーヒー:クリックで拡大

氏が目指すのは「上海にうまいコーヒーを広めるぞ!」と至って単純な内容である。

しかし単純であるがゆえ難しく、その伝播は残念だが一部のコーヒー好きの間だけだった。
この事態を打破するにはコーヒー市場の成熟と、飲み物としての認知度を高めるしかない。

そこで彼が考えたのは、コーヒーを飲む機会そのものを創出し、現状を認知して貰うことだ。

上海に自家焙煎の店が存在し、これだけの品質を提供できると世に広めようというのだ。
そして、自らの用意するコーヒーが、真に市場に求められているのかを問おうとしている。

もし彼のコーヒーに興味を持たれた方は、以下のリンクをクリックして申し込んで欲しい。

 
【先着1000名様 中国在住の方にコーヒー豆無料プレゼント!】
http://plaza.rakuten.co.jp/hicafe/diary/200608300000/

 

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アルトノイラントコーヒー (宅配自家焙煎コーヒー専門店)
上海市虹口区呉淞路30号 (呉淞路 x 北蘇州路、上海大廈近く)
電話 021-6393-0053
営業 土曜定休(営業時間は要問い合わせ)
交通 公交 天潼路(61路)
料金 完熟 70RMB / アルトブレンド 80RMB / インペリアル 90RMB (すべて200g)
網址 http://www.alt-coffee.com/
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by sangyuan | 2006-08-28 23:00 | 街角グルメ
 
水産市場 de デート (第二回)
生きている牛や豚、鶏たちを見て、これは旨そうだと思う人間はあまりいないように思う。

ところが水槽に泳ぐ魚や、ピンピンと跳ねる活きのよいエビを見れば旨そうに感じるものだ。
なんだか不公平に思えなくもないのだが、実際にそう感じてしまうのだから仕方ないだろう。

そんな旨そうな魚介類がひしめく市場にて、二回目となる海鮮イベントが盛大に開催された。

当日は数名からキャンセル連絡が相次いだものの、蓋を開けてみれば予定より多い13名。
友達の友達の、そのまた友達なんて人までが集い、非常に多くの縁(えにし)にも恵まれた。

全員がそれぞれの目標や期待を胸に、海鮮を求めて銅川路の水産市場を訪れたのだった。

第二回 海鮮まつり:クリックで拡大 第二回 海鮮まつり:クリックで拡大 第二回 海鮮まつり:クリックで拡大 第二回 海鮮まつり:クリックで拡大

今回の目的のひとつに、グロテスクな肢体に似合わず旨いというユムシを食らうことがあった。

ところが前回はあれだけ見かけたユムシも、季節物だったのか今回は1匹も見られなかった。
シンヤ氏が食べたいと願うカブトガニの姿も見られず、目当てのものが手に入らないのだ。

代わりに選ばれた変わり食材はカタツムリで、エスカルゴとは違う中華な味付けが楽しみだ。

また、靴べらのような鼻面の見たこともない魚も選ばれ、レストランの小姐を悩ませることに。
臭みを消すため濃厚な味付けで供されたが、コリコリした軟骨の食感が楽しい思わぬ伏兵だ。

その他は伊勢エビ、鮭、白魚、エビ、シャコ、ヒラメ、トコブシ、帆立など無難なチョイスだった。

第二回 海鮮まつり:クリックで拡大 第二回 海鮮まつり:クリックで拡大 第二回 海鮮まつり:クリックで拡大

プリプリとした食感のエビは塩ゆでにしたものと、白酒で風味を付けたものの2種類を用意。

定番食材のシャコはスパイシーな唐揚げ、イシビラメ(多宝魚)は清蒸、白魚は玉子とじなど
調理方法も定番であったが、これらは何度食べても素直に旨いと思えるレギュラー陣たちだ。

注目のカタツムリは殻を外され甘めの味付けを施されており、ごはんのおかずによくあった。

伊勢エビはできれば刺し身で食らいたかったのだが、安全面を考慮して唐揚げにて食した。
せっかくの鮮度を活かしきれず、やたらふりかけられた塩胡椒の辛さと相まってイマイチ。

日本人的にはもっと適した食べ方があるのに、技法の関係で封じ手が多いのが残念だった。

第二回 海鮮まつり:クリックで拡大 第二回 海鮮まつり:クリックで拡大 第二回 海鮮まつり:クリックで拡大 第二回 海鮮まつり:クリックで拡大

これだけ鮮度のよい食材が揃っているのだから、炭火でさっと焙って喰うだけでも旨いはず。

水槽でイシダイが泳いでいるのを見て、ぜひ刺し身で食らいたいと思うも中華では叶わず。
他の食材も煮付けにしたり、西洋風にソテーやフライなどで調理するのも捨てがたかった。

もし持ち込み食材を調理してやるという、親切な日本料理店があればぜひ連絡して欲しい。

もちろん中華は中華で旨いので、今のままでも構わないのだけれど、会をよりよくするため
皆さまのご意見、ご要望、ご提案などあれば、気軽にコメント欄に書込み頂けると嬉しい。

なお、次回開催は9月9日の土曜日を予定、詳しくはこちらのページを参照して欲しい。

 

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水産市場 de デート (第二回)
日時 2006/08/27 16:00~21:00
住所 上海市普陀区銅川路 銅川水産市場 (大渡河路と曹楊路間一帯)
予算 100RMB/人 (材料費、調理代、ビール代などを含む)
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by sangyuan | 2006-08-27 23:00 | 街角グルメ
 
ビールと屋台と花火のある風景
子供のころ、毎年行われる夏祭りはとても大切なイベントのひとつだった。

この日ばかりは門限もなく、大手を振って夜の町へと繰り出せば、聞こえてくるのは祭囃。
にぎやかな笛の音につられて神社のほうへ進むと、きらびやかな縁日の屋台が立ち並ぶ。

イカ焼き、たこ焼き、お好み焼きに、射的、くじ引き、金魚すくいとあれこれ目移りしてしまう。

ぼくらはわずかばかりの小銭をにぎり締め、テキ屋の親父を儲けさせないよう頭を捻ったり
焦げたソースの香ばしい匂いや、屋台でしか食えない珍しい食べ物に舌鼓を打つのだった。

そして最後は夜空を彩る大輪の花火を見上げ、かすかな切なさを感じつつ夏を見送るのだ。

夏祭り:クリックで拡大 夏祭り:クリックで拡大 夏祭り:クリックで拡大 夏祭り:クリックで拡大

そんな懐かしい雰囲気を、ここ上海の地で再び味わうことができるとは思ってもみなかった。

上海ガーデンプラザは西郊にある戸建、マンション群を含む高級サービスアパートメントで
まるで日本にいるかのような住環境や、きめ細やかなサービスを提供するニュータウンだ。

そこで住民サービスの一環である恒例の夏祭りが、一般開放されると聞いて訪れてみた。

赤い提灯ゆらめく石畳の通りを浴衣姿の人々が行き交い、右を見ても左を見ても日本人だ。
広場は多くの家族連れで賑わい、その周りを囲むようにお馴染みの屋台が立ち並んでいる。

一瞬、自分が日本に帰ってきたのかと錯覚するほど、そこは小さな日本そのものであった。

夏祭り:クリックで拡大 夏祭り:クリックで拡大 夏祭り:クリックで拡大

普段は見られないプラザ内を見学したり、屋台をひやかしたりしながら祭りの雰囲気を楽しむ。

祭りの楽しみ方は子供のころから熟知しているつもりだったが、よく冷えた生ビールを片手に
屋台であれこれ買い食いするなんて贅沢だけは、幼き日のぼくも知らなかったようである。

やがて来場者の期待が最高に高まった瞬間、上海の夜空を次々と光の乱舞が彩り始める。

これまで多くの花火を観てきたが、ここまで大迫力かつ危険きわまりない花火は初めてだった。
かなりの近距離から打ち上がる花火は低空で炸裂し、辺りに火の粉をばらばらとまき散らす。

直近を占めていた観客が悲鳴を上げて逃げ惑い、ぼくもナイロンのパンツに穴を空けられた。

焼夷弾による空襲のような花火が終わると、追い打ちをかけるような雷雨が会場を包み込む。
豪雨を避けて走りながらも、なぜかだ異常な高揚感に包まれつつ夏祭りは終わりを告げる。

最後は酷い目に遭ったものの、それもまた夏の想い出の1ページだと思えば苦にならなかった。

 

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上海ガーデンプラザ夏祭り 2006
場所 上海市長寧区虹橋路2489弄200号 上海ガーデンプラザ内
日時 2006/08/26 17:00~21:00 (雨天中止、延期なし)
電話 021-6268-0808
受付 南区2号門
備考 曜日や時間に応じて各種イベント開催中
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by sangyuan | 2006-08-26 23:00 | 中国的生活
 
変わり行くもの、変わらぬもの
ぼくがブログを書き始めた理由のひとつに、先人たちへの恩返しという気持ちがある。

右も左も判らないままに、初めて上海の地に降り立ったぼくの行動の指針となったのは
ガイドブックでもなければ、フリーペーパーなどでもなく、個人が発信するブログであった。

グルメ情報や生活上の注意点、公共交通機関の利用方法など、いろんなことを教わった。

今の充実した上海生活はすべて、ブログとブログを通して知り合った友がいてこそだろう。
ブログがなければ今ほど友を得ることも、旨い店にたどり着くこともできなかったはずだ。

だからぼくは、彼らから受けた恩を多くの人に還元しようと日々駄文を書き連ねている。

はらけんさんと Tatami bar & gallery はらけん、JINO@上海、青二才
今回の写真は 上海CityLife:はらけんと上海DEデート を参照

そんな大恩ある上海ブロガーたちの中でも、ぼくが最初に知り合ったのがはらけんさんだ。

一期一会の精神を大切にする、彼の暖かな人柄がにじみ出るようなブログにはファンも多い。
天津への転任を経て、現在は東京を拠点にご活躍中だが、今でも上海との関わりは深い。

そんな彼が出張で上海に来ていると聞き、いつもの Tatami Bar & Gallery を訪れた。

はらけん来上海の噂を聞いた仲間が集うかに思えたが、実際はJINO@上海さんだけだった。
彼もまたぼくのブログに強く影響を与えた人物であり、そんなふたりと酒を酌み交わすことに。

日本でのこと、上海でのこと、仕事のこと、ブログのことなど、久しぶりの友との会話が弾む。

Tatami を出たあとは、 SHANTY に河岸を移して、スローなジャズとシガーの香りを楽しむ。
週末の夜、いくつもの話題が数珠繋ぎのように紡ぎ出され、会話が途絶えることはなかった。

すべてが猛スピードで変化する上海に於いても、男たちの友情だけはいつまでも変わらない。

 

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Tatami Bar & Gallery
住所 上海市盧湾区永嘉路21号(永嘉路 x 茂名南路)
営業 18:30~21:30(ディナータイム) / 20:00~2:00(バー)
電話 021-6474-2732
予算 カクテル 40RMB / 新亜面 30RMB
交通 公交 瑞金医院(41,96,104,146,128)、永嘉路(301,786,955)ほか
言語 日本語 / 中国語

SHANTY
住所 上海市長寧区武夷路84号 (武夷路 x 延安西路)
営業 21:00~02:00 (要確認)
電話 021-6225-8635
交通 公交 延安西路(96路)、江蘇路(27,57,71,76,925,936路)ほか
予算 森伊蔵 200RMB / 魔王 150RMB など
言語 日本語 / 中国語
備考 カクテル類の他、各種焼酎や自家製の梅酒などを取り揃えております
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by sangyuan | 2006-08-25 23:00 | 交流
 
匠の技を楽しむ (河南拉面)
鍛えぬかれた職人の技を目にするとき、我々は奇跡を目にしたような驚きを禁じ得ない。

ナポリでカメオ職人の工房を見学させて貰ったのだが、その技術は匠の技と呼ぶに相応しい。
ブリーノと呼ばれるノミで貝殻を掘っていくのだが、その様はまるで精密機械のようであった。

完成した作品を手に取ると、これが人間の指先から生み出されたとは俄に信じがたかった。

京で見た和菓子職人の技もまた素晴らしく、彼らの手が材料に触れると芸術品へと変わる。
無骨な職人の手から生み出されたとは思えない、何とも可愛らしい菓子が並べられていく。

完成品はもとより、その過程で披露される卓越した技術は、人を感動させる力を持っていた。

河南拉面:クリックで拡大 河南拉面:クリックで拡大 河南拉面:クリックで拡大

そんな匠の技を間近に見てみたいと思うなら、街の各所にある河南拉面を訪れてみよう。

拉面を注文すると、その場で麺打ちが始まるのだが、その技術は街の大衆店とは思えない。
塊の生地を台に打ちつけながら伸ばしていくと、一本が二本、二本が四本と麺が増えていく。

始めは太かった麺も、細く長く引き伸ばされ、やがては誰もが見たことのある拉面となる。

この麺を強火でサッと茹でて、カレー風味の牛肉スープとあわせて具材を散らせば完成だ。
意外とサッパリしたスープと香菜の取り合わせがヤミツキ必至で、定期的に食べたくなる。

目でも楽しめ、舌でも楽しめる職人の技を求めて、ぜひ一度訪れてみては如何だろうか?

 

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河南拉面
住所 上海市黄浦区広西南路36号 (延安東路 x 広西南路、交差点を南)
営業 24時間
交通 公交 浙江中路(01,202,311,574路、申陸、隧道3,6、新川)ほか
予算 牛肉面 3.5RMB~ / 刀削面 3.5RMB~
言語 中国語
備考 手打ち麺や刀削麺などのパフォーマンスが楽しめます
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by sangyuan | 2006-08-24 23:00 | 街角グルメ
 
出会いの潤滑油 (8 balance)
意外に思われるかもしれないが、ぼくは酒というやつがそれほど好きではない。

もちろん嫌いではないし、磨きぬかれた上質なスコッチなどは素直に旨いなと感じられる。
ただ、家でまで飲もうとは思わないし、仮にこの世から消え去ろうともさほど困らないのだ。

ぼくがそう感じるのは肉体的に酔うことはあっても、精神的に酔うことがないせいだろうか。

酒が好きでもないのに何故、足繁くバーに通うのかといえば、雰囲気が好きだからである。
酒場を包む一種独特の空気や、見知らぬ他人との垣根の低さ、そして会話を楽しむのだ。

いわば酒に酔うのではなく、バーという空間の持つ雰囲気に酔いたいと感じているのだ。

8 balance:クリックで拡大 8 balance:クリックで拡大 8 balance:クリックで拡大

古北にある8 balanceはそんな、雰囲気に酔いしれることが可能な隠れ家のようなバーだ。

仙露路と茅台路のあいだを古北路沿いに進むと、右手にちょっとした広場が広がっている。
ここに入ってしばらく奥へ進むと、小さく 8 balance と記された判りにくい入り口が見えた。

表から見れば小ぢんまりとした印象であるが、中は階層構造となっていて思いの外に広い。

ダーツマシンが並ぶ部屋や、ゆったりとソファを配した中層階を横目に階段を下っていくと
豊富なボトルが並ぶ立派なカウンターにて、深夜にも関わらず多くの客がくつろいでいた。

広告などは出していないにも関わらず、多くが口コミを頼りにこの隠れ家を訪れているそうだ。

8 balance:クリックで拡大 8 balance:クリックで拡大 8 balance:クリックで拡大 8 balance:クリックで拡大

店の最深部には、まるで掘りごたつのような雰囲気の、低いソファと大きなテーブルを用意。

10名くらいまでの団体であれば、この場所でまわりに気兼ねなく会話を楽しむことができるし
ひとりの客もカウンターにて、32歳にしては貫禄のあるマスターが相手をしてくれるだろう。

思えば、ひとりでフラリと訪れられるのが、ぼくがバー通いをする最大の理由かも知れない。

優れたバーテンダーは、よき話し相手であり、時にはよきカウンセラーとなってくれるものだ。
ひとり寂しい夜の話し相手に、仕事上の愚痴の聞き手に、悩み事の相談相手となってくれる。

悩み事に対する明確な答えは与えてくれなくても、話すだけで楽になることも多々あるのだ。

また、バーという空間では隣の客や、バーテンとの会話に割って入っていける雰囲気がある。
酒場での出会いが一夜限りではなく、長く続く友情へと発展するケースも少なくはないのだ。

そんな縁(えにし)を繋いでくれるのだとしたら、酒ってやつも意外と好きかもしれないと思う。

 

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8 balance
住所 上海市長寧区古北路555弄 虹橋華庭5号楼3室 (古北路 x 仙露路)
営業 19:30~02:00 (要確認)
電話 021-6241-6720
予算 マッカラン12年 45RMB
言語 日本語 / 中国語
備考 非常に判りにくい位置にあります
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by sangyuan | 2006-08-23 23:00 | 街角グルメ
 
鶏対決の行方 (小紹興)
振鼎鶏の蒸し鶏に関する記事に対し、多数の方より小紹興のほうが旨いとの指摘があった。

よっちゃんに至っては連動する記事を書いてまで、小紹興白斬鶏のよさをアピールしてきた。
そこまで皆が薦めるからには、かなり旨いだろうと確信したぼくは、さっそく現地を訪れた。

小紹興は国営時代から続く老舗のレストランで、看板メニューの白斬鶏は内外でも有名だ。

白斬鶏は正しくは蒸し鶏ではなく、三黄鶏という地鶏をボイルしたもので茹で加減がポイント。
肉には完全に火が通っているが、骨髄からはまだ血が滴るくらいの絶妙さが要求される。

鶏インフルエンザ流行以来、茹で過ぎで味が落ちたと聞いていたが、店内は大混雑だった。

小紹興:クリックで拡大 小紹興:クリックで拡大 小紹興:クリックで拡大

入り口近くのカウンターで食券を買い、白斬鶏専門のカウンターにてタレとともに受け取る。

表面に仕上げの落花生油を塗られたぶつ切りの鶏は、見るからにジューシーで食欲をそそる。
タレがふたつ付属していたが、どちらも同じ味なので複数人で食べるのが一般的なのだろう。

まずはタレを付けずにひと切れ摘まみ上げて、骨を選り分けるようにゆっくり咀嚼していく。

プルプルと震える鶏皮が口蓋を優しく愛撫し、このまま口中で転がし続けたい気持ちになる。
柔らかな肉に牙を突きたてると、そこから鶏の旨味がほとばしり口福が身体を満たすのだ。

振鼎鶏とどちらが旨いのか判じがたいと感じたものの、完食するころには結果は決まっていた。

以前食べた振鼎鶏の蒸し鶏は、500グラムを完食した時点でもう少し欲しいと感じたものの
小紹興の白斬鶏は後半になってかなり飽きを感じてしまい、追加したいとは思わなかった。

鶏そのものの味がどうこうではなく、喉の渇きを誘うかなり濃い目のタレが勝敗を分けたのだ。

もっとも今回の結果はその日の体調や気候、さらには鶏の個体差にも左右されるものであり
正確に判じようと思えば、各店で打包して貰いふたつ並べて食べ比べねばならないのだろう。

よって今回の結論は、どちらも非常に旨い鶏であり、甲乙つけがたいとまとめさせていただく。

 

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小紹興大酒店
住所 上海市黄浦区雲南路118号 (雲南南路 x 寧海中路、交差点を南)
営業 6:30~22:30(1F) / 10:30~14:30、16:45~21:30(2~4F)
電話 021-6373-2890
交通 公交 浙江中路(01,202,311,574路、申陸、隧道3,6、新川)ほか
予算 白斬鶏 23.8RMB(1斤) / 葱油拌面 2.5RMB
言語 中国語
備考 フロアにより値段が違う(白斬鶏 23.8 → 60RMB)
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by sangyuan | 2006-08-22 23:00 | 街角グルメ


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