excite 支店 (shanghai55.exblog.jp )

ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
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免罪符のある店 (天狗)
日本古来の妖怪に天狗と称すモノあり。

天上や深山に棲み、真っ赤な肌に高い鼻を持ち、山伏姿で金剛杖、太刀、羽団扇を持つ。
大天狗、小天狗、烏天狗などに大別されるほか、第一種から第三種にまで分類される。

一種とか二種だとか免許証みたいだが、天狗になるための資格試験でもあるのだろうか?

もちろん空想上の生き物ではあるが、我々日本人の生活に密接に関係しているようで
それに関連した言葉も天狗酒、天狗倒し、天狗風、天狗礫などなど枚挙に暇がない。

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そんな日本人には馴染み深い、天狗の名を冠した創作和食ダイニングの店を訪れた。

海外で暮らす日本人にも親しみ易い名前を、との想いで付けられたのかは定かでないが
どうも天狗と聞くと、学生時代にお世話になったあのチェーン系居酒屋の名を思い出す。

以前より存在を知りつつ興味がわかなかったのは、同店チェーンと思い込んでいたからだ。

ところが、実際には厳選した食材を使い、まったく新しい日本料理を提案する店と聞く。
それならばひとつ、新しい日本料理とやらを試してやろうではないかと赴いたのだ。

天狗:クリックで拡大 天狗:クリックで拡大 天狗:クリックで拡大 天狗:クリックで拡大

落ち着いた店内で供されるのは新しくも懐かしい創作料理の数々と、定番の居酒屋料理。

単品での注文も受け付けるが、150元で食べ飲み放題をやっているそうなのでお願いする。
刺し身5種盛合せの単価も150元なので、我が家の食欲を考えると制限なしのほうがいい。

味に関しては普通レベルという表現がぴったりで、食べ放題と考えればこんなものだろう。

中には苦言を呈したくなる料理もあったものの、食べ放題と考えるとなぜか許せてしまう。
始めから諦めが入っている部分もあるのか、免罪符として有効に機能していたようである。

そんなパッとしない料理も多かったものの、従業員の教育は行き届いており接客はよい。

中国とは思えない飛びっきりの笑顔で応対してくれるし、細かい部分にもよく気が利く。
料理の味ではそれほど満足できなかったものの、全体的には気持ちよく食事を楽しめた。

 

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天狗 -TENGU DINING SHANGHAI-
住所 上海市盧湾区淮海中路8号 蘭生大厦4F(海中路 x 西蔵南路、交差点を西)
営業 11:00~14:00 / 17:00~23:00
電話 021-6319-1629
予算 食べ飲み放題150RMB
交通 地鉄 黄陂南路 徒歩7分 / 公交 西蔵南路(911,920,932,945路)ほか
言語 日本語 / 中国語
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by sangyuan | 2006-07-11 23:00 | 街角グルメ
 
ふわとろ親子丼 (ゑどや)
こだわりの調味料で作った特製の割り下と玉ねぎを、銅製の親子鍋に入れて中火にかける。

事前に割り下に浸け込んでおいた鶏肉を、タイミングを見計らって投入して返しながら煮る。
次にひとつ目の溶き卵をゆっくりと回し入れ、鍋を揺するようにしながら静かに火を通す。

卵がふわりとしてきたところで、最後の仕上げとばかりにふたつ目の溶き卵を流し込む。

焦げつかぬよう再び鍋を揺すりつつ待つこと数十秒、火から下ろすがまだ半生の状態だ。
熱々ごはんの上に割り下ごと乗せ、フタをして20秒ほどじっくり蒸らすのを忘れずに。

フタを取り、お好みで刻んだ三つ葉や一味唐がらしを散らせば、ふわとろ親子丼の完成だ。

ゑどや:クリックで拡大 ゑどや:クリックで拡大 ゑどや:クリックで拡大

ごはんさえ炊けていれば、ありふれた材料で簡単に出来る親子丼はハラペコ時の友だった。

ところが上海では重要ポイントであるところの、ふわとろ卵を作るにはやや問題があった。
最近は生食も安心と謳う卵も販売されているが、やはり今の時期には危険が付きまとう。

『幻のふわとろ親子丼』はいい過ぎだが、少なくとも以前ほど気軽には作ることは出来ない。

だがしかし、そんな半熟卵がとろ~りな親子丼を出す店が、ここ上海にもあるという。
独自の仕入れルートを持っているのか、食材に自信がなければできることじゃない。

各方面でも旨いと評判なので、その真偽を確かめるべく『ゑどや』南京西路店を訪れた。

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曲がりくねった通路を抜けると、和をイメージしたテーマパークのような世界が広がる。

なまこ壁の土蔵、かまくらをイメージした球状の個室、昭和の香り漂うカサ付き裸電球。
そんなノスタルジアあふれるガジェットをふんだんに散りばめた、癒しの空間であった。

大きな漆器のどんぶりは極度の上げ底に見えるが、実際にはそこそこボリュームがある。

フタを取ると、適度に蒸らされた具材からフワリと香気が立ちのぼり、食欲をかき立てた。
トロリと零れそうな卵は絶妙な半熟加減で、半透明な部分に白いマーブル模様が美しい。

壊れ物を扱うように慎重にすくいあげ、ゆっくりと口に含むとダシの香りが鼻へと抜ける。

鶏肉が薄い削ぎ切りなので歯ごたえが物足りず、炙りと銘打つわりに香ばしさも足りない。
さらに個人的な好みをいえば甘さが鼻につくが、それを差し引いてもなかなか旨かった。

改善の余地は多々あれど、上海でトロトロの親子丼を食べられるだけでも意義は大きい。

 

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いやし処 ゑどや 南京西路店
住所 上海市静安区陜西北路278号 金鷹国際購物中心8F(陜西北路 x 南京西路)
営業 11:30~14:30(ライン値タイム) / 17:30~23:30(L.O.22:30)
電話 021-6288-3375 / 021-6288-3379
予算 炙り親子丼 50RMB / ふろ吹き大根定食 45RMB
交通 公交 陜西北路(20,37,148,921路)、南京西路(24,41,73,104,128,301,304路)
言語 日本語 / 中国語
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by sangyuan | 2006-07-10 23:00 | 街角グルメ
 
水産市場 de デート (第一回)
旨い食べ物に満ちあふれる上海だが、こと海産物に関してはあまり満足しがたい状況だ。

四方を海で囲まれた日本では、昔から動物性たんぱく質の供給を海洋資源に頼ってきた。
近年では食事の欧米化が進んだとされるが、依然として国民一人辺りの消費量は多い。

資料によればその消費量は米国の3倍で、日本の食卓から欠くことの出来ぬ存在なのだ。

そんな魚介を愛する我々日本民族にとって、上海のスーパーやレストランはやや物足りない。
水産物もあるにはあるが淡水産が多く、アジやイワシにはなかなかお目にかかれぬのだ。

このストレスフルな状況を打破するために、一組の夫婦が敢然と立ち上がった。

サンマやサバ、イワシにアサリなど、日本の食卓で一般的な魚介類は無理だとしても
せめて新鮮な海産物を腹いっぱい食らい、日頃の憂さを晴らしてやろうではないかと!

水産市場:クリックで拡大 水産市場:クリックで拡大 水産市場:クリックで拡大

このブログを通じて呼びかけを行なったところ、3人の賛同者たちを得ることもできた。

市場中の海産物を食べ尽くすには心許ない人数だが、それでも頼りになる仲間たちだ。
我々は01路の公共バスに乗り込み、目指す銅川路の水産市場へと向かったのだった。

数ヶ月ぶりに訪れた市場は、相変わらずの喧騒と熱気と、漂う臭気に包まれていた。

水槽の中では見たこともない大きな魚が泳ぎ回り、岩ガキは無造作に積み上げられる。
床には潰れたカエルや魚の頭が放置され、選別されたカニが次々と打ち捨てられていく。

この場所での「生」は鮮度を表わす記号でしかなく、それ以上の意味を持たないのだ。

そしてぼくらもまた、ここでは捕食者として食物連鎖の頂点に君臨すべく獲物を探す。
無駄な殺生は避けるべきだとしても、旨いものを喰うためには残虐にもなれるのだ。

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中国語が堪能で、価格交渉にも慣れた吉田さんのおかげで買い物はスムーズだった。

エビ、シャコ、ナミガイの一種、多宝魚(イシビラメの一種)、白魚、小さな貝を確保。
前々から予告していた海腸(ユムシ)は買い損ねたが、量的には5人でちょうどよい。

最寄りの中華料理店に食材を持ち込み、まずはよく冷えたビールで喉の渇きを潤す。

枝豆やキュウリの冷菜をつまみに飲っていると、やがて色鮮やかな白灼海蝦が登場する。
白灼は下味を付けずに熱湯にくぐらせる調理法で、鮮度がもっとも活かされるやり方だ。

かすかな塩気と香気を纏ったエビはプリプリと弾力を持ち、殻を剥くと汁が飛び出す。

いつも思うことだが中国料理人たちの火の通し方は絶妙で、素材を見事に活かし切る。
丸ごと口中に放り込み咀嚼すれば脳髄は官能に震え、片手はもう次のエビへと伸びる。

水産市場:クリックで拡大 水産市場:クリックで拡大 水産市場:クリックで拡大

愛らしい白魚たちはオムレツ風に綴じ込まれ、思わぬ伏兵となって我々に襲いかかる。

姿蒸しにされた多宝魚は、そのなめらかな舌触りと濃いしょうゆ味が互いを引き立てあい
日本人ならば、白ごはんを頼まずにはいられなくなる味わいを以って我々を魅了していく。

スパイシーなシャコはビールが進むし、無名の貝もその小さな身に深い旨味を湛えていた。

我々は手掴みで殻を剥き、骨をしゃぶり、手や口の周りを油でベタベタにしながら貪った。
あれだけ大量の海鮮は見る間に胃袋へ消え、あとには大きな満足感だけが残ったのだ。

 

今回は告知期間が短かったこともあり、参加の意志あれど都合が付かない人も多かった。

参加してくれた全員の方たちから、第二回の開催を望む声が挙がっていたこともあり
今後もこの催しはいろいろと趣向を変えつつ、定期的に開催していこうと考えている。

例えば市場で買った海鮮を七輪で焙って食らうなど、考えるだけでエキサイティングだ。

次回は出来るだけ早めの告知を心がける心づもりなので、旨いものが喰いたいという
強い情熱を秘めた皆さまのご参加を、心よりお待ち申し上げたいと思う今日この頃だ。

 

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水産市場 de デート (第一回)
住所 上海市普陀区銅川路 銅川水産市場 (大渡河路と曹楊路間一帯)
予算 90RMB/人 (材料費、冷菜、ビール、ごはん代を含む)
参加 たつや、カモン、こうちゃんshoko、しゅう
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by sangyuan | 2006-07-09 23:00 | 街角グルメ
 
自己嫌悪
しげちゃんの30回目の誕生日パーティにご招待して頂いた。

彼とはまだ出会ったばかりで、イベント会場などでは何度かごいっしょしたものの
挨拶を交わす程度で、ゆっくり話したことどころか互いの本名すらも知らぬ間柄だ。

正直なところ、なぜ招待してくれたのか判らないが、だからといって断る理由もない。

例え今はまだ小さな関係だとしても、これを機会に互いを知り合い、友達になれれば
来年の誕生日にはきっと、心から彼がこの世に生を受けた日を祝福できることだろう。

そうなりたいものだと思いつつ、岳陽路沿いに佇む洒落た中国料理店の扉を叩いた。

南伶酒家:クリックで拡大 南伶酒家:クリックで拡大 南伶酒家:クリックで拡大

じつのところぼくは人見知りで引っ込み思案なものだから、大人数での集りは苦手である。

1対1での対話であればまだしも、大勢での会話にはなかなか割って入ることができないし
ようやく始めた会話もキャッチボールが下手なせいで、すぐに途切れがちとなってしまう。

つくづく自分には『会話力』が不足しているなと、反省することしきりなのである。

そんな自分が嫌で少しでも変えていきたいとの想いから、いろいろな会に出席するものの
冒頭のしげちゃんとの例と同じく、顔見知りを量産するばかりで友達にまで踏み込めない。

傷つくのを恐れて自分をさらけ出せなければ、友達なんて出来っこないのは判ってるのに。

今すぐには無理だとしても、こんな自分を少しずつでも変えていきたいと願う今日この頃。
会話相手としてはタイクツかもしれないが、よければお相手してやってくださいませませ。

 

#せっかくの誕生日の話題なのに、なんだか暗い内容で申し訳ないです。 > しげちゃん

 

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南伶酒家
住所 上海市徐匯区岳陽路168号 (永嘉路 x 岳陽路、交差点を南)
電話 021-6467-7381
交通 公交 岳陽路(96路)、建国西路(49,927路)
言語 中国語
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by sangyuan | 2006-07-08 23:00 | 日々雑感
 
骨まで愛して (振鼎鶏)
普段は物言わぬ動物たちも、無言のメッセージで何かを伝えようとすることがある。

人間だろうと、犬だろうと、ライオンだろうと、赤ん坊が狂おしいほどに可愛いらしいのは
か弱きものだから苛めないで欲しい、保護して欲しいとのサインだと聞いたことがある。

犬は尻尾を振って感情を表現するし、ハチや毒蛇は警戒色という名のメッセージを持つ。

ぼくの考察によれば肉や魚の骨のまわりが旨いのも、彼らからの大切なメッセージである。
どうせ喰われるなら、せめて骨までしゃぶって欲しいと捕食者たちに伝えているのだろう。

ぼくはその真意を汲み取り、文字通り骨まで愛する勢いでむしゃぶりつかせて頂くのだ。

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読者のHOSOさんより、ここの蒸し鶏が旨いですよと紹介してもらった振鼎鶏を訪れた。

鶏料理専門のファーストフードといった趣きで、扱っている料理はすべて鶏に関するもの。
看板料理の蒸し鶏をはじめ、鳥の頭から尻尾の先までを美味しく頂くことができる店だ。

蒸し鶏は500g単位の価格設定となっているが、ある程度の融通は注文時に聞いてくれる。

やがてステージに登場した鶏肉には、緑鮮やかな香菜が散らされコントラストが美しい。
タレは生姜やネギなど香りよい野菜のみじん切りに、醤油、酢、ごま油を加えたもの。

さっぱりとした生姜の風味とほのかな甘味が、あっさりした鶏肉にベストマッチする。

まずは何もつけずに一切れほど口中に放り込み、骨を選り分けるように慎重に咀嚼する。
筋繊維が断ち切られる心地よい歯ごたえとともに、旨味が凝縮したエキスが溢れだす。

健康な地鶏とまではいかないが、ブロイラー特有の臭みもなくなかなか旨い鶏だと思う。

先程のタレを少しつけることで旨味が引き出され、これならいくらでも食べられるだろう。
特に骨のまわりが抜群に旨く、行儀作法もなんのそので貪るように食らってしまった。

さっぱりした鶏スープに、レバーや血塊が踊る湯麺もお薦めなので併せて楽しんで欲しい。

 

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振鼎鶏 愚園店
住所 上海市静安区愚園路631号(鎮寧路 x 愚園路、交差点を東)
営業 10:30~19:00
電話 021-6289-6810
予算 蒸し鶏 18.8RMB(500g) / 鶏湯麺 3.6RMB / 鶏脚 1RMB(1本)
交通 地鉄2号 江蘇路 徒歩8分 / 公交 鎮寧路(20,138,330,825,921路)ほか
言語 中国語
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by sangyuan | 2006-07-07 23:00 | 街角グルメ
 
イタリアを食べ尽くせ (Toscana)
先日食べたパスタはあまり納得いくものではなかったため、イタリア気分が治まらない。

旨いパスタが喰いたければ、自宅からもほど近い Da Marco へ行くのが近道だろうが
上海にはまだ見ぬイタリアンの店がいくつも、ぼくが訪れるのを待ってくれているハズだ。

ひとつの店を贔屓にするのもよいが、それを決めてしまうにはデータが足りないのだ。

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この日訪れたのは、Plaza66近くの金鷹国際ビル8Fに位置するToscana(トスカーナ)だ。

旨いイタリアンがあれば欧米人たちは敏感に嗅ぎつけ、店内を埋め尽くすのが常だが
この店には2組の中国人と思われる客がいるだけで、選択を誤ったかと心配になる。

案内された窓際の席には包み込むようなソファが置かれ、くつろぎの時間を演出する。

残念ながら窓からの眺めは今ひとつだが、店内の雰囲気はそれほど悪くないと思う。
ブロックを模した白壁に多くの写真がかけられ、ワインの樽がそれっぽい感じだった。

ランチメニューはピッツァ、パスタのセットに大別され、種類に応じて値段が違うようだ。

ロングパスタやペンネではなく、ニョッキなのが珍しかったのでカルボナーラのセットを。
我がパートナーは、定番のマルゲリータ・ピッツァのセットをオーダーした。

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セットには自家製パンと、これも自家製のハーブを練り込んだバターが付くがなかなか旨い。

スープはかなり塩気が強すぎるようで残念だったが、ピッツァはそこそこ旨いほうだろう。
唐がらしのオイル漬けが添えられるが、これを乗せて食べるとまた違う雰囲気で楽しめた。

問題は期待していたニョッキのカルボナーラで、口にする以前に失敗作と見て取れる代物。

白身を分離せずに全卵を使っているらしく、しかも火の通し過ぎて炒り卵状態だった。
なめらかさが信条のカルボナーラにとってこれは致命的で、食感がボソボソしている。

味付けは悪くないし、パンチェッタを使うなど素地は悪くないだけに残念な結果だった。

 

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Shanghai Toscana Italy Restaurant
住所 上海市静安区陜西北路278号 金鷹国際購物中心8F(陜西北路 x 南京西路)
営業 11:00~23:00
電話 021-6288-3781
予算 26~50RMB(ランチメニューでピザセット・パスタセットなどあり)
交通 公交 陜西北路(20,37,148,921路)、南京西路(24,41,73,104,128,301,304路)
言語 中国語 / 英語 / 日本語 / イタリア語
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by sangyuan | 2006-07-06 23:00 | 街角グルメ
 
調査報告 (和食岩)
最近はコメント欄やメールを通じて、店の情報を教えて欲しいなどの依頼があったり
逆にここの店は旨いですよと、貴重な情報を頂けたりするのでありがたい限りだ。

某企業から商品の紹介依頼などもあり、それなりに役立っているのかと嬉しくなる。

ただ、残念ながらぼくの身体はひとつなので、せっかく頂いた情報や調査依頼も
すぐにこなすことはできないし、個人的事情によりお断りさせて頂くこともある。

ご要望には可能な限りお応えしたいが、どうか気長にお待ち頂きたいと願うばかりだ。

また、断りを入れるまでもないのだが、ここに掲載される情報はぼくの主観であるから
それらを鵜呑みにすることなく、あくまでも参考程度に留めておいて欲しいと思う。

特に味に関する評価は人それぞれなので、ぼくが薦めた店が不味くてもご容赦を。

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といい訳させて頂いたところで、読者様より調査依頼のあった店舗情報をお届けする。

いつもコメントを下さる駐在妻さまより、情報を下さいと依頼されたのは5月の下旬。
あれから既に1ヶ月以上が過ぎ、今さら感もなくはないが、お目汚しをお許し下さい。

和食岩は、虹橋の百盛百貨店(パークソン)の近くに位置する日本料理専門店だ。

遵義路沿いの入り口をくぐると、如何にもな制服に身を包む小姐が出迎えてくれる。
「いらっしゃいませ」と元気なかけ声以外の日本語も、なかなか堪能なようだ。

落ち着いたインテリアの店内にはJポップが流れ、ここが上海であることを忘れそうになる。

ランチタイムのメニューには定食や名物の讃岐うどん、どんぶり物などが揃っている。
価格も定食が26元からとリーズナブルで、平日は近所の駐在員たちで賑わいそうだ。

和食岩:クリックで拡大 和食岩:クリックで拡大 和食岩:クリックで拡大

やがて運ばれてきたのは見事なまでに日本の定食で、なんだか妙に嬉しくなってしまう。

飯と汁のほか、主菜、小鉢、茶碗蒸し、サラダ、香の物と構成は違えど一汁五菜の膳立て。
主菜の添え物とサラダ鉢が同じなのはご愛敬だが、ごはんがおかわり可能なのもよい。

見た目も味も奇を衒わないもので、驚きや発見はないものの安心して食べることができた。

日本でならどこにでもあるような味だが、それをここ上海で維持しているのは素晴らしい。
食後にはデザートとコーヒーもついて、この価格ならまずまずの及第点ではなかろうか。

なお、本場の讃岐うどんが喰えるとあったが、大好きな釜玉や生醤油がなく残念だった。
麺自体は悪くないのだが、讃岐風の食べ方を期待して訪れると拍子抜けすることになる。

わざわざ足を伸ばしてまで訪れるかは疑問だが、近所であれば偶に利用したい店だろう。

 

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和食岩
住所 上海市長寧区遵義路137号 (遵義路 x 紫雲路、交差点を北)
営業 11:30~14:00 / 17:30~24:00
電話 021-6384-6461
予算 しっぽくうどん 38RMB / 地鶏鍬焼き定食 35RMB
言語 日本語 / 中国語
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by sangyuan | 2006-07-05 23:00 | 街角グルメ
 
散歩、画廊、妄想 (Art Scene China)
然したる目的も持たず、ぶらぶらとそぞろ歩きするのが好きだ。

目的を持っての移動では通過点でしかない街並みも、あてもなく歩けば新たな発見がある。
壁の落書き、路地の奥、時には落ちているゴミですら、好奇の対象となって注意を引く。

偶然目にしたものが好みだったり、気に入るようなものであれば、こんな嬉しいことはない。

ART SCENE:クリックで拡大 ART SCENE:クリックで拡大 ART SCENE:クリックで拡大 ART SCENE:クリックで拡大

プラタナス並木の美しい復興路を散策中、路地裏にあるギャラリーを示す看板を見かけた。

案内に従い細い路地を進むと、モルタルの白壁に薄汚れた看板を掲げた入口が見える。
まるで個人の邸宅のようで、通りすがりを拒絶するかのような雰囲気が漂っている。

だが、よい作品に巡りあえる確信にも似た予感に突き動かされ、躊躇わずドアを開いた。

建物内部もまた白で統一され、ダークブラウンの床板との強いコントラストを見せる。
そして独特のタッチで描かれた女性画がいくつも、壁面で静かに色彩を放っていた。

この特徴ある絵柄はM50でも見かけたもので、なかなか気に入っていたので覚えている。

Wang Xiaojin氏の作品で、穏やかな色使いを用い優雅な女性像を活き活きと描き出す。
内モンゴル出身の38歳で、上海を中心に精力的な創作活動を行なっているそうだ。

ART SCENE:クリックで拡大 ART SCENE:クリックで拡大 ART SCENE:クリックで拡大

彼の作品以外はパッとしなかったが、ギャラリーに利用される建物には興味を引かれた。

天井の高い室内には暖炉なども設えられ、作りつけの小棚などからもセンスが感じられる。
ポーチから外に出れば、少し荒れ果ててはいるものの可愛らしいガーデンを目にできた。

狭く急な階段を登れば、辺りを木々たちに囲まれた全面ガラス張りの小部屋に繋がる。

今の季節は遠慮したいが、秋口には採光のよいここで読書などを嗜んでみたいものだ。
ガーデンでランチを楽しんだり、2階には書斎を作ろうなど、しばし妄想の世界で遊ぶ。

いつかこんな老房子を買い取り、妻とふたりで小さなレストランを営む……。
そんな老後も楽しいかもしれぬと、妄想は果てしなく続いた。

 

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Art Scene China
住所 上海市徐匯区復興西路37弄8号 (復興西路 x 鳥魯木齋路、交差点を西)
営業 10:30~19:30 (月曜定休)
電話 021-6437-0631
入場 無料
交通 地鉄1号 常熟路4号口 徒歩10分 / 公交 淮海中路(93路)
言語 中国語 / 英語
網址 http://www.artscenechina.com/
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by sangyuan | 2006-07-04 23:00 | 観光情報
 
南蛮渡来の料理に挑む (Sandoz)
日本とポルトガルの繋がりは古く、1543年の鉄砲伝来にまでさかのぼる。

金平糖や天ぷらなどの語源がポルトガル語であることは有名だし、詳しく調べてみると
おんぶ(背負う)やカボチャなども、じつは同じ国からもたらされた言葉だと聞き驚く。

ところが密接な関係があったにも関わらず、彼の国の料理については驚くほど無知だった。

パンやカステラなどは、ポルトガルからもたらされたものだと知識では知っているのだが
代表的な料理や、その特徴について聞かれると、ただ貝のように口を閉ざすしかない。

世界の料理を食べ尽くしたいと願う食いしん坊にとって、これは由々しき事態である。

球迷(中国語:サッカーファン)たちが、イングランド・ポルトガル戦に固唾を飲んだ翌日。
茂名南路のバーストリートに佇むレストランで、ぼくらは初のポルトガル料理に挑んだ。

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薄暗い階段を登ると、屋根裏部屋を思わせる小ぢんまりとした空間が広がっていた。

柔らかなロウソクの灯が照らす店内は、小物を効果的に配しセンスよくまとめられている。
ほどよく効いた空調とゆったりとした音楽が、窓の外の喧騒を忘れさせてくれるようだ。

メニューはすべてアラカルトで、バーとしても機能するのかドリンクも豊富に用意される。

愛想のよい笑顔がステキな服務員に、45分かかるというパエリアを先に注文してから
他のメニューはじっくりと検討するが、英語とポルトガル表記の内容はよく判らない。

こんなときは店員にオススメを聞いてもよいのだが、あてずっぽうで注文するのも楽しい。

どんな料理が出てくるか判らない期待感と、旨い料理を引き当てたときの喜びは格別だ。
この方法なら勧められた料理が不味かった場合にも、店員としこりを残すこともない。

じつはこちらの好みを伝えたうえで、オススメを聞くだけの語学力がないせいもある。

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幸い、今回の賭けは成功だったようで、運ばれてきた料理はどれもこれも旨かった。

ポルトガル料理の特徴を端的に表わせば、隣国のスペイン料理によく似ているように思う。
ハーブやスパイスを多用しながらも、素材の持ち味を活かしたシンプルな味付けである。

素材も調理法もまったくことなるが、その根底に流れるものは和食に近いのかもしれない。

子ダコを使った前菜や、付け合わせの野菜も旨い大エビのグリルなどを楽しんでいると
やがて白い湯気とふわりと立ち上る香気が食欲をそそる、できたてのパエリアが登場だ。

新鮮な魚介やチキンなどを贅沢に使用し、そのエキスを惜しげもなく吸った米の旨いこと。

4人でも十分なサイズなので完食するのは無理だが、半分以上は胃袋へと収納する。
残った分はきっちりと打包(テイクアウト)して、翌日の朝食とさせて貰った。

打包したものの持て余してしまう場合も多々あるが、今回は最後の最後まで楽しめた。

 

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PORTUGUESE RESTAURANT Sandoz / 山度士葡国餐庁
住所 上海市盧湾区茂名南路207号8座 (茂名南路 x 永嘉路、交差点を北)
営業 11:00~14:30 / 18:00~22:00(ラストオーダー)
電話 021-6466-0479
予算 大エビのガーリックソース 98RMB / パエリア 128RMB / グラスワイン 30RMB
交通 地鉄1号 陜西南路 徒歩12分 / 公交 瑞金医院(41,96,104,146,128)ほか
言語 中国語 / 英語 / ポルトガル語(未確認)
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by sangyuan | 2006-07-03 23:00 | 街角グルメ
 
水産市場 de デート 予告編
前回、上海市北部に位置する銅川水産市場を訪れたのは、まだ寒さの残る3月中旬のこと。

市場独特の喧騒に包まれながら新鮮な魚介を買い求め、近所の餐庁で調理して貰った。
どれもこれも旨かったのだが、ふたりでは食べられる種類が少ないのが不満であった。

そこで今度は大勢で訪れようと参加者を募ったのだが、今に至るも放置状態である。

忘れていたわけではないのだが、忙しさに感けて先延ばしにするうちに気がつけば夏。
これは秋までお預けかなとも考えていたところ、参加希望者から催促されてしまった。

リクエストには応えねばならないとばかりに、ようやく重い腰を上げることにした。

銅川水産市場:クリックで拡大 銅川水産市場:クリックで拡大 銅川水産市場:クリックで拡大


上海 de デート Presents 『水産市場 de デート 2006夏』
会場 銅川水産市場(上海市普陀区銅川路)
日時 2006年7月9日 16:00集合
集合 地鉄2号 江蘇路駅1番出口付近(予定)
予算 当日まで不明、割り勘です
資格 旨いものを喰いたい人
備考 海腸をはじめ、ゲテモノもあるかも?!

 
参加を希望される方は、こちらまでメール下さい。
折り返し当方の連絡先などをお伝えします。

中国語の堪能な方、海産物の目利きができる方などは大歓迎です。

なお、火を通すので大丈夫とは思いますが、時期も時期ですのでお腹を壊しやすい方は
体調管理を万全のうえで自己責任にて参加くださいますよう、お願い申し上げます。

当イベントに参加の結果、食中りを起こしても責任は取れませんのでご了承下さい。
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Blogger@上海(B@SH) "ランキング上位に上海を"-
by sangyuan | 2006-07-02 23:00 | 街角グルメ


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