excite 支店 (shanghai55.exblog.jp )

ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
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紫砂壷について
今さらの感もあるが、ここで今回の旅で得た紫砂壷に関する知識を復習しておこう。

紫砂壷とは文字通り紫砂という土で作った茶壷(急須)で、宜興市のみで作られる工芸品だ。
この茶壷で茶を淹れると雑味や渋味を除いてくれるといわれ、最高の茶具と称されている。

その秘密は無数に空いた気孔で、小さな穴が雑味を吸着しながら保温性を高めているのだ。

原料の紫砂はここ宜興でのみ産出され、その割合は採掘した原土中に0.1%含まれるのみ。
故に紫砂は泥中之泥と呼ばれ非常に稀少視され、近年はその採掘量も減少傾向にある。

鉄分を多く含んでおり焼成すると固く焼き絞まり、叩けばキンと澄んだ金属音がする。

紫砂壷工場:クリックで拡大 紫砂壷工場:クリックで拡大 紫砂壷工場:クリックで拡大

現代の紫砂壷は作家が作る1点もの、国営工場による量産品、雑多なものに大別される。

世界的に紫砂壷の人気が高まる中、国や省は優れた作家を優遇するため資格制度を導入。
高位の作家が作る作品は芸術品として珍重され、非常に高価で取引されているようだ。

国営工場では登録作家の作品も扱うものの、大部分は型抜きによる量産品を扱っている。

量産品とはいえ、その作業は手作業で行われ、長いキャリアを積んだ熟練工の手による。
作家物ほど高価ではないものの、それなりの品質を有したものを求めることも可能だ。

その他の多くは作家物のコピーやアルバイトが作ったもので、質もあまりよくないようだ。

まっとうな紫砂茶壷を手に入れたければ、作家の工房を訪れて直接売買取引を行なうか
信頼できる国営工場などで、比較的安価な茶壷を買い求めることになるようである。

紫砂壷工場:クリックで拡大 紫砂壷工場:クリックで拡大 紫砂壷工場:クリックで拡大 紫砂壷工場:クリックで拡大

作家物の目を剥く価格にノックアウトされたぼくらは、安価な茶壷を求めて工場を訪れる。

通常、土曜日の製作現場は休みだそうだが、この日は運よく作業中の職人を見学できた。
雑多な道具が並ぶ埃っぽい作業場で、丁寧に茶壷を仕上げていく表情は真剣そのもの。

ここでは作家が製作した原型を使い、型抜きという工法を用いて同様の茶壷を量産する。

大量生産の量産品とはいえ、その工程はほとんど手作業なのだが手際よく作業は進む。
特にこだわりがないなら、普段使いの茶壷はこのようなものでも必要十分だと感じた。

工場の売店では作家物から量産品までが多数展示されているので、好みの作品を選ぼう。

紫砂の茶壷は長らく愛用していくと、独特の艶と茶の香りを身に付けて成長していく。
茶そのものだけでなく、茶道具を愛で育てていく新しい楽しみを手に入れることができる。

なお、今回手に入れた茶壷や茶杯については、またの機会に紹介させて頂くこととする。
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by sangyuan | 2006-07-31 23:00 | 日々雑感
 
道具としての価値
世界最小最軽量とはなかなか甘美な響きである。

主に携帯型の電子機器などに冠されるもので、携帯電話や音楽プレーヤなどの宣伝文句だ。
かつて肩にかけて使った移動電話(携帯)も、今では失くしてしまいそうなほど小さくなった。

手のひらに収まるちっぽけな電子機器に、高度な機能が詰まっているとワクワクするものだ。

これらは主に身に付けて利用することを前提にしているため、軽さと小ささが要求される。
では、身に付けたり携帯しない茶壷の、重量とサイズを追及するとどうなるのであろうか。

答えは小さ過ぎて使い物にならないだが、これを実践してしまった職人に宜興で出会った。

茶壷工房:クリックで拡大 茶壷工房:クリックで拡大 茶壷工房:クリックで拡大

周氏は蜀山旧街に工房を構える作家で、ギネス認定の世界最小の茶壷を作った職人だ。

直径6ミリ程度の茶壷はちゃんと蓋を開けることができ、もちろん湯を入れることも可能だ。
だが、茶葉は1枚も入らないし、穴が小さ過ぎるので水圧をかけねば茶も出てこない代物。

茶壷として考えれば完全な失敗作であり、はっきりいえば使い物にならない無用の長物だ。

だが、技術力のデモンストレーションと考えれば大アリだし、何よりその遊び心が大好きだ。
きっと作業の途中、ちょっとした気分転換に小さいのでも作ってみようと思ったに違いない。

ぼくがもう少し中国語ができれば、その辺りの突っ込んだ話しも聞いてみたかったものだ。

茶壷工房:クリックで拡大 茶壷工房:クリックで拡大 茶壷工房:クリックで拡大 茶壷工房:クリックで拡大

もちろん普段からこんなものばかりを作っているわけなく、真っ当な作品のほうが多い。

大量生産の茶壷と違い作家手ずから、ひとつひとつ手作りで作っていく1点ものばかり。
彼ほどの有名作家ともなると小さなものでも800元、高価なものでは1万元を越える。

工房でも直販されており、上海で買う半値程度との話しではあったが手が出なかった。

コレクションとしてならともかく、そんな高価な代物は恐くて普段使いには使えないのだ。
お茶を入れることが出来ない飾り物に、果たして茶壷としての価値はあるのだろうか。

作家モノの茶壷はもはや茶壷ではなく、芸術品になってしまっていると感じたのだった。
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by sangyuan | 2006-07-30 23:00 | 日々雑感
 
ノスタルジア (蜀山旧街)
雄大な太湖の西岸、江蘇省の南端に宜興という小さな地方都市がある。

ほとんどの人はその名前すら聞いたこともないような、ごくごく平凡な田舎町であるのだが
少しでも中国茶をかじった人なら、紫砂壷の産地と聞けば思い当たる節があるはずだ。

宜興市はいくつかの街が寄り集まり市となったもので、紫砂の産地はさらに南に下る。

市の中心地からクルマで30分ほど行ったところに丁蜀鎮という、さらに小さな町があり
この場所でのみ産出される紫砂という上質の土を使って、紫砂器は作られているのだ。

今回、縁あってこの紫砂の町宜興を訪ねたので、この場を借りて紹介したいと思う。

蜀山旧街:クリックで拡大 蜀山旧街:クリックで拡大 蜀山旧街:クリックで拡大

丁蜀鎮を縦横無尽に走る運河沿いに、蜀山旧街と呼ばれる古い街並みが残る地域がある。

紫砂器の集散地として栄えた町は、今では時に置き忘れ去られたかのような静寂に沈む。
幾人かの作家は今もこの地に工房を構え、紫砂との繋がりを辛うじて現代へと伝えていた。

幅2メートルもない細い通りの傍に佇む建物は、どれも崩壊寸前で廃墟のようにすら見える。

だがしかし、注意して目を凝らしてみれば、それぞれの家屋の中や路地裏の洗濯物から
300年も前から変わらないであろう、この町で暮らす人々の生活の息吹が伝わってくる。

入り口を開け放った建物内を覗き込めば、ホーロー引きの器で飯を喰らう老人と目があった。

蜀山旧街:クリックで拡大 蜀山旧街:クリックで拡大 蜀山旧街:クリックで拡大 蜀山旧街:クリックで拡大

ガタガタと音を立てる石造りの溝蓋や、軒先に吊るされた乾物からノスタルジーが漂う。

自分が生まれ育った町とは根本的に違うはずなのに、何故だか郷愁の念に駆られるのだ。
知らないはずなのにどこか懐かしい、そんな不可思議な香りに満ちた町をゆっくりと歩く。

まるで過去の記憶の中を彷徨い歩くような、奇妙な感覚が全身をゆっくりと支配していく。

路地から顔を覗かせるみすぼらしい野良犬、草いきれのする原っぱ、そびえ建つ煙突。
そういったものすべてが何故だかかけがえなく思え、強い愛おしさを感じさせるのだ。

丁蜀鎮の歴史を伝える蜀山街は、懐かしくも切ない記憶の入り口に建つ町でもあった。
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by sangyuan | 2006-07-29 23:00 | 観光情報
 
ごっつぁんです (照ノ谷)
華日倶楽部の食事会で知り合ったチョンマゲ@さんは、元力士という経歴の持ち主だ。

『気は優しくて力持ち』を地でいくような方で、人懐っこい笑顔には人を引きつける魅力がある。
そして、彼の庇護の下にいれば、災いから身を守ってくれそうな大きな包容力を感じる方だ。

彼の得意技のひとつに按摩があり、人体を知りつくしたツボ押しのテクニックはプロ顔負け。

わずかな情報から悪い部分を的確にいい当て、適切な刺激を送り込む技はすごいの一言で
ぜひ個人的にマッサージして貰いたいと、よからぬ妄想を抱かせてしまうテクニシャンなのだ。

そんなチョンマゲ@さんのもう一つの技が調理で、実はかなり名の知れた料理人でもある。

この度、虹橋地区にちゃんこ料理の専門店『相撲茶屋 照ノ谷』をオープンさせたと聞き
調理人としてもテクニシャンであることを確認すべく、さっそく訪問させて頂いた。

照ノ谷:クリックで拡大 照ノ谷:クリックで拡大 照ノ谷:クリックで拡大 照ノ谷:クリックで拡大

大阪でもちゃんこ屋にはちょくちょく顔を出したものだが、どこもステロタイプ的なものだった。
純和風の店内には櫓太鼓や相撲甚句が流れ、壁の相撲番付やいかにもな小物が並ぶ。

おそらくそんなお店だろうと思っていたのだが、よい意味で予想を裏切られて驚かされた。

およそちゃんこ屋とは思えないモダンテイストの店は、和の香りを残しつつも大胆な装飾で
聞けば女将がデザイナーと相談して、資材なども自分たちで集めてきたというから驚きだ。

料理人との対話が楽しいカウンターや、ゆとりの個室も用意され様々なシーンで利用できる。

何よりとびきりの笑顔で迎えてくれる親方を見るだけで、来て良かったと思えるから不思議だ。
これはもはや彼が持って生まれた人徳である、としか説明しようのないものではなかろうか。

照ノ谷:クリックで拡大 照ノ谷:クリックで拡大 照ノ谷:クリックで拡大 照ノ谷:クリックで拡大

付きだしに出されたブリ大根は少し濃いながら、しっかり味がしみており手放しで旨い。

付きだしが旨い店は他の料理も期待して大丈夫との定説通り、どれもこれも大満足だった。
相撲人らしく豪快な盛りつけとは裏腹に、その味はどれも繊細にして優雅で驚かされる。

とても大きな地鶏串焼きやつくねは旨味が凝縮され、妻も旨い旨いを連発しながら食らう。

数種類の味噌をブレンドして作った特製の胡麻味噌ちゃんこや、出し巻き卵など甘すぎると
感じさせる部分もあったが、この辺りは個人的な好みの領域なので難しいところだろう。

残念なのは造り盛についていたわさびで、なんとも薬臭いような嫌な味がするものであった。

上海で上質の本わさびを手に入れるのは、おそらくかなり困難なことではあると思うのだが
薬味も大切な構成要素である以上は、手を抜かずによいものを用意して欲しいと感じた。

それ以外に関しては大変満足であり、今後の発展が楽しみな店がまたひとつ増えたようだ。

 

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相撲茶屋 照ノ谷
住所 上海市長寧区虹梅路3717弄16号 真珠城1F (虹梅路 x 延安西路、交差点を南)
電話 13402180070
予算 コース料理 150RMB~ / ちゃんこ各種 78RMB~
言語 日本語 / 中国語
備考 8月末まで生ビール1杯め 8RMB(通常は18RMB)
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by sangyuan | 2006-07-28 23:00 | 街角グルメ
 
相棒の死に思ふ
愛用しているデジカメが壊れてしまった。

いつものように写真を撮るため電源のスイッチを入れるが、カメラは無気味なほど沈黙。
普段なら液晶に光が灯り、ボディからレンズがせり出すはずなのに、ぴくりともしない。

慌てて他のボタンを操作したり無意味に揺すってみたりするも、見事なまでに無反応だった。

上海赴任後、4日目にしてスラれてしまった前機に代わり、上海の地で新たに購入した愛機。
2万キロ以上を旅し、通算11,729枚もの写真を撮影したとはいえ、眠りにつくのはまだ早い。

バッテリーの問題かとも考えたが、電源を繋いだ状態でもLEDすら点灯してくれなかった。

週末には旅行も控えているし、このままカメラが無ければブログの更新もできない。
そこまで考えて、自分の中にわだかまる矛盾点のようなものに気がついた。

このブログは写真がメインではなく、あくまでも文章を主体にやりたいと常々考えていた。

写真はあくまでも添え物、わき役のような存在であり、文章で読ませるブログを作りたい。
そう考え日々更新していたハズが、いつの間にか写真におんぶに抱っこしていたのだ。

写真が持つ圧倒的な情報量と、それがもたらす文章との相乗効果を否定する気はない。

ただ、それに頼らずとも文章だけでも情景が目に浮かび、読者を引きつけてやまないような
そんな魅力的な文章を書きたいと思っていたのだが、そう簡単にはいかないもんだなぁ。

ちなみにデジカメはバッテリーを取り出して、再度装填したら簡単に直ってしまった。

修理するにも時間がかかるし、週末旅行にかこつけて新機種に買い換える作戦は頓挫。
ちょっと残念に思う反面、愛するこいつが生還してくれ嬉しく思うのも正直な気持ちだ。
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by sangyuan | 2006-07-27 23:00 | 日々雑感
 
外国生まれの日本育ち (かつ膳)
子供のころ、ウスターソースとはその名の通り、薄いソースのことだと思っていた。

たしかに中濃やとんかつソースに比べればサラリとしており、薄口だといえなくもないが
『ウス』が薄だとしたら『ター』はなんやねんと、幼き自分にツッコミをいれそうになる。

今ならば創製地の英国ウースターシャー州(Worcestershire)に由来する名だと判る。

もしこれが違う都市で考案されていたなら、ロンドンソースやエジンバラソースと呼ばれ
幼き日のぼくが混乱することもなかったろうが、こればかりはどうしようもないだろう。

英国からやってきたソースは今や日本風にアレンジされ、すっかり家庭へと浸透した。

かつ膳:クリックで拡大 かつ膳:クリックで拡大 かつ膳:クリックで拡大 かつ膳:クリックで拡大

とんかつもまた外国生まれの日本育ちであり、その原形は西洋のカツレツ(cutlet)だろう。

元はフライパンに薄く引いた油で、衣をつけた仔牛肉などをじっくりと焼いた料理であるが
そこに天ぷらの技法が加わって、日本独自のとんかつという新しい料理へと昇華した。

日本人好みにアレンジされたソースをかけて頬張れば、旨さにほっぺたもこぼれてしまう。

欧米では煮込み料理や料理のソースに少量加えることで、風味を出すためのウスターだが
日本では醤油と同様かけダレ的に使うことが多く、これがとんかつにベストマッチする。

ところがとんかつが旨くても、肝心のソースが不味くてがっかりする専門店が多いのも事実。

代用として名古屋風の味噌ダレや、おろしぽん酢などで食べるのもたしかに旨いのだが
ぼくはやはりとんかつには、甘辛い特製とんかつソースをかけて食べたいと切に願うのだ。

かつ膳:クリックで拡大 かつ膳:クリックで拡大 かつ膳:クリックで拡大

虹橋の上海商城にあるかつ膳は、少し変わった食べ方でとんかつを喰わす専門店だ。

ロースやヒレなどの定食を注文すると、テーブルに胡麻の入った小さなすり鉢が供される。
同席者と胡麻を擦りあいながら会話に花を咲かせれば、得もいわれぬ香りが立ちのぼる。

この中へ甘めのソースを流し込み、揚げたてのとんかつを浸して、好みでカラシを添える。

サックリ香ばしい衣の下に隠された、豚の筋繊維に歯を立てる喜びは肉食獣のそれに近い。
豚の旨味、脂の甘さをソースがまとめあげ、そこに胡麻の風味が加わり独自の味を引き出す。

口中に余韻を残しつつごはんをかき込み、グイグイ飲み込めば、思わず笑顔がこぼれる。

同様の食べ方は日本でも見たことがあるが、ここ上海ではこの店だけではなかろうか。
ごはんだけでなく、千切りきゃべつや味噌汁がおかわり可能なのも上海では珍しい。

他にも薄切りロースを幾層にも重ねたしゃぶかつなど、一風変わったとんかつ料理を出す。

ロースやヒレを変わりソースで喰うもよし、ねぎ塩やしゃぶかつなど創作かつを喰うもよし。
普段とは少し変わったかつ料理が食べたくなったとき、ここを訪ねてみては如何だろうか。

 

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かつ膳
住所 上海市長寧区遵義路100号 虹橋上海商城5F (遵義路 x 紫雲路)
営業 11:30~14:00 / 17:30~22:00(ラストオーダーは30分前)
電話 021-6237-2414
予算 ロースかつ膳 65RMB / ヒレかつ膳 65RMB / ロースしゃぶかつ膳 65RMB ほか
言語 日本語 / 中国語
備考 ごはん、きゃべつ、味噌汁がおかわり自由
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by sangyuan | 2006-07-26 23:00 | 街角グルメ
 
デザートはサンドイッチ?! (wagas)
旨い食事を楽しんだあとは、旨いコーヒーで締めくくりたい。

ところがここ上海では、料理は旨くとも食後のコーヒーが不味い店のなんと多いことか。
いつ抽出したのかも知れぬ、煮詰まったコーヒーが出てきて辟易することが多々ある。

中華料理や和食の店に至っては、そもそもコーヒーを置いてないほうが多数だろう。

止むを得ず自宅に帰り着くまで我慢するか、近くのカフェなどに立ち寄ることになるのだが
これがなかなかのクセモノで、満腹しているはずなのにカフェ飯も喰いたくなってしまう。

デザート程度なら可愛いものだが、サンドイッチなどを欲してしまうので太る一方なのだ。

wagas:クリックで拡大 wagas:クリックで拡大 wagas:クリックで拡大 wagas:クリックで拡大

そんな、食後でも喰いたくなるようなサンドイッチを出すカフェが、南京西路沿いにある。

wagasは上海のファッション情報発信地、Plaza66隣のCitic Square地下に位置する。
地下とはいっても窓の外は掘り下げ式で採光もよく、オープンエアのテラス席もある。

気候の良い日は、四角く切り取られた空を見上げながらティータイムを楽しめるのだ。

店内に入るとモダンテイストにまとめられたインテリアが、余裕を持って配置されている。
半数以上は欧米系の客で占められ、思い思いのスタイルで自分の時間を楽しんでいた。

厨房前にはショーケースが設えられ、色とりどりの野菜や手作り風ケーキが食欲をそそる。

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サンドは全粒粉やバゲットなど4種のパンと、好きな具材をチョイスしてオーダーしよう。

それ以外にもパスタやサラダ、ラップサンド、ケーキなどフードメニューが充実しており
illyの豆を使ったエスプレッソやスムージーなど、ドリンクもなかなか旨いと評判だ。

新鮮な野菜をたっぷり使ったサンドイッチは、ボリューム満点ながらとてもヘルシー。

コーヒーだけもありだが、休日の昼前にぶらりと立ち寄りブランチなどを楽しみたい店だ。
なお、午前10時まではお得な朝食メニューも用意されているので、こちらも見逃せない。

ちなみにサンドはかなりのボリュームなので、デザートには向かぬことを申し添えておく。

 

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wagas 中信泰福店
住所 上海市静安区南京西路1168号 中信泰福B1F 12A (陜西北路 x 南京西路)
営業 7:00~23:00 (14:00~17:00 下午茶セットあり)
電話 021-5292-5228
交通 公交 陜西北路(20,37,148,921路)、南京西路(24,41,73,104,128,301,304路)
言語 英語 / 中国語
備考 18時以降はパスタ28RMB均一 / カード決済は100RMB以上
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by sangyuan | 2006-07-25 23:00 | 街角グルメ
 
医食同源スイーツ (許留山)
中国では古来より医食同源との考え方が培われてきた。

『病気の治療も普段の食事も、ともに人間の生命を養い健康を維持するためのもので
その源は同じものである』とする考え方だ。(三省堂 スーパー大辞林より)

許留山はかつて清王朝に遣えた漢方医で、薬草などを使用した健康的な甜品を考案した。

これらは疲労、解毒、美肌などに効果があるとして、宮廷内でも非常に珍重されたという。
同じ医食同源なら旨いもので健康作りといきたいが、それを体現した形なのだろう。

そんな許氏の子孫が、独自の製法を世に広めようと出した店が許留山の原点だそうだ。

許留山:クリックで拡大 許留山:クリックで拡大 許留山:クリックで拡大 許留山:クリックで拡大

かつては亀苓膏(亀ゼリー)と薬草茶の専門店だったが、今ではマンゴースイーツが有名。
無類のマンゴー好きで知られる我が妻に、ぜひ喰わせてやりたいと徐家匯店を訪れた。

スッキリしたデザインの店内だが、壁にベタベタと貼られたチラシがいかにも中国らしい。

妻はマンゴーと西柚のスイーツを、ぼくはココナツミルクとフルーツのそれを注文した。
その他にも亀苓膏など医食同源スイーツもあったが、見たところ誰も食べていなかった。

芳醇な甘味を持つマンゴーとタピオカのつぶつぶ感に、西柚がほのかな苦味を加える。

こちらの相場を考えればちょっと高い気もするが、それに見合うだけの満足感があった。
有名な芒果神冰はマンゴー尽くしを楽しめるが、個人的にはこちらのほうが好きである。

少し方向を変えようとオーダーしたココナツデザートだが、こちらも思わぬ伏兵だった。

上に乗った果物はスイカや哈蜜瓜で、甘さはかなり少なく冷えてないので今ひとつだが
その下に隠されたココナツをシャーベット状にしたものが、サラリとした食感で旨い。

わざわざ出かけるほどではないが、近場までお越しの際は一度試してみて欲しい店だ。

 

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許留山
住所 上海市徐匯区天鑰橋路30号 美羅城1F-106 (天鑰橋路 x 肇嘉浜路、交差点を西)
電話 021-6426-7355
予算 芒果神冰 30RMB / 楊枝金撈 30RMB
交通 地鉄1号 徐家匯 徒歩2分 / 公交 徐家匯広場(43,303,315,320)ほか
言語 中国語
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by sangyuan | 2006-07-24 23:00 | 街角グルメ
 
10 x 10 x 0 = 0 (和膳Sun)
最近見た日本のテレビドラマの中に、「チームとはかけ算である」とのセリフが出てきた。

いくら抜きんでた能力を持つ人物が居たとしても、その足を引っ張る人間(ゼロ)がいれば
最終的な結果はゼロ(失敗)になってしまうという例えで、ある意味では正論だと思う。

仲間の不足を補い合うのもまたチームだが、それにしたってフォローの限度はあるだろう。

仕事にしてもスポーツにしても、ある程度のミスは他の部分でカヴァーすることができる。
ただ、あまりにも致命的なミスを冒してしまったとき、全体の評価をも下げかねないのだ。

どれだけ優れた選手がいたとしても、たったひとりでチームを勝利には導けないのである。

和膳Sun:クリックで拡大 和膳Sun:クリックで拡大 和膳Sun:クリックで拡大

新鮮な海鮮を揃えると評判の長崎鮮魚市場が、古北に和食レストランをオープンさせた。

和平広場の2階に佇む店舗はすっきりとした白壁で、色鮮やかな看板のみが目を引く。
窓にはすだれがかけられており、表から店内の様子を伺い知る手だてはなかった。

多くの客は情報を頼りに訪れるのだろうが、通りすがりの一見には取っ付き難い店だ。

自動ドアをくぐるとオープンキッチンのカウンターや、ワインセラーなどが目につく。
鮮魚がウリだと聞いていたが生け簀などは見当たらず、とてもシンプルな作りだった。

案内されたのは奥の広間で、陽光射し込む厨房と違い極度に照明を落とした暗い空間。

スポット光でテーブル上は照らされているとはいえ、ここまで暗くする必要あるのだろうか。
雰囲気を出すためといえば聞こえはいいが、今が昼だか夜だか判らなくなりそうだった。

もっとも昼間っから酒を頂くには、これくらい暗いほうが罪悪感も薄れてよいかもしれない。

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ランチタイムは寿司や海鮮丼、焼き魚や煮魚などの定食のみをオーダーできるようだ。

三度の飯より寿司が好きなぼくは、迷うことなく江戸前にぎり定食をお願いしてみた。
にぎり12貫に小鉢、味噌汁、サラダと果物がついて、130元は高いのか安いのか。

出てくるまでの期待と不安が入り交じる十数分、やがて大皿に盛られたにぎりが登場だ。

見たところはネタの鮮度もよく、上海ではあまり見かけない光物もあるのが嬉しい限り。
人造ハランがやや安っぽい感じを醸し出すが、そこまで責めるのは酷というものだろう。

薬っぽさを感じたウニを除けば、ネタはどれも上質で上海では頑張っている部類である。

ただ、残念なことにシャリや醤油、軍艦の海苔など、周りを固める素材が今ひとつだった。
せっかくよいネタを使っているのに、他の部分が足を引っ張り総評価を引き下げている。

致命的ではないものの残念な部分であり、今後の改善に期待したいと思う。

 

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和膳Sun
住所 上海市長寧区水城路12-20号 和平広場2F (水城路 x 虹古路、交差点を南)
営業 11:00~14:00 / 17:00~23:00
電話 021-6270-0977
予算 江戸前にぎり定食 130RMB / ネギトロ丼定食 75RMB (いずれもランチメニュー)
備考 クレジットカード不可
言語 日本語 / 中国語
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by sangyuan | 2006-07-23 23:00 | 街角グルメ
 
けえこさん壮行会
ここ上海に於いて、7月は別れの季節なのだろうか……。

身の回りに限ってみても、今月はすでに3人の仲間たちを見送らねばならなかった。
我が妻の同級生もまた、今月に入ってから完全帰国や転勤する人が多いらしい。

そしてこの日、上海一の天然娘として名高いけえこさんを見送るための宴が催された。

鼎泰豐:クリックで拡大 鼎泰豐:クリックで拡大 鼎泰豐:クリックで拡大

けえこさんと初めて出会ったのは昨年6月だとは思うが、正直なところよく覚えていない。

いろいろなイベントで同席させて貰ったが、いつも楽しい笑いに包まれている人だった。
彼女が笑えば周りも笑う、そしてときおり飛び出す天然ぶりに場は大いに沸いたものだ。

同じ関西人として、彼女のボケにツッコミを入れられなかったのが悔やまれて仕方ない。

大勢の人たちで溢れるイベント会場に於いて、すべての人に声をかけるのは無理だろう。
ただ、その人と次にいつ会えるかは判らぬし、ひょっとすると帰国されるかもしれない。

別れの日に悔やんでも遅いのだから、せっかくの出会いを活かさねばならないと感じた。

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一次会では大いに飲み食いし、二次会では洒落たバーに河岸を変えて飲み語った。

いつもと変わらぬメンバーたちが、いつもと変わらぬ宴を繰り広げていく。
けれど次の集まりにはもう、彼女の姿はないはずなのだ。

今生の別れではないけれど、それでもイギリスの空はあまりにも遠かった。

けえこさん、向こうでご活躍されますこと、ここ上海より応援申し上げます。
どうかその笑いと笑顔を、イギリスの地にも振りまいてきてくださいね。

いつの日か、再び上海へお越しになることがあれば、またお目にかかりましょう。
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by sangyuan | 2006-07-22 23:00 | 交流


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