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ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
2006年 07月 31日 ( 1 )
Blogger@上海(B@SH) "ランキング上位に上海を"-
 
紫砂壷について
今さらの感もあるが、ここで今回の旅で得た紫砂壷に関する知識を復習しておこう。

紫砂壷とは文字通り紫砂という土で作った茶壷(急須)で、宜興市のみで作られる工芸品だ。
この茶壷で茶を淹れると雑味や渋味を除いてくれるといわれ、最高の茶具と称されている。

その秘密は無数に空いた気孔で、小さな穴が雑味を吸着しながら保温性を高めているのだ。

原料の紫砂はここ宜興でのみ産出され、その割合は採掘した原土中に0.1%含まれるのみ。
故に紫砂は泥中之泥と呼ばれ非常に稀少視され、近年はその採掘量も減少傾向にある。

鉄分を多く含んでおり焼成すると固く焼き絞まり、叩けばキンと澄んだ金属音がする。

紫砂壷工場:クリックで拡大 紫砂壷工場:クリックで拡大 紫砂壷工場:クリックで拡大

現代の紫砂壷は作家が作る1点もの、国営工場による量産品、雑多なものに大別される。

世界的に紫砂壷の人気が高まる中、国や省は優れた作家を優遇するため資格制度を導入。
高位の作家が作る作品は芸術品として珍重され、非常に高価で取引されているようだ。

国営工場では登録作家の作品も扱うものの、大部分は型抜きによる量産品を扱っている。

量産品とはいえ、その作業は手作業で行われ、長いキャリアを積んだ熟練工の手による。
作家物ほど高価ではないものの、それなりの品質を有したものを求めることも可能だ。

その他の多くは作家物のコピーやアルバイトが作ったもので、質もあまりよくないようだ。

まっとうな紫砂茶壷を手に入れたければ、作家の工房を訪れて直接売買取引を行なうか
信頼できる国営工場などで、比較的安価な茶壷を買い求めることになるようである。

紫砂壷工場:クリックで拡大 紫砂壷工場:クリックで拡大 紫砂壷工場:クリックで拡大 紫砂壷工場:クリックで拡大

作家物の目を剥く価格にノックアウトされたぼくらは、安価な茶壷を求めて工場を訪れる。

通常、土曜日の製作現場は休みだそうだが、この日は運よく作業中の職人を見学できた。
雑多な道具が並ぶ埃っぽい作業場で、丁寧に茶壷を仕上げていく表情は真剣そのもの。

ここでは作家が製作した原型を使い、型抜きという工法を用いて同様の茶壷を量産する。

大量生産の量産品とはいえ、その工程はほとんど手作業なのだが手際よく作業は進む。
特にこだわりがないなら、普段使いの茶壷はこのようなものでも必要十分だと感じた。

工場の売店では作家物から量産品までが多数展示されているので、好みの作品を選ぼう。

紫砂の茶壷は長らく愛用していくと、独特の艶と茶の香りを身に付けて成長していく。
茶そのものだけでなく、茶道具を愛で育てていく新しい楽しみを手に入れることができる。

なお、今回手に入れた茶壷や茶杯については、またの機会に紹介させて頂くこととする。
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Blogger@上海(B@SH) "ランキング上位に上海を"-
by sangyuan | 2006-07-31 23:00 | 日々雑感


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