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ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
カテゴリ:観光情報( 199 )
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火焔山とベゼクリク千仏洞
火焔山をご存知だろうか。

中国の有名な小説『西遊記』の中に登場する山で、全体が赤々と燃え上がり玄奘三蔵一行の行く手を阻んだ難所である。もちろんこれは想像上の話ではあるが、トルファンにはこの物語の舞台となったモデルの山がある。名前はそのまま火焔山で、その姿は燃えるように赤いという。

火焔山:クリックで拡大
夏にはゆらゆら燃え上がるという
火焔山はトルファン盆地の中央部に横たわる東西約100キロ、南北10キロに渡る山地である。褶曲運動によりひだの入った山肌は鉄分を多く含むため、うっすらと赤味を帯びている。

中国でも屈指の高温地帯であるトルファンだ、夏場には山肌の温度は60℃を越えるという。立ち上る陽炎がゆらゆらと揺らめき、山全体がまるで燃え上がっているように見えるという。

残念ながら秋深まるトルファンではそんな光景は見られなかったが、それでもなかなかの絶景である。渓谷を流れるムルトゥク河を右手に見ながら、ぼくらを乗せたバスは次なる目的地であるベゼクリク(柏孜克里克)千仏洞の入り口へとたどり着いた。

ベゼクリクとはウイグル語で「美しく飾った家」を意味する。6世紀から14世紀にかけて、この地に多数の仏教石窟が掘られ、内部は宗教壁画や仏像などで美しく飾られていた。9世紀中頃には王族の寺院とされ、現存する石窟83窟のうち大部分はこの時期に制作されたものだという。

谷底には天山山脈の雪解け水が流れ、この乾いた土地にも緑が茂っていた。渓谷の壁沿いに少し下ると、日干し煉瓦を積み上げた趣きある石窟群が目に入る。この雄大な自然にも不思議と調和しているが、埃っぽい建物に付けられた、無粋なアルミ扉だけは強烈な違和感を放っていた。

扉の中に入るとドーム状の天井を持つ石窟内に、いくつもの壁画が描かれている。だが、その大半は無残にも剥がされ、削り取られ、元の姿を留めていなかった。元々この地は仏教が盛んであったが、15世紀に入ってきたイスラム教が勢力を増すと、徐々に駆逐されていったのだった。

ムルトゥク河とベゼクリク千仏洞:クリックで拡大   風化が激しい:クリックで拡大   厳重に封印されている:クリックで拡大
左:川沿いの壁面にはかつての大寺院が   中:発見時には砂に埋もれていたという   右:盗難を防止するための無粋な扉だ

19世紀に入るまで忘れ去られていた千仏洞に、再び脚光を当てたのはドイツの探検隊だった。当時、多くの石窟は砂に埋もれ、残る穴は羊飼いの住居や厩舎と化していた。彼らが遺跡を覆う砂を払いのけ発掘を行うと、中からはイスラムの破壊を免れた美しい壁画が姿を現わしたのだ。

しかし現在では、その壁画もほとんど失われてしまった。ドイツを中心とした外国の探検隊たちが、そのほとんどを根こそぎ持ち去ったのだ。その中には我々日本の探検隊も含まれる。当時の中国の状況を考えれば保護したとも取れるが、今は元あった場所に返すべきではと思うのだ。

だが、ドイツが持ち去った大量の壁画は、先の大戦で灰燼に帰した。とても残念な話である。
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by sangyuan | 2007-10-04 01:00 | 観光情報
 
安息の地 (アスターナ古墓群)
高昌故城からクルマで5分程度の場所に位置する、アスターナ(阿斯塔那)古墓群を訪れた。

アスターナとはウイグル語で「安息の地」を意味するもので、文字通り多くの人たちがこの地で永眠している巨大な霊園だ。10平方キロのエリアに2,000基以上の墓があるといわれているが、そのうち500基のみが発掘済みである。観光客が見学できるのは、わずか3基しかない。

アスターナ古墓群:クリックで拡大
墓室内は撮影禁止であった
敷地内に一歩足を踏み入れると、獣の顔にヒトの身体をした奇妙な立像が出迎えてくれる。これは鎮墓獣と呼ばれるもので、墓を守る魔除けの人形だ。ここでは十二支を象ったものが並ぶ。

塀で囲まれたエリアを出ると、広大な荒野が広がっている。ところどころに土の山が盛られている以外はなにも見えないが、この地下に2,000体以上の遺体が埋められているはずだ。古いもので273年、もっとも新しいもので778年に埋葬されたものらしい。

すべての墓は斜めの参道を持ち、地中には墓室が存在する。乾燥した気候が幸いして保存状態は良好で、盗掘もほとんどなかったという。内部の遺体は腐敗せずに、ミイラ化したものが多い。

地下への参道を下っていくと墓室の入り口左右に、人が屈んで入れるだけの穴が開いている。ここに前述の鎮墓獣が一対置かれていたそうで、死者を守っていたようだ。薄暗い内部には壁画が描かれ、故人の生前を現わしていた。湿っぽさはないが、あまり気味の良い空間ではない。

ふたつめの墓も壁画があるのみで、遺体は博物館に運ばれたという。ただし、3つめの墓については、ガラスの棺に収められた夫婦のミイラが横たわっていた。死してなおよりそうふたりの生前ははかり知れないが、きっとしあわせな生涯を送ったのではないかと思えてくるのだった。
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by sangyuan | 2007-10-03 01:00 | 観光情報
 
沈む夕日と昇る朝日
トルファンの市街地へ入る前に、交河故城と呼ばれる城跡を訪れた。

ふたつの河が交わる高台は、かつてこの地で栄えたとされる車師前国の都があったという。6世紀初頭には高昌国の交河郡城が築かれるが、現存する遺跡は唐代以降に建築されたものだという。いくつもの国や民族がこの地で繁栄を極め、やがては衰退し、滅亡していった名残なのだ。

南側入り口より高台の上に出ると、その壮大なスケールに驚かされる。

夕日に浮かぶ交河故城:クリックで拡大

我々日本人の概念からいえば城は城でしかないが、中国に於いての城は城塞都市である。南北に約1キロ、東西の最大幅が300メートルを越える場所に、泥と石で積み上げられたような都市の残滓が広がっている。かつて多くの人々が行き交ったであろう名残は、そこにはなかった。

それにしても19時を過ぎてなお、新疆の空は明るかった。

中国はその広大な領土を持ちながら、全土を北京時間で統一している。しかし、それではいろいろと不便も大きかろうと、新疆ウイグル自治区ではウイグル時間と呼ばれるローカルタイムも採用している。時差は北京時間からマイナス2時間ほど。つまりはまだ17時過ぎ程度なのだった。

ぼくらは沈む夕日に照らされる遺跡内を散策しながら、この街の盛衰に想いを馳せるのだった。

仏塔跡地:クリックで拡大   見張り台跡地:クリックで拡大   刑務所跡地:クリックで拡大
左:200ある仏塔中でも最大級のもの  中:かつて見張り台があったとされる場所  右:半地下にある刑務所的な施設


翌日はまだ薄暗いうち(といっても7時半頃)からホテルを出て、高昌故城を訊ねた。

高昌は先に述べた車師前国を滅ぼした国で、トルファンを中心に1,000年以上に渡り栄華を極めた。その治所はカラホージョと呼ばれる都城址で、総面積は200万平米、外周5キロに及ぶ広大な敷地を城壁で囲い、その内部を宮城、内城、外城に分けて政治・経済の中心としていた。

だが、現在は見る影もなく、荒涼とした大地にぽつりぽつりと遺物が残るばかりの寂しい場所だ。

敷地内の移動には観光用のロバ車が利用される。もちろん徒歩でも散策することができるが、のんびりと歩いていては丸1日あっても足りないほど広い。ぼくらはシルクロードを旅するキャラバン隊よろしく、荷台にぎゅうぎゅうに押し込まれたまま、朝焼けの眩しい荒涼たる大地を疾走した。

高昌故城の朝焼け:クリックで拡大   ロバの引く馬車にて:クリックで拡大   風化の激しい城壁跡:クリックで拡大
左:朝焼けが照らす城址は無人の荒野  中:のんびりとロバに引かれて進む  右:他民族による破壊と風化が進む城壁


城址の中央部には、小さな祠のような建物(再建)が見られる。これは僧侶が説法に利用した場所だそうで、かの玄奘が高昌国を訪れた際にはここで仏の教えを説いたのだという。三蔵法師といえば物語中の人物のようだが、かつて彼が歩いた道をぼくらも辿っているのだと実感できた。

今回、ふたつの故城を訪れたわけだが、かつての栄華は見る影もない荒廃した大地だった。

それでも故城の上では当時と変わることなく日が沈み、また朝を迎える。悠久の歴史の中に於いて、人間の一生などは本当にちっぽけなものに思えた。けれど、それを嘆いてみても仕方ない。ぼくらはただ、与えられた時間の中で精いっぱいのことをすれば、それでよいのではなかろうか。
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by sangyuan | 2007-10-02 01:00 | 観光情報
 
天山南路シルクロードをゆく
東西を結ぶ交易路シルクロードと聞けば、誰もが眠っていた旅心を思い出すだろう。

現在の定義によれば、シルクロードとは海上交通路も含めた東西交易路だが、元々は陸上のキャラバンルートを指した。ドイツ地理学者のリヒトホーフェンが、その著書の中で用いたザイデンシュトラーセン(Seidenstrassen《絹の諸道》)を英訳したものが広く定着し、今日に至っている。

狭義には長安から河西回廊を経て敦煌に至り、3つのルートに分かれる陸上交通路とその支路を指す。敦煌から北進し天山山脈の北側を西に向かうルートを天山北路、天山山脈の南側を進むルートを天山南路、そして崑崙山脈北麓を西に向かう西域南道に大別されている。

ウルムチの空は青かった:クリックで拡大
上海暮らしで忘れていた、果てしない青い空があった
今回、国慶節休暇を利用して、かねてよりの憧れだった、シルクロード天山南路を旅することが出来たのは非常な幸運であった。旅の記録をここに留め、新たな旅人を彼の地へと誘いたく思い筆を執る。しばらくお付き合い願いたい。

旅の玄関口となるウルムチは、新疆ウイグル自治区の首府である。上海からは直線距離でも3,200キロ、飛行機で約5時間のフライトだ。

内陸性乾燥気候のウルムチは夏場には30℃を越え、冬場はマイナス20℃程度まで冷え込む厳しい気候だ。10月の平均気温は13.5℃。カラリと乾いた空気はやや肌寒いが、降り注ぐ強い日差しと、抜けるような青い空が心地よい。ただし、朝晩は冷え込むので上着が必要だろう。

ウルムチでは現地ツアーガイドと合流して、まずは腹ごしらえを行う。料理は一般的な中国料理だが、味付けはややスパイシー。残念ながら本格的な新疆料理ではないのでやや物足りぬが、それでも使用する食材は清真(豚肉や豚脂を使わないイスラム教料理)を意識したものだった。

食事を終えた我々はバスに乗り、ウルムチの東183キロにあるトルファンを目指すことになる。

地平の彼方へ続く道:クリックで拡大   アジア最大の風力発電所:クリックで拡大   荒野の果てに見えるは天山山脈:クリックで拡大
左:地平の彼方まで続く真っ直ぐな道  中:道の両側には風力発電器が並ぶ  右:どこを見ても何もない荒野が広がる







トルファンとはウイグル語で「低地」を意味しており、その名の通り中国でももっとも低い土地だ。市の南側にあるアイデン湖は海抜マイナス154メートルの塩水湖で、中国の死海とも呼ばれている。最高気温は48℃、最低気温はマイナス28℃と、ウルムチ以上に厳しい気候である。

トルファンまでの道程には立派な国道が通っているが、その周りにはほとんど何もない。左手に天山山脈の冠雪を見ながら、ひたすら真っ直ぐな道をバスは走る。時折、思い出したように列車を見かけたり、アジア最大だという風力発電所が目に入るが、それ以外は無人の荒野が続く。

はじめはその雄大な景色に釘づけだったが、延々とそれが続くと飽きてくる。バスに揺られて2時間半。半ばウトウトしつつ岩石の岩山を越えると、そこは砂漠のオアシス都市トルファンだった。
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by sangyuan | 2007-10-01 01:00 | 観光情報
 
何ごとも経験してみる (錦繍夢想)
趣味じゃないからと避けていたことも、実際に体験すると興味を惹かれることは多々ある。

もちろん実際に試してみても興味を持てない事例もあるが、我々は多くのことを試しもせずに避けて通っている節がある。人に与えられた時間が有限である以上は仕方ない部分もあるが、せめて誘われたり薦められたものに関しては、可能な限りは試してみてから判断したいものだ。

錦繍夢想:クリックで拡大
様々な形の展示方法も面白い
先日、妻の誘いでエルメスのスカーフ展を見に行った。エルメスといえばフランスの有名ブランドだというくらいは知っているが、基本的には興味のない分野である。ただ、食わず嫌いであることも否めないので、後学のためにも同行させて貰った。

久しぶりに訪れる上海美術館は、いつものように静謐たる空気に満ちていた。展示会場は3階の特設ブースで、小さな入り口から中へと入る。ぼくはてっきりガラスケースか額縁に収められたスカーフが、ズラリと並べられているばかりだと思っていた。

しかし現実はそうではなく、なかなか興味深いものだった。ひとことで表わすなら、スカーフを使った新しいアートの創造である。

例えば帆船の帆を描いたスカーフは、実際に揺れ動く波間から見え隠れするよう展示されている。スカーフを使って見事な提灯を作り上げたり、音を使った演出なども用意されていた。スカーフが主ではあるけれど、それを使った演出自体が新しいアートとして提示されているのである。

もし雑誌で展示会の存在を知ったなら、おそらく訪れることはなかっただろう。誘ってくれた妻に感謝するとともに、試してもみないで物事を判断するのはやはりよくないと再認識するのだった。

 

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エルメス錦繍夢想スカーフ展
種別 モダンアート
会場 上海美術館
住所 上海市黄浦区南京西路325号 (南京西路 x 黄陂北路、交差点付近)
会期 2007年9月8日~10月7日 9:00~17:00 (入場は16:00まで)
電話 021-6327-2829 ext.200
交通 地鉄2号 人民広場 9号出口 / 公交 西蔵中路(20路)など
入場 成人20RMB / 学生 5RMB
備考 エルメス生誕170周年イベント
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by sangyuan | 2007-09-17 01:00 | 観光情報
 
童心に還る (東方緑舟)
上海の西郊に東方緑舟という、大型の施設がある。

何度か前を通ったことがあるのだが、敷地内に巨大な空母(航空母艦)や戦闘機が見える、ちょっと変わった施設だと思っていた。先日、会社の研修でそこを訪れる機会があったので、ようやく施設の全貌を目撃することが出来た。そこはアウトドア気分を満喫できる、複合施設であった。

カマキリ:クリックで拡大
カマキリなどを捕まえたのは、何年ぶりのことだろうか
東方緑舟は淀山湖のほとりにある、巨大なレジャー・教育スポットだ。370ヘクタールの広大な敷地は、国防教育区、水上運動区、トレーニング区、勇敢知恵区、航空活動区などに分けられ、様々なテーマに沿って楽しむことができる。

敷地内には宿泊施設やレストランも完備されており、キャンプやバーベキュー、ウォータースポーツなど、様々なことを楽しむことができる。

初日はセミナーばかりでここまで出向いた意義を感じられなかったが、2日目は自由行動で施設内を散策することができた。ちょうど季節は暑くもなく、寒くもない過ごし易い気候。レンタサイクルを借りて、湖の畔や草原を走り回る。ただ、それだけのことなのに、なんだかとても爽快だった。

ランチは会社の同僚たちと、バーベキューを楽しむ。お世辞にもあまりよい素材だとはいえないものだが、炭火で焙って皆でわいわいと騒ぎながらのそれは、不思議な旨さがあった。冷えたビールで喉を潤しながら、ふと芝生に目をやればカマキリが。ぼくは久々に童心へと還るのだった。

 

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東方緑舟 / Oriental Green Boat
種別 レジャー・研修施設
住所 上海市青浦区滬青平公路6888号
電話 021-5923-3000
交通 旅遊4号バス
予算 入場 50RMB / レンタサイクル 10RMB(1時間) / バドミントン 30RMB(1時間)
備考 様々なゾーンに分かれており、大人から子供まで遊ぶことができる
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by sangyuan | 2007-09-15 01:00 | 観光情報
 
異世界への扉 (キダム)
ぼくがまだ小学生のころ、地方都市に巡業に訪れた小さなサーカスを観に行った。

炎天下の空き地に立てられたテントに空調はなく、内部はサウナのごとき灼熱地獄だった。そんな劣悪な環境下で文字通り手に汗握りながら、空中ブランコや動物たちのショウに歓喜と賞賛の声をあげた。あの灼熱のリング(ステージ)は、幼少のぼくにとって異世界へ続く扉だったのだ。

CIRQUE DU SOLEIL - QUIDAM:クリックで拡大
まもなく舞台は幕を開ける、期待高まる瞬間だ
あれかれ二十数年の時を経て、ここ上海の地から再び異世界へと旅立つ機会を得た。世界中を熱狂させたという芸術集団シルク・ドゥ・ソレイユの上海初公演、QUIDAM(キダム)だ。

地鉄の上海科技館駅から流れに沿って歩くと、ビックトップと名付けられた大型のテントが視界に飛び込んでくる。内部は空調、音響、照明完備の大空間で、とても即席とは思えなかった。

やがてひとりのクラウンと、数人の白ずくめがステージに登場し、舞台は幕を開けた。アクロバットの技術は上海雑伎のほうが上のようにも思えるが、だからといってキダムがつまらないわけではない。まるでミュージカルのようなストーリー仕立ての舞台は、とてもアーティスティックだった。

不可思議な衣装に身を包むキャストがときには官能的に、ときには幻想的に、身体能力の限界に挑む技の数々を繰り広げる。それは凄いというよりも、美しいという形容がよく似合う。観客は固唾を飲んだり、うっとりしたり、腹を抱えて笑ったりと、キダムの世界に引き込まれていった。

深い満足感に包まれながら、サーカスは今も我々を異世界へと誘う扉なのだと感じたのだった。

 

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QUIDAM -CIRQUE DU SOLEIL- / 神秘人 -太陽馬戯-
種別 エンターテインメント・サーカス
会場 上海市浦東新区世紀大道 太陽城堡 特設会場
日時 2007年6月28日~8月26日 19:30~22:00 (土日は日中公演もあり)
票価 150, 360, 680, 880, 2000RMB
備考 カナダのエンターテインメント集団が上海に初上陸
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by sangyuan | 2007-08-26 01:00 | 観光情報
 
上海上空いらっしゃいませ (金茂大厦)
まだ出張者としてこの街を訪れていたころ、浦東の東方明珠塔に登ったことがある。

どうせ登るならいちばん高い場所までと、100元のチケットを買って地上350メートルの展望台を訪れた。しかし、薄汚れた窓の外には安全のための鉄枠が大きく張り出し、おまけに下界はガスに包まれてよく見えない。かなり狭い展望台はすし詰め状態で、あまりよい想い出がなかった。

外灘の夜景 from 金茂大厦:クリックで拡大
まるで空中遊覧のように、上から視点で外灘を一望
そこでお勧めしたいのが、金茂大厦にある空中展望台だ。金茂大厦は高さ420メートル、現時点では世界で4番目に高いビルだ。88階に大展望台、53階から87階はホテル(グランドハイアット)、その他のフロアにはオフィスやレストランなどが入る、メガストラクチャーである。

展望台(340メートル)には地下1階にある専用高速エレベータにて、あっという間に到着する。

展望フロアから窓の外に広がる景色は圧巻。上海のシンボル、東方明珠塔や外灘の夜景が眼下に広がっている。まるで光の粒を振りまいたかの風景は、美しいの一言だった。そしてもうひとつの見所がビルの内側。高さ152メートルもある、グランドハイアットの巨大アトリウムは必見だ。

ところで金茂の高さは420メートルであるのに対し、最上階の展望台の高さは340メートルしかない。避雷針などの高さも含むのだろうが、それにしたって差が大きすぎる。噂によればVIPしか入れない、特別展望室が存在するのだとか。もしそうなら、そこからの夜景も見てみたいものだ。

 

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金茂大厦 観光廳(展望台)
種別 夜景スポット
住所 上海市浦東新区世紀大道2号 金茂大厦88F (世紀大道 x 銀城中路、交差点付近)
営業 8:30~21:00
電話 021-5047-5101
交通 地鉄2号 陸家嘴 / 公交 陸家嘴地鉄站(81,583,774,797,870,971,973,985路)
予算 70RMB (身長120cm以下は割引あり)
備考 東方明珠塔を含む外灘の夜景が一望の下に!
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by sangyuan | 2007-08-21 01:00 | 観光情報
 
超絶美技に酔いしれる (ERA)
たくさんのお土産を持ち帰ってくれた妻だが、じつは小さなお客さんをも連れてきた。

今年中学生になったばかりのUちゃんは、ぼくの義理の姪っ子にあたる。夏休みを利用して、我が家にホームステイするのだという。初の海外旅行に上海を選んでくれたのも、何かの縁であろう。想い出深い旅にして貰うためにも、上海おもてなし隊としては全力で接待せねばなるまい。

ERA カーテンコール:クリックで拡大
公演中は撮影禁止なのでカーテンコールの模様
ただ、女子中学生をアテンドするというのは、ぼくも初めての経験だ。あまりローカルな雰囲気はお好みではないようだし、食べ物にもそれほど興味がないという。そんな中、関心を示してくれたのが、新世代の上海雑伎ERAである。

ERAとは上海の伝統雑伎に、音や光といった演出を加えてエンターテインメント性を与えたもの。演出はあのシルクドソレイユが手がける。

公演内容については、この場では触れずにおく。ぼくにはあの感動を文章で伝える術はないし、実際に見て、聞いて、心で感じ取って欲しいからだ。時には手を叩き、舞台の動きに合わせて固唾を飲み、そして惜しみない賞賛を送ることで、ひとつになる会場の雰囲気を体験して欲しい。

アテンドで雑伎といえば、ついアクセスのよいポートマンなどを利用しがちだが、ここまで足を伸ばす価値は十分にあると思う。毎日公演しているので、機会を見つけてぜひ訪れて欲しい。

 

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ERA Intersection of Time / 超級多媒体夢幻劇 時空之旅
種別 エンターテインメント(上海雑伎+シルクドソレイユ)
住所 上海市閘北区共和新路2266号 上海馬戯城 (共和新路 x 広中路、交差点を南)
公演 19:30~21:30 (年中無休)
電話 021-6652-7750 (チケット予約)
交通 地鉄1号 上海馬戯城 徒歩2分
予算 80, 180, 280, 380, 480, 580RMB
備考 光と音、そして超絶美技に酔いしれろ!
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by sangyuan | 2007-08-19 01:00 | 観光情報
 
草原でモータースポーツ
ぼくがまだ20代のころ、バイクで風を切るのが好きだった。

夏は暑いし、冬は寒い、雨が降ればずぶ濡れになってしまう乗り物だが、それでも人車一体となって風を切る感覚は他に代え難いものがあった。こいつといっしょならどこへでも行けると、各地を旅してまわったものだ。そんな相棒と別れて10年近くになるが、今でも恋しく思うことがある。

草原ライダー
気持ちよさそうに風を切る友人f嬢
内モンゴルで乗馬体験を行っている最中、現地の人たちがバイクで移動しているのを見た。遮るもののない草原で、風になるのはさぞ気持ちよいことだろう。そう感じたのはぼくだけではなかったようで、元バイク乗り数人があれに乗りたいと声を上げた。相談の末、現地人に無理をいって愛車を貸してもらうことができた。

しかし、このバイクがくせ者で整備状況はかなり悪い。油断しているとすぐエンストするし、前輪のブレーキレバーは無くなっていた。ブレーキが使えないのは致命的ではないかと思ったが、走り出してみればそんなことは杞憂だと気がつく。見渡す限りの草原では、物陰から何かが飛び出してくることはないのだ。急制動を行う必要はないので、エンブレとリアブレーキだけで十分だった。

久しぶりのバイクでおっかなびっくり走り出すと、景色は後方へと流れ出す。ギアをかき上げながらアクセルを開けていくと、バイクは弾かれたように加速を開始した。懐かしい感覚に心を振るわせながら、このまま地平の彼方まで走り続けていきたいような気持ちに支配されるのだった。

日本にいたころもバイクは自由な乗り物だと思っていたが、ここでのそれは桁違いだった。ヘルメットやグローブも付けずに風を切るのは初めての感覚だし、スピード制限などの交通ルールもない。何よりここでは道すら存在せず、すべての制約を解き放ち好きな場所へ行けるのだった。

草原をゆく:クリックで拡大
荒れ地をものともせず、ぐんぐん進むATVも楽しい
思う存分バイクを楽しんだあとは、ATV(Allwheel Traction Vehicle:全輪駆動車)と呼ばれるバギーにも挑戦してみた。

かつてコタキナバルにて同様の乗り物を楽しんだが、その走破性は草原にぴったりの乗り物だ。デコボコ道や荒れ地、ちょっとした岩場などをものともせずに進む様はなんとも心地よい。水たまりや段差に自ら飛び込みたくなるのだ。

これらは内燃機関で走るので、排ガスが出る。そう考えると草原でこれらを乗り回すのは悪いことのようにも思えるが、それでも抗いがたいほどの魅力がある。上海に来て以来、すっかりモータースポーツから遠ざかっていたが、また自由に走り回りたいとの想いが強くなってしまったようだ。
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by sangyuan | 2007-08-07 01:00 | 観光情報


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