excite 支店 (shanghai55.exblog.jp )

ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
カテゴリ:街角グルメ( 412 )
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毎日がハッピーデイ (藏楽湯坊)
友人のはやいきさんより、食事会のお誘いを頂いた。

自分で主催するのもいいけれど、こうやって誰かにお呼ばれするのもよいものだ。会場の手配や会計などに煩わされず、純粋に食事を楽しむことができる。この日のテーマは薬膳スープ。医食同源の本場にて作られたそれは、さぞかし滋味深いものだろうと期待に胸を膨らませていた。

誕生日にはケーキを
誕生日の人だけでなく、祝う側もしあわせになれる気がする
明るく清潔な店内は、大勢の人たちで賑わっている。19時台の予約は受け付けて貰えなかったので、服務台にて整理券を渡される。人気店のようで、しばらく待たされることとなった。

メニューにはメインの薬膳スープを中心に、広東風の家庭料理が並ぶ。スープには薬効などが書かれており、壷単位でオーダーする。どれも気になるが、扱っていないものも多かった。

やがて壷に入って運ばれてきたスープは、各種材料を壷に入れて蒸し上げたと思われるものだった。壷から取り出した具材は皿に盛り、スープだけを飲む。なるほど薬効ありそうな滋味深い味わいだが、塩気はいっさい付いていないので出し汁のようだ。好みで塩胡椒にて味付けしよう。

この日のサブテーマは、友人wadakoちゃんの誕生日と就職祝い。事前にこっそり準備を進め、食後にハッピーバースデーと歌いつつ彼女を祝った。上海生活が長くなるごとに友人が増え、お祝いごともそれに比例する。毎月、毎週祝う相手がいる。それはとてもステキなことに思えた。

 

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藏楽湯坊 赤峰路店
種別 中国料理(薬膳スープ)
住所 上海市虹口区赤峰路445号 (赤峰路 x 中山北路、交差点を東)
営業 11:00~14:00 / 17:00~21:30
電話 021-6555-6110
交通 地鉄3号 赤峰路 / 公交 上農新村(101,537,952路)ほか
予算 清補涼燉赤肉 49RMB / 翅骨陳皮燉蚝豉 69RMB / 澳門脆皮焼肉 26RMB
言語 中国語
菜単 中国語 / 写真あり(一部)
備考 身体の調子が悪いときは医食同源を実践してみよう / 市内に3店舗あり
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by sangyuan | 2007-11-03 01:00 | 街角グルメ
 
サンマまつりと友の誕生日 (魚蔵)
新鮮なサンマを塩焼きにして、あったかな銀シャリとともに食らいたい。

9月末、そんな切なる願いを叶えるために計画されたサンマまつりは、店側のこだわりにより頓挫してしまった。代わりに手にしたスルメイカの一夜干は、郷愁を誘う懐かしい味で素晴らしかったものの、サンマへの想いは満たされぬまま。次こそは必ず、そう考えながらひと月が過ぎ去った。

極上のサンマ造り:クリックで拡大
舌の上でとろける極上サンマ造り
そろそろサンマの旬も終わる、そんな時期に一通のメールが舞い込んだ。延び延びになっていたサンマまつりを、今度こそ開催しようというkurousaさんからのお誘いだ。ぼくは小さくガッツポーズを決めて、即座に参加する旨を返信した。決戦は金曜日だ。

念願のサンマを喰えるのはもちろん嬉しかったが、それ以外にも楽しみがあった。翌日3日はkurousaさんの誕生日。サンマまつりと平行し、1日早い彼女のバースデーパーティを計画したのだ。

彼女の驚く顔を想像してワクワクしながら、お気に入りのケーキやフラワーアレンジメントを用意し、その日が訪れるのを待った。祝う側もまた楽しめるので、サプライズ誕生会は大好きである。

当日は少し早めに魚蔵を訪れて、ケーキと花束をこっそり隠しておいて貰う。店側もkurousaさんの誕生日を知っていたようで、シャンパンなどを用意してくれていた。この日のランチタイムにも友人からサプライズを頂いたそうで、皆から愛されている彼女の姿が目に浮かぶようだった。

計画では食事が終わったころに、ケーキと花束を出してきておめでとうとやる予定であった。ところが席に着くややいなや「しゅうさん、早いけど誕生日おめでとう」とプレゼントを渡される。驚かせるつもりが、逆に驚かされることになってしまい、こちらも慌てて贈り物を手渡すこととなった。

味道淋特製チーズケーキ:クリックで拡大   サンマの塩焼き:クリックで拡大   笑顔のステキな kurousa さん
左:スッキリした甘さのチーズケーキ  中:食べるのがもったいない美しさだ  右:いつも笑顔がステキなkurousaさん

そんな波乱含みのスタートだったが、料理は相変わらず旨かった。キラキラと光り輝くサンマの造りは、薄紅色の身にたっぷりと脂が乗っている。口に含むとさっととろけるようで、新鮮な青魚だけが醸すことのできる独特の旨味があった。そんな身を使った寿司もまた、感涙モノであった。

念願の塩焼きも旨い。熱を加えることで活性化された旨味が、舌の上で華麗なダンスを踊る。サラリとした脂のにじむ身と、心地よい苦味をたたえたワタを乗せ、かき込む白飯のなんと旨いことか。もちろんサンマ以外も一級品ばかり。ぼくは日本人に生まれた喜びを噛み締めるのだった。

旨い料理と酒を嗜みながら、友の誕生日を祝い合う。楽しい時間はあっという間で、気がつけば日付を跨いでいた。kuroさん、誕生日おめでとう。新たな1年も実り多き年でありますように。

 

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魚蔵 虹梅店
種別 日本料理(鮮魚料理)
住所 上海市長寧区虹梅路3717弄30号 真珠城1F (虹梅路 x 延安西路、交差点を南)
営業 17:30~24:00
電話 021-6446-0252
交通 公交 虹梅路(809,925,936路)ほか
予算 特選にぎり盛合せ 250RMB / 鯖棒寿司 75RMB / タコ唐揚げ 40RMB ほか
言語 日本語 / 中国語
菜単 日本語 / 中国語 / 写真なし
備考 上海で旨い海鮮を食べたいならここ! / 一号店も店名が魚蔵に変わりました
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by sangyuan | 2007-11-02 01:00 | 街角グルメ
 
普通であること (誠)
朝晩はめっきり冷え込むようになり、あったかい食べ物が恋しくなってきた。

おでんや鍋物などの定番はもちろんだが、ぼくが密かに愛してやまないのが風呂吹き大根だ。じっくりくつくつ煮込んだ大根に、甘辛い味噌ダレをかける。箸でスッと割って、フウフウ息を吹きかけながら口に含めば、舌の上でホロリと崩れていく。滋味深い味わいに身も心もあたたまるのだ。

風呂吹き大根:クリックで拡大
美しい飾り切りや添え物で、見た目にも楽しめるひと皿だ
そんなほっこりとあたたかな、風呂吹き大根を喰わせる店に、ここ上海の地で巡りあえた。

富民路に佇む日本料理の誠は、今年で12年目を迎えた老舗店である。今でこそ300を越えるという上海の和食店だが、当時はホテル併設店のみで、路面店は非常に珍しかったそうだ。8年前に店主が脳溢血で倒れ、現在はその息子が2代目として店を切り盛りしているという。

大きく『誠』と染め抜かれた暖簾をくぐると、そこは小料理屋といった雰囲気。板前の作業を楽しめるカウンター席と、それを囲むように掘りごたつの座敷がある。小姐たちの日本語はややたどたどしいが、日本人料理長やスタッフがいるので意思の疎通に困ることはなさそうである。

前述の風呂吹き大根に関しては、その見た目も含め満足いく仕上がりだった。ただ、その他の料理については丁寧な仕事を感じさせる反面、これといった驚きもない。和食とは名ばかりのなんちゃって料理が出てくる心配はないが、出来れば思わずうなるような皿に出会いたいものだ。

もっともここは異国の地であり、普通の和食というだけでもありがたいのかもしれない。ただ、上海和食界は群雄割拠の時代を迎えており、普通なだけではもはや生き残れないのではないだろうか。3ヶ月で閉店する店もある中、ここまで生き延びた老舗として頑張って欲しいものである。

 

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種別 日本料理
住所 上海市静安区富民路177号甲 (富民路 x 巨鹿路、交差点を南)
営業 17:30~23:00 (ラストオーダー 22:30) / 日曜定休
電話 021-5403-1943
交通 地鉄2号 静安寺 / 公交 銅仁路(49,71,127路)ほか
予算 里芋のイカ煮 35RMB
言語 日本語 / 中国語
菜単 日本語 / 写真なし
備考 今年で12年目になる上海日本料理の老舗
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by sangyuan | 2007-10-31 01:00 | 街角グルメ
 
秋だ! 食うぞ上海蟹ツアー
2年の上海生活で得た結論、それは『上海蟹は現地まで出向いて喰うべし』だ。

もちろん市内でだって食べることはできるが、とにかく値段が高いのだ。産地にこだわらなければそれなりに安価で食べることもできるが、本場陽澄湖産ともなれば小さなものでも数百元したりする。同じ額を出すなら産地を訪れて、仲間たちとわいわいやりながら食べたほうが旨いのだ。

蟹の中から味噌がトロリ:クリックで拡大
アツアツ蒸したての蟹を割ると、中から濃厚な味噌がトロリ
そんなわけで、去年から計画していた陽澄湖蟹ツアーを実行に移した。友人のfamifamiさんの協力で、バスや店の手配、さらには食後の観光までも用意して頂けた。ありがたいことだ。

日曜日の午前9時、心配していた天候は大きく持ち直していた。約30名の参加者を乗せたバスは一路、陽澄湖へ向けて走り出す。始めは会話に興じていたが、いつしか意識は夢の中へ。

出発から約1時間半、目を覚ますと陽澄湖はもう目の前だ。高速を下りて信号待ちしていると、大勢の男女がわらわらとクルマに群がってくる。彼らは客引きで、交渉が成立すればそのまま店まで案内してくれる。ぼくらは事前に予約済みなので、彼らには目もくれず目的の店に到着した。

地物の野菜や鶏を使った料理を楽しんでいると、いよいよ本日のメインが登場だ。蒸したてアツアツで上手く掴めないもどかしさを感じながら、パックリとふたつに割れば、中からは濃厚な味噌がトロリとこぼれ出す。オスはやや時期尚早で濃厚さに欠けたが、メスは文句なしに旨かった。

窓辺に広がる陽澄湖や友人との会話を楽しみながらの蟹は、最高のご馳走だ。テーブルいっぱいの料理に水郷観光までついて、310元は安い。ぜひ来年も、同様の催しを開催したいと願う。

 

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秋だ! 食うぞ上海蟹ツアー
日時 2007年10月28日 9:00出発
予算 310RMB (交通費、食事代、水郷への入場料含む)
備考 お土産用の蟹も購入できます
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by sangyuan | 2007-10-28 01:00 | 街角グルメ
 
千の涙と九百九十九の石窟
クチャ市街の西75キロの位置に、キジル千仏洞と呼ばれる寺院跡がある。

ムザルト川左岸の崖面に開掘された、タリム盆地最大の規模をもつ石窟寺院で、現存するその数は230窟を越える。その壁面に描かれているのは仏教画だけでなく、貴族や武人供養者、西洋から伝えられた文物、楽器などがあり、当時の様子を伝える貴重な資料として知られている。

千泪泉:クリックで拡大
切り立った崖に囲まれた泉の上には、抜けるような青い空
切り立った崖間の険しい道を進んでいくと、不意に視界が開ける。目指すムザルト川だ。ここからしばらく進んだところに、キジル千仏洞とその研究施設である亀茲石窟研究所がある。

広大な敷地内には樹木が生え、小さいながら池もある。これまでずっと乾いた荒野を進んできたが、ここだけはまるでオアシスだ。ぼくは文明が川沿いに興るという史実を思い出した。

簡単な昼食を済ませたあと、ぼくらは千仏洞の西区と東区の境界線となっている渓谷へと分け入った。始めのうちは整備されていた歩道も徐々に山道となり、崖沿いに斜めにつけられた道やぬかるみに足を取られそうになる。歩くこと15分、不意に目の前に現われた終点が千泪泉だ。

これまで進んできた渓谷が袋小路になっており、正面の崖上からはチョロチョロと水滴が滴ってくる。千泪泉とはロマンティックな名をつけたものだが、この泉には次のような悲しい伝説がある。

かつて亀茲国の姫と石工の青年が恋に落ちた。ふたりの仲を認めない王は、千の石窟を掘れば許してやろうと難題をふっかけ、諦めさせようとした。石工は寝食も忘れ掘り続けたが、999窟を掘ったところで息絶えた。それを知った姫は千の涙を流し、それが泉となって残っているという。

渓谷を行く:クリックで拡大   キジル千仏洞:クリックで拡大   鳩摩羅什(クマラジュウ)の像:クリックで拡大   千仏洞への階段:クリックで拡大
1.久々のトレッキング気分  2.手作業で掘られた岩窟  3.仏典翻訳家クマラジュウ  4.急な斜面に石造りの階段が続く

そんな石工が掘ったという石窟(もちろん作り話だが)は、崖の斜面に黒々とした口を開いている。そこへ到る通路に関しては近年になって作られたものだが、石窟自体は4世紀~7世紀ごろに作られたものだといわれている。カメラは持ち込み禁止ということで、荷物を預けて見学した。

壁面を彩る青い顔料は、アフガニスタンで産出されるラピスラズリを用いたものだ。また壁に描かれた五弦琵琶(通常の琵琶は四弦)は世界で唯一、日本の正倉院に現存している。他にもギリシャ神話を表わす壁画が残るなど、シルクロードが東西を繋ぐ掛け橋だったことを物語っていた。

ただし、壁画のほとんどは無残に剥がれ、今ではほとんど見る影もない。ここもまた異教徒からの破壊や、調査隊という名の掠奪、さらには自然災害にまでさらされ、かすかにその痕跡を留めているに過ぎない。ぼくは頭の中で破壊箇所の補完をおこない、往時の姿に想いを馳せた。
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by sangyuan | 2007-10-23 01:00 | 街角グルメ
 
上海で本格貴州料理 (黔府)
今年5月、貴州省を旅して本場の黔菜(貴州料理)に出会えたのは幸運だった。

貴州料理の特徴は酸辣(酸っぱ辛い)だ。どちらもぼくの好きな味だが、その中でも酸湯魚と呼ばれる鍋料理の味付けは、素晴らしいのひとことに尽きる。米を自然醗酵させた白酢と、トマトや生姜、ニンニクなどを甕の中で醗酵させた紅酢の2種類を使い、とてもさわやかな酸味を創り出す。

酸湯魚:クリックで拡大
トマトのさわやかな酸味と唐がらしの辛さが心地よいスープ
貴州省の川で獲れる烏江魚(ナマズに似た魚)をぶつ切りにして、2種類の酢、唐がらしや豆もやしを加えて炒め煮にして、最後にトマトと芽ニンニクを加えて完成だ。辛味と酸味が生み出すハーモニーが、なんとも心地よい逸品だ。

久しぶりにあの妙味を味わいたくて、黔菜の黔府酸湯魚を訪れた。急な呼びかけにも関わらず集まってくれる、食いしん坊仲間たちが心強い。

自身もブイ族出身のオーナーが本場の味にこだわり、すべての食材や調味料を貴州省から取り寄せている。もちろん料理人たちも、現地から呼び寄せた精鋭たちだ。そんな彼らが作り出す料理の数々は、酸味と辛味が見事に調和しており、思わずごはんやビールが欲しくなる味付けだ。

残念なのは白ごはんで、なぜか冷や飯が供された。おそらく閉店間近だったので、炒飯用のものしか残ってなかったのであろう。それを除けば大満足の夕飯で、久々の貴州料理を堪能することができた。どの料理もポーションは大きめなので、ぜひ仲間たちを募って訪れたい店である。

 

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黔府酸湯魚
種別 中国料理(貴州料理)
住所 上海市静安区南京西路1856号 聚安大厦2F (南京西路 x 烏魯木斉北路、交差点付近)
営業 11:00~22:30
電話 021-5150-1397
交通 地鉄2号 静安寺 / 公交 烏魯木斉北路(20,40,138,330,939路)ほか
予算 苗嶺酸湯魚 28RMB~ / 黔府辣子鶏 28RMB / 花江狗肉 68RMB
言語 中国語
菜単 中国語 / 写真あり
備考 貴州省出身のオーナーがプロデュースする、本格貴州料理の数々
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by sangyuan | 2007-10-22 01:00 | 街角グルメ
 
野菜の美味しいレストラン (フィオーレ)
上海で食べる野菜は総じて美味しくない。

農薬天国と呼ばれる中国の野菜には、たっぷりと薬剤が使われている。虫を殺すための薬が野菜によいわけがなく、そのストレスはエグ味となって表面化する。濃い味付けのときでも気になるくらいで、生のまま素材の旨味を楽しむようなサラダなどでは、致命的な欠点となっているのだ。

スティックサラダ:クリックで拡大
上海で生野菜が旨い店は貴重だ
ところが、友人の紹介で訪れたイタリアンは、新鮮な生野菜を使ったサラダが美味しい、ゴキゲンなレストランだった。

ビストロフィオーレはもともと、古北の万科広場で人気のレストランであった。ところが共同経営者とのトラブルで袂を別つことになったオーナーが、古羊路にジャスミンの名を付加した新店としてオープンさせたという。なんとも上海らしいエピソードである。

ガラス張りの明るい店内は、調理師の作業が見渡せるオープンキッチンでとても開放的な造りになっている。木の温もりを感じさせる店内には、カウンター席が用意されている。またキッズスペースなどもあり、ひとりでも家族連れでも利用し易くなっている。

ピザやパスタは大中小から選べ、トッピングやパスタの種類を変更することも可能だ。サラダのドレッシングも6種から選択でき、細やかな心配りや雰囲気が日本のファミレスを思わせる。上海ではあまり見かけないイカ墨のリゾットやパスタがあるのも、個人的には高ポイントであった。

肝心の料理の味についてはそこそこのレベルだが、ことサラダについては野菜の美味しさが嬉しかった。大好きなタルタルで食べるグリーンサラダも旨かったが、スティックサラダの人参やセロリの味わいは感涙物だ。ほとんど貪るように食べ尽くし、思わずお代わりを追加したほどだ。

気取らずカジュアルに楽しめるファミレス風レストラン、近所にあったら通ってしまいそうな店だ。

 

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BISTRO FIORE Jasmine / ビストロフィオーレ・ジャスミン
種別 イタリア料理
住所 上海市長寧区古羊路473号S4-B (古羊路 x 姚虹路、交差点付近)
営業 11:30~14:00 / 17:30~23:00
電話 021-5175-3093
交通 公交 姚虹路古羊路(149路)ほか
予算 トマトサラダ 18RMB / シーフードマリネ 30RMB / シーフードピザ 40RMB~
言語 日本語 / 中国語
菜単 日本語 / 中国語 / 写真なし
備考 ファミレス感覚で気軽に利用できるイタリアン / イタリアンなのに仏語(ビストロ)
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by sangyuan | 2007-10-21 01:00 | 街角グルメ
 
列車の旅、バスの旅
列車での旅が好きだ。

目的地までの移動時間を短縮できる飛行機を否定するつもりはないが、もし時間に余裕があるのなら、各駅停車の列車に乗ってのんびりと移動したい。目指す地へたどり着くことは大切だが、その移動の過程も含めて旅だと思う。車窓の風景、車内での出会いもまた旅の一部なのだ。

カシュガル駅:クリックで拡大
ちょっと変わった形のカシュガル駅に、列車の姿はなかった
カシュガルから次なる目的地アクスへは、南疆鉄道を利用した列車の旅となる。天山山脈を左手に眺めながら荒野を行く行程は、出発前から楽しみにしていたポイントなのだ。

ところが市の有力者の家庭で昼食をご馳走になっている最中、添乗員より残念な知らせがあった。昨夜の嵐と強風でダイヤが乱れており、乗車予定の列車がいつ動くか判らないという。

聞けば完全に運休というわけではないし、本日は移動のみの予定である。待てばそのうち到着するのであれば、もう少しカシュガルを観光しながら時間を潰してでも、列車に乗りたいと考えた。ただ、旅行社としては不確かな予定は避けたいようで、バスを使うことになってしまった。

カシュガルからアクスまでは約420キロ、休憩時間も含め7時間半程度の行程となる。この辺りは速度超過の取締まりが厳しいので制限速度を厳守したまま、バスは東を目指して走り始めた。

それにしてもバスでの移動は単調極まりない。時折、小さな集落を抜けることもあるが、基本的には左手に天山山脈右手に荒野が広がる風景に変化はない。途中、居眠りでもしたのかトレーラーがまっすぐな一本道で横転していたり、荷崩れしたトラックの立ち往生を見かけたくらいだ。

どこまでも続く道:クリックで拡大   横転したトレーラー:クリックで拡大   ハミ瓜の売り場:クリックで拡大
左:荒野を走るハイウェイはまっすぐだ  中:何もない道でなぜか横転していた  右:新疆で食べる瓜はどれも甘く、瑞々しい

トイレ休憩は路上にある公衆トイレを利用するが、これがなかなかのクセモノだ。水洗設備などはなく、その多くは穴を掘った上に板を渡しただけの簡素なものだ。下の穴には堆く積もった排泄物があり、これが目に染みるほどの悪臭を放っている。これなら青空トイレのほうがマシである。

そんなトイレの前には、旅行者を目当てにしているのか、山のような瓜を積み上げて販売している。上海で見かけるハミ瓜はまだ青いうちに収穫して運ばれるが、こちらで食べるそれは露地で完熟させたものなので、驚くほどに甘くてジューシーだ。ぼくらは鼻をつまみつつ、瓜を貪った。

やがて車窓の景色がトワイライトに染まるころ、ぼくらを乗せたバスはアクスへと滑り込んだ。
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by sangyuan | 2007-10-19 01:00 | 街角グルメ
 
日本料理店の店名 (林檎)
店の名前がどんなものだろうとも、基本的に料理の味とは関係ないはずだ。

ただしそれが和食店なら、店名からある程度の情報が読み取れることもある。例えばあまりに日本人のセンスからかけ離れている場合、逆にベタベタな日本的名前の場合は、中国人経営が多いように思う。中国人の店でも旨い例もあるが、大抵の場合はなんちゃって和食が多いのだ。

林檎のお好みにぎり:クリックで拡大
思ったよりしっかりした寿司は、ネタも技術も悪くない
さて、先日訪れた日本料理店は、名前だけでいえば危険な香りを放っていた。まるで70年代に出来た町の喫茶店のような店名、ネオン管のドギツい看板、店頭に飾られたカレーやラーメンのサンプルが日本人の関わりを否定していた。

この店は危ないと本能では感じ取っていたものの、ふかひれを丸ごと奢った贅沢なラーメンのオープニング特価78元に釣られたのである。

ほとんど中国料理店のままな内装に、より一層の危機感を覚えながらも、件のふかひれラーメンをオーダーする。何気なしにメニューを眺めていると、小鰭のにぎりがあるというのでこちらも注文。上海では貴重な光りもの。値段も10元以下と格安なので、ものは試しで頼んでみたのだ。

ラーメンに関しては懐かしい中華そばといった感じで、上に薄くスライスされたふかひれが乗っていた。不味くはないが、2度目はないだろう。ただし、小鰭に関してはなかなか旨かったので、他にもお勧めだというネタをいくつか握って貰ったところ、どれも予想に反して及第点なのである。

特別旨いわけではないが、自宅から徒歩圏内で味と価格のバランスもよい。遠くからわざわざ出向くのはどうかと思うが、個人的には意外と使える店だと思えた。キャンペーンがなければ見た目や店名で敬遠していただろうが、実際に食べてみないと味って判らないと教えてくれた店だ。

 

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懐石レストラン Cafe 林檎
種別 日本料理(寿司、鍋物、その他)
住所 上海市静安区愚園路558号 (愚園路 x 鎮寧路、交差点を東)
営業 11:00~14:00 / 17:00~22:00
電話 021-6252-8067
交通 地鉄2号 江蘇路 / 公交 鎮寧路(20,138,330,825,921路)ほか
予算 鍋物 68RMB~ / にぎり寿司 7RMB~ / ふかひれラーメン 150RMBほか
言語 日本語 / 中国語
種別 日本語 / 中国語 / 写真なし / 暫定メニュー
備考 しゃぶしゃぶセット 100RMB→68RMB(要予約)
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by sangyuan | 2007-10-18 01:00 | 街角グルメ
 
念願のサンマを食す (和膳Sun)
鮮魚料理の和膳Sunが一周年記念キャンペーンを実施と聞いて、時の流れの早さを思った。

前回訪れたのは昨年の7月下旬なので、一周年は3ヶ月も前に過ぎている気もする。おそらくグランドオープンから計算してのことだろう。興亡恒なしな上海飲食界に於いては、開店から半月で消えていく店も珍しくない。無事に2年目を迎えたということは、それなりに評価すべきだろう。

サンマ定食:クリックで拡大
鮮度のよいサンマはワタまで旨い
この1年でどれだけ成長したのかを確かめるため……というのは建前で、キャンペーンのサンマ御前に釣られ、久しぶりに同店を訪れた。今なら128元が68元と大変お得になっているのだ。

極度に照明を落としてスポット光で机上だけを照らすやり方は、以前とまったく変わっていない。バーではないのだから、もう少し明るくてもよいのではないだろうか。キャンペーン中なので混雑しているだろうと予想していたが、ランチタイムの終了間際のせいか、店内にはぼくらを含めて3組だけと、やや閑散としていた。

ランチメニューには寿司や丼もの、煮付けなどの定食が並ぶが、ここは迷わず生サンマの塩焼き&刺身御前をオーダーした。

待つこと十数分、待ちに待ったサンマ様が運ばれてくる。色良く焼き上げられ、ぶすぶすと脂の爆ぜる音が聞こえてきそうなサンマの姿に興奮が高まっていく。箸先でそっと表皮を割ると、眩しいほどに白い身からは脂が滲み出す。そこから、得もいわれぬ香気がふわりと立ち上るのだ。

箸先でそっとハラワタをつまみ取り、期待に打ち震えながら口中へと運ぶ。新鮮なワタは苦味の中にもほのかな甘味を感じさせるほどで、味蕾の上に大輪の花を咲かせる。ぼくはその余韻が消えないうちに白飯をかき込み、グイグイと飲み込んだ。ああ、これぞ日本人に生まれた喜びだ。

以前は魚介類の質はよかったものの、シャリや海苔などの周りを固める素材が今ひとつであった。しかし、今回は問題のごはんも美味しくなっており、弱点をきちんと克服したのが見て取れた。特別価格なので評価が甘くなっている部分もあるが、今後の選択肢足り得る店だと思う。

 

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和膳Sun
種別 日本料理(鮮魚料理)
住所 上海市長寧区水城路12-20号 和平広場2F (水城路 x 虹橋路、交差点を北)
営業 11:30~14:00 / 17:00~23:00
電話 021-6270-0977
交通 公交 水城南路(57,925,925B,936路)ほか
予算 長崎鮮魚の刺身&寿司御前 88RMB / 北海道生サンマ塩焼き&刺身御前 68RMB
言語 日本語 / 中国語
菜単 日本語 / 中国語 / 写真なし
備考 10月28日まで一周年記念キャンペーンを実施中(ランチタイムのみ)
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by sangyuan | 2007-10-15 01:00 | 街角グルメ


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