excite 支店 (shanghai55.exblog.jp )

ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
カテゴリ:街角グルメ( 412 )
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価格と満足度 (SUN with AQUA)
以前、特別な味、特別な雰囲気を味わってみたくて、外灘の SUN with AQUA を訪れた。

なるほどサービスは良好で、見目にも楽しい料理はそれなりに旨かったのだが、残念ながら特別感を得ることはできなかった。けして不味くはないものの、価格とのバランスが取れていなかったのが原因だろう。まったく同じ料理でも、その価格や食した状況によって味は左右されるのだ。

サンマ塩焼きとネギトロ丼御前 150RMB:クリックで拡大
鮮度のよいサンマを炭火で焼き上げた、とびっきりのご馳走
そんなわけで思ったほどの満足感を得られなかった同店を、休日のランチタイムに訪れた。昼食として供される釜めしはなかなか美味しかったとの、妻の言葉に心動かされたからだ。

以前と変わらぬ店内は、多くの客で賑わっていた。休日のせいか家族連れが多く、子供たちも旨そうに料理を頬張っている。幼少の頃からよいものに触れるのは、果たして幸か不幸か。

当初の来店目的は釜めしを食すことだが、写真をみた感じではどうもそれっぽくない。それよりもサンマの塩焼きに強く惹かれたので、そちらをオーダーした。鮮度のよいサンマを、炭火でじっくりと塩焼きにしたそれはワタまで旨く、日本人に生まれた喜びを強く噛み締めさせてくれる。

妻におすそ分けを貰った釜めしも旨く、今回のランチは大満足であった。前回とは食べたものが違うので単純な比較はできないが、おそらく味と価格のバランスが取れていたことも要因であろう。食材や技法にこだわれば美味しさとともに価格も上がり、客の要求は高くなっていくのだ。

料理の世界は奥深いと感じるとともに、やはりタダ飯が旨いのには訳があると思うのであった。

 

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SUN with AQUA -JAPANESE DINING & BAR-
種別 日本料理&バー
住所 上海市黄浦区中山東一路6号 外灘6号2F (中山東一路 x 広東路、交差点付近)
営業 11:30~14:30 / 18:00~23:00 / 18:00~1:00 (バー、金土は~3:00)
電話 021-6339-2779
交通 公交 延安東路外灘(145,307,317,934路)ほか
予算 鮭親子釜飯 90RMB / 東京小町弁当 140RMB (いずれもランチメニュー)
言語 日本語 / 英語 / 中国語
菜単 日本語 / 英語 / 中国語 / 写真あり
備考 ランチタイムにはコーヒーをサービス
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by sangyuan | 2007-12-02 01:00 | 街角グルメ
 
当たり外れの大きな店 (小羽)
ふと振り返ってみると、かなりの頻度で虹梅路を訪れていることに気がつく。

友人が店主を務める店があるのが主な理由だが、それ以外にも魅力的な店、興味を惹く店が多いように思う。指折り数えてみると、ここ1ヶ月ほどは週に1度くらいのペースで訪れているようだ。そんな行きつけの虹梅路に、またひとつ気になる和食店がオープンしたので、さっそく訪れた。

籠盛り前菜 50RMB:クリックで拡大
籠の上に様々な情景を描き出す、和食らしさ溢れる一品だ
多数の日本料理店ひしめく激戦区、虹橋の真珠城にオープンした和楽亭小羽。奇を衒わない正当な食材と技法で勝負する、これぞ和食といった雰囲気の食を供する直球勝負の店である。

灯籠の明かりを思わせる柔らかな光に包まれた店内は、静かな大人の空間だ。料理人との対話が楽しい白木のカウンターをはじめ、テーブルや座敷をシーンに応じて使い分けられる。

オープン記念のサービスだという籠盛り前菜は、ぐい飲みや小鉢に盛られた煮物や塩辛などが籠の上に可愛らしく並ぶ。彩りも鮮やかで見目にも楽しく、あっさりとした味付けは舌に心地よい。盛り付けの美しさや、素材の持ち味を引き出した調理法など、和の神髄が詰まったひと皿だ。

これは他の皿も楽しみだと期待していたものの、実際には残念に感じる部分も多々あった。これは旨いと唸らせてくれる皿がある反面、思わず首をかしげてしまうようなものもある。料理によって旨い、不味いがはっきりと分かれており、新しい皿が運ばれてくるたびに一喜一憂したのだ。

もう少し当たり外れなく安定した美味しさを提供できるならば、きっと流行りの店となるだろう。

 

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和楽亭 小羽
種別 日本料理
住所 上海市長寧区虹梅路3717弄10号109 真珠城1F (虹梅路 x 延安西路、交差点を南)
営業 18:00~24:00
電話 021-6401-3475
交通 公交 虹梅路(809,925,936路)ほか
予算 籠盛り前菜 50RMB / 刺し身五点盛り 230RMB / 鯛茶漬け 40RMB ほか
言語 日本語 / 中国語
菜単 日本語 / 写真なし
備考 店員の接客態度は良好 / 料理には当たり外れがある
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by sangyuan | 2007-11-28 01:00 | 街角グルメ
 
宗教文化の商品化 (少林寺)
中国にある仏教寺院には、カネの匂いが付きまとう。

寺院を訪れてまず驚かされるのが、参拝するのに入場料を取られることだ。中に入ればいろいろなみやげ物が売られており、線香やロウソクなどの『お参りグッズ』も多い。線香は数元のものから、数百元する巨大なものまで取り揃え、面子と見栄を気にする中国人から現金を巻き上げる。

少林寺山門:クリックで拡大
立派な山門の前には大勢の観光客たちがひしめいていた
それは『仏教』という名のサービスを売り物にした、一種の経済活動なのではないだろうか。そして、そんな想いを確信へと変えてくれたのが、先日訪れた金剛禅総本山少林寺である。

バスを降りると、目の前に広がる禅宗レジャーゾーンと名付けられたエリア。3億5千万元を投じて建設中で、大スクリーン完備の案内所や、みやげ物・飲食店などはすでに完成している。

武術館(学校)は武術実演チームを輩出し、毎年世界公演を行っているし、登録商標された少林寺関連商品も多い。最終的には自然を活かした巨大な舞台装置が作られ、総勢700名が出演して音楽と踊り、そして武術を繰り広げる大パフォーマンスが観光の目玉として用意されるという。

歴史ある少林寺がテーマパークの様相を呈してきたのは、『袈裟を被ったCEO(最高経営責任者)』の異名を取る住職、釈永信氏の政策による。彼の信条は「少林寺は企業理念を持って社会によりよい商品、よりよいサービスを提供すべき」というもの。まさに仏教の商品化に他ならない。

氏の行動に対してインターネットサイトを中心に批判が相次いでいるが、河南省政府からの覚えはよい。先日、観光業振興に貢献したとして、登封県政府からは高級車が贈られたそうである。

十方禅院・エントランスのモニュメント:クリックで拡大   香立ちこめるお堂:クリックで拡大   達磨大師のお堂:クリックで拡大   歴代和尚たちが眠る塔林:クリックで拡大
1.五百羅漢が並ぶ十方禅院 2.神聖な雰囲気が漂う堂内部 3.西方聖人(達磨大師)のお堂 4.歴代和尚たちの墓地、塔林

そんな金満寺院と化したかに思える少林寺ではあるが、昔ながらの寺院部分は聖域としての空気を今もなお保ち続けていた。残念ながら建物の多くは中国内の他の寺院と同じく、焼失や破壊により失われて久しいが、それでも1500年の歴史を持つ古刹としての風情をたたえていた。

見どころは西方聖人(達磨大師)の堂で、石畳の床が等間隔で凹んでいるのが見て取れる。これは僧兵らが長い年月をかけてこの場所で修行を続けた結果、踏みしめられた床が窪んでいったという。そんな修行としての武術が見世物になりつつある現状、達磨大師はどう思うだろうか。

少林寺を出て少し行ったところに、塔林と呼ばれる墓所がある。敷地内に200基以上そびえる塔は、歴代住職たちの墓石である。その人の人気に応じて大きさが、徳の高さが層の数となる。果たして袈裟を被ったCEOが亡くなったとき、どのような塔が立てられるのかが気になるところだ。

 

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少林寺
種別 寺院
住所 河南省登封県高獄少室山北麗
電話 0371-62749305
入場 100RMB
言語 中国語
備考 巨大な仏教テーマパーク?!
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by sangyuan | 2007-11-27 01:00 | 街角グルメ
 
身も心も暖かく (林海野生菇)
秋の気配を通り越し、ここ上海にも冬の足音が聞こえてきた。

寒い夜にはやっぱり火鍋料理。中国では一般に、鴛鴦鍋を使った麻辣と白湯の2種類のダシを楽しむタイプが多いが、それ以外にも様々な種類のものを楽しむことができる。この日は友人らを誘って、高タンパク・低カロリーで免疫力を高める、キノコを使った鍋料理の専門店を訪れた。

バースデーケーキとmikaliusさん
思わぬサプライズで喜ぶ彼女を見ると、ぼくらも嬉しくなる
古北という場所柄、そして日本のガイドブックにも取り上げられているだけあって、日本人を意識した店だ。フロアマネージャーは流暢な日本語を話し、メニュー表記も判りやすい。おかげで活気ある店内は、日本人客で溢れていた。

オーダーはまず鍋底(スープ)とキノコを選ぶ。28種類のキノコを10時間煮込んだダシに、スッポンや地鶏などを投入。滋味深い味となる。

キノコは季節にもよるが、常時30~60種類も取りそろえられている。我々は見たことも聞いたこともないものがほとんどだが、それぞれの効能が書かれた解説がある。これを鍋底で煮込み、これもキノコを使った特製ダレで食べる。さっぱりとした味と、独特の食感に思わずヤミツキとなる。

旨い料理を堪能したあとは、同席したmikaliusさんの誕生日パーティを。ロウソクに火を灯し、皆でバースデーソングを歌う。火鍋で身体を暖かく、仲間の祝い事に心も暖かくなった夜だった。

 

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林海野生菇
種別 中国料理(キノコ鍋専門店)
住所 上海市長寧区水城路12-20号 和平広場2F (水城路 x 虹橋路、交差点を北)
営業 10:00~4:00
電話 021-6209-9952
交通 公交 水城南路(57,925,925B,936路)ほか
予算 烏骨鶏鍋底 30RMB / スッポン鍋底 55RMB / キノコ肉団子 15RMB ほか
言語 中国語 / 日本語(一部)
菜単 中国語 / 日本語 / 写真あり(一部)
備考 日本のガイドブックにも紹介される人気店、食事時は予約必須
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by sangyuan | 2007-11-22 01:00 | 街角グルメ
 
冬はおでんにコップ酒 (やまとや)
とある落語を題材としたテレビドラマを見ていたら、急におでんが食べたくなった。

浅草寺宝蔵門前の小さな屋台で、登場人物たちがクツクツと煮えるおでんを頬張る姿がとても魅力的だったのだ。ここ上海の地で、日式の屋台はどこを探しても見つからないだろうが、おでんを売りにする和食店ならいくつもあるようだ。そんな中から、古羊路に佇むやまとやを訪れてみた。

丸ごとトマトのおでん 15RMB:クリックで拡大
ダシの染みたトマトの中心部には、さわやかな酸味が残る
厭味にならない程度に、和のテイストを散りばめられた店内は、落ち着ける空間作りが為されている。カウンターにテーブル席、掘りごたつなど多様な座席配置を選べるのも嬉しい配慮だ。

できればおでん鍋の前に陣取りたかったが、あいにく満席とのことで2階のテーブル席に案内される。奥まった半個室のような場所だが、呼べば応える服務員のレスポンスが心地よかった。

おでんは全部で21種類。盛合せをオーダーすると、時間がかかるというトマト以外が大皿に盛られてきた。おでんといえば地味な色合いになりがちだが、ダシ汁でさっと湯がいたチンゲン菜やプチトマトが付け合わされ、見目にも鮮やかな皿に仕上がる。薄黄金色の関西風ダシも旨い。

どれも上品な味付けで美味だが、最後に登場したトマトがとくにお気に入りだ。ダシが染み柔らかくなった皮の部分と、まだ酸味が残る内側のコントラストが楽しい。口中にフワリと広がるツユの旨味と、トマトのさわやかさが織り成す複雑な味わいが、ちょっとしたエポックメイキングなのだ。

少しずつ厳しい冬の気配が迫りくる上海、やまとやのおでんで身も心も暖まりたいものである。

 

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和ダイニング やまとや 喜都乃
種別 日本料理(創作ダイニング)
住所 上海市閔行区古羊路459号(古羊路 x 姚虹路、交差点を東)
営業 11:00~14:00 / 17:00~22:30
電話 021-5477-5771
交通 公交 姚虹路古羊路(149路)、黄金城道(506路)ほか
予算 おでん各種 15RMB~ / とりの唐揚げおろしポン酢 50RMB / やきえだまめ 30RMB
言語 日本語 / 中国語
菜単 日本語 / 写真なし
備考 おでんは3種盛り(40RMB)、5種盛り(60RMB)もあり / 全21種類
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by sangyuan | 2007-11-18 01:00 | 街角グルメ
 
創意工夫の功罪 (INNO DINING)
料理の発展に創意工夫は不可欠である。

基本は押さえた上で、ちょっとした捻りを加えてやる。そうすることで、新たな驚きや思わぬ相乗効果を生み出すことがある。ただし、小手先の技や意外性のみを追及してしまうと、それは奇を衒っただけの失敗作になりかねない。どんなすごい趣向も、味に結びつかねば意味がないのだ。

白菜と豚しゃぶのゴマだれサラダ 35RMB:クリックで拡大
サラダと呼ぶには濃厚なタレが、後半は重く感じてしまう
延安西路沿いに位置する INNO DINING は和食をベースにしつつ、様々な工夫を凝らした創作料理を提供するダイニング・レストランだ。

白と黒を基調としたモダンでシンプルな空間内で、黒服のスタッフたちが立ち働く。ゆったりとした配置のテーブル、カウンター、そして12名以上の団体にも対応可能な座敷も用意されているので、様々なシーンで活用することができる。

店の一番人気だという、白味噌チーズフォンデュをオーダーする。ほの甘い白味噌とチーズという異色の取り合わせのソースに、バケット、ブロッコリー、じゃが芋を添えて。なるほど発想は面白いし不味くはないのだが、白味噌を抜いたほうが旨いと思えるようでは細工が徒となっている。

その他の料理も工夫は認めるし、それなりに旨いとは思う。ただ、どうにも空回りしていると感じる皿が多かった。また、それぞれの料理が非常に濃厚であるため、皿を重ねるごとに食欲が失せていく。濃い味付けは嫌いではないが、やはりメリハリを付けるのも大切だと思うのであった。

 

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INNO DINING(イノダイニング)
種別 創作料理(フュージョン)
住所 上海市長寧区延安西路2928号(延安西路 x 虹梅路、交差点を東)
営業 17:30~2:00 (日曜は24:00まで)
電話 021-6261-1232 / 159-2192-2212(井上)
交通 公交 虹梅路(809,925,936路)ほか
予算 白味噌チーズフォンデュ 50RMB / にんにくと唐辛子のしょうゆ漬け 10RMBほか
言語 日本語 / 中国語
菜単 日本語 / 写真なし
備考 どれも濃厚な味付けなので、大勢で少しずつシェアしたい
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by sangyuan | 2007-11-17 01:00 | 街角グルメ
 
至高の調味料 (渝萃坊)
ぼくは辛い料理が大好きだ。

居ながらにして各地の料理を楽しめる上海に於いては、湖南や四川などの辛い中国料理も楽しむことができる。しかし、現実にこれらを訪れることは多くない。その理由は、我が妻が辛いものが苦手だから。以前、湖南料理店を訪れたところ、彼女は何も食べられなかったくらいなのだ。

麻婆豆腐:クリックで拡大
麻も辣も物足りないが、バランスの取れた味付けは悪くない
先日、とある会合にて四川料理店を訪れた。普段なら川菜と聞いただけで尻込みする妻も、この日は珍しく同席だ。自宅からほど近い位置にオープンした新店で、前を通るたびに気になってはいたものの、訪れるのは初めてである。

真新しい店内はシャープなイメージで、ワンポイント的に散らされた中華テイストが心地よい。服務員らのサービスも良好で、まずは好印象だ。

料理は思っていたよりも旨かった。ぼくの基準からいえば麻(山椒の痺れる辛さ)も辣(唐がらしの辛さ)も足りないのだが、全体的にはバランスが取れているので悪くない味付けだ。妻もこの程度の辛さなら問題なく食べられるようで、一部の皿を除けば美味しいといいながら食べていた。

個人的な好みをいえばもっと辛いほうがよいのだけれど、だからといってそれをひとりで食べても虚しさを噛み締めることになる。多少は物足りないと感じる味付けでも、妻や仲間といっしょに食べたほうが何倍も旨いと思うのだ。会話と笑顔こそが最高の調味料、そう感じられた夜だった。

 

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渝萃坊 Chongqing Style
種別 中国料理(重慶風四川料理)
住所 上海市長寧区延安西路1033号 大衆金融大厦2F(延安西路 x 昭化路、交差点を西
営業 10:00~14:00 / 17:00~22:30
電話 021-6161-2100
交通 公交 江蘇路(57,127,925,945路)、延安西路昭化路(48路)ほか
予算 夫妻肺片 20RMB / 蒜泥白肉 20RMB / 重慶酸菜黒魚 38RMB / 辣子鶏 32RMB
言語 中国語
菜単 中国語 / 英語 / 写真なし
備考 辛さ控えめの食べ易い味
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by sangyuan | 2007-11-16 01:00 | 街角グルメ
 
フラメンコナイト (INDALO)
フラメンコと聞けば、誰もがあの情熱的なダンスを思い浮かべることだろう。

エキゾチックな顔だちの女性がドレスの裾をひらめかせ、激しいリズムを刻みながら舞い踊る。ところがフラメンコの歴史を紐解いていくと、このダンスは最後発なのだそうだ。はじめは無伴奏の歌が起源で、それにギターの伴奏がつき、踊りは最後になって発展したというのが通説である。

Squid in its Ink stuffed with Pork Meat:クリックで拡大
豚肉と玉ねぎを詰めたイカを、香り高いイカ墨ソースで
そんな、知っているようで知らないフラメンコを楽しめるレストランがあると聞いて、香山路にあるスペイン料理店を訪れた。老房子を改装した洒落た建物で、扉の前では小さな猫がお出迎え。よく人に慣れていて、可愛らしい看板猫だ。

今日はイベント日ということで混雑を予想して予約していたのだが、店内は思いの外に空いている。舞台正面の特等席に案内して貰った。

ステージ上ではスパニッシュと思われる男性がギターを抱え、情熱的なメロディーを紡ぎ出している。ダンスが始まるまでにはまだ時間があるようだが、まずは食事に集中したいのでありがたい。タコのテリーヌ、イカの詰め物、シーフードリゾットをオーダーして、まずはサリュー(乾杯)。

イカの詰め物は海の香りのソースが食欲をそそるが、タパス(小皿料理)だけに食べ応えに乏しかった。逆にパエリアはボリューム満点だが、かなり汁気が残っていてリゾットに近いように思えた。全体的に可もなく不可もなくで、それほど魅力的な皿には出会えなかったのが残念だった。

それならせめてダンスを楽しもうと考えたのだが、結果的にはその想いも果たせぬままとなる。ステージは終始フラメンコギターのみで、ダンスを楽しみにしていたので欲求不満気味であった。

 

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INDALO -SPANISH CUISINE & TAPAS-
種別 スペイン料理
住所 上海市盧湾区香山路4号甲 (香山路 x 思南路、交差点付近)
営業 17:00~11:00(金土は深夜まで営業)
電話 021-5382-0738
交通 公交 復興中路(41路)、瑞金二路(24路)ほか
予算 Octopus Terrine 65RMB / Seafood Paella 155RMB / Cheese Cake 40RMB
言語 スペイン語 / 英語 / 中国語
菜単 スペイン語 / 英語 / 中国語 / 写真なし
備考 毎週水曜 19:00~21:00はフラメンコナイト(ギター演奏)
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by sangyuan | 2007-11-14 01:00 | 街角グルメ
 
深淵なる韓国料理の世界 (明洞刀面)
先日、上海のコリアンタウンこと龍柏地区で、珍しい韓国料理と出会った。

日本人の知る韓国料理の定番といえば焼き肉、ピビンバ、チヂミなどだが、その他にも数え切れないほどの料理があるはずだ。よくよく考えれば日本にだってまだまだ知らない料理、食べたことないものがたくさんあるのに、隣国の料理をすべて知った気になるのはおこがましい話だろう。

明洞菜包肉:クリックで拡大
さっぱりとした蒸しばら肉を、キムチと一緒に葉野菜で包む
韓式焼き肉店でメニューに載っているような料理は、たしかに定番中の定番だろうが、まだ見ぬ旨いものもたくさんあるに違いないのだ。

虹泉路に佇む明洞刀面は、韓国料理の専門店だ。こちらは定番の焼き肉は扱っておらず、鍋物や麺料理が充実しているのが特徴。活気溢れる店内を飛び交う言語はほぼ韓国語で、その名の通りソウル明洞を訪れた気分になる。

今回初めて食す明洞菜包肉は、焼き肉ならぬ蒸し肉料理だ。お湯の入った土鍋に穴あきの鉄皿が乗せられ、その上にスライスされた豚バラ肉が乗っている。鍋を火にかけて、吹き出す蒸気で肉が温まったら食べ頃だ。好みでタレをつけ、キムチといっしょにキャベツやチシャなどで包む。

豚バラは蒸されることで余計な脂を落とし、さっぱりとした旨さを身につける。そして豚とキムチの相性は、いうまでもがなだろう。そんな名コンビがシャッキリとした葉野菜に包まれることで、さらにあっさりとしたサラダ感覚で楽しめるのだ。青唐がらしを齧りつつ、ペロリと平らげてしまった。

きっと他にもまだ見ぬ皿がたくさんあるはずだ。今後も新味を求め、韓国街を訪れねばなるまい。

 

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明洞刀面
種別 韓国料理
住所 上海市虹泉路1051号2F (虹泉路 x 金匯南路、交差点を西)
営業 11:30~2:30
電話 021-3432-3258
交通 公交 金匯路(931路)ほか
予算 明洞菜包肉 80RMB / 泡菜餃子 35RMB / 白米飯 5RMB ほか
言語 韓国語 / 中国語
菜単 韓国語 / 中国語 / 写真あり
備考 韓国料理店ですが焼き肉は取り扱っておりません
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by sangyuan | 2007-11-11 01:00 | 街角グルメ
 
期待をかけてよい店 (花樂)
たまにはご馳走でも食べようと、1年ぶりに天ぷら料亭の花樂を訪れた。

花樂は大阪にある老舗料亭『一宝』の五代目が、日本文化を世界に広めようと築き上げた場所。味はもとより、その空間作りやサービスも一流の特別な店なのだ。ぼくみたいな若輩者がおいそれと訪れることのできぬ老舗の味が、ここ上海ではリーズナブルに楽しむことができるのである。

花楽の鯖ずし:クリックで拡大
肉厚の鯖はほどよく酢が効き、上海ではトップレベルの旨さ
前回往訪時に不満を感じたのが、コースに余計な料理が多いことだ。先付け、前菜、造りなどと続き、ようやく天ぷらと対面できる。他の料理もそこそこ旨いが、天ぷらに比べ一段劣る気がするのだ。中途半端を提供されるくらいなら、天ぷらのみを楽しみたいと感じていたのである。

そんな願いが通じたのか、前菜以外は天ぷら通しのコースができていたのは嬉しかった。

ところがそんな天ぷらコースは、残念ながら油っこさが鼻についた。前回は料理長の関氏自らが揚げてくれた『油を感じない』天ぷらだったが、今回は他の調理師が揚げたせいかやや重く感じたのだ。それでも上海ではピカ一なのだが、前回のそれが神懸っていただけに残念であった。

逆に感心したのが自宅用に購入した鯖ずしで、これが大そう旨かった。巻き簀を解くと、中からは薄い昆布で包まれた美しい鯖が姿を現わす。鯖と酢飯のバランスもよく、一般的な押し寿司よりも柔らかなシャリが口中でホロリとほぐれる。酢もちょうどよい加減で、思わず笑顔がこぼれた。

やや残念な部分も目についたが、それも要求レベルが高いからこそだ。上海でこれだけの期待をかけられる店は、そう多くはないだろう。今後もどうか、ぼくの我が侭に応えて欲しい店である。

 

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天ぷら料亭 花樂
種別 日本料理(天ぷら料亭)
住所 上海市徐匯区斜土路2421号 4号楼 (斜土路 x 宛平南路、交差点付近)
営業 11:00~13:30(L.O.) / 17:00~21:30(L.O.)
電話 021-6438-3822
交通 地鉄1号 徐家匯 / 公交 斜土路(44,50,303,864路)ほか
予算 260,350,490RMB(昼) / 300,490,690,890,1200RMB(夜) / 鯖ずし 160RMB
言語 日本語 / 中国語 / 英語
菜単 日本語 / 中国語 / 英語 / 写真なし
備考 天ぷらの調理は料理長を指名したい
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by sangyuan | 2007-11-06 01:00 | 街角グルメ


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