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ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
2006年 02月 02日 ( 2 )
Blogger@上海(B@SH) "ランキング上位に上海を"-
 
黄昏の光と潮風の匂い
双胴式のカタマランヨット KAZE 号は、自らを縛りつける舫いを解かれ
高まるエンジン音とともに、機走での離岸を開始しました。

ポートモーゼル港の天候は晴れ、吹き渡る風が照りつける太陽の暑さを和らげます。

穏やかな海面を滑るように進む船上では、スキッパーのジルが
的確な操作で船を操る姿を垣間見ることができます。

やがて港湾部を出た KAZE 号は、文字通り風のように走り出しました。

ディナークルーズ ディナークルーズ ディナークルーズ

昔から船が好きです。

海への憧れと冒険心をかき立てるような船旅が大好きで、公園の手こぎボートから
大洋を渡る大型の客船まで、いままで機会があるごとに乗り込んできました。

幼き頃、祖父の操る小さな漁船は、ぼくにとって最高の遊び場でした。

どうしてこんなに船が好きなのかは自分でもよく判りませんが、ひょっとすると
かつて七つの海を駆け巡った、父親の血を色濃く受け継いでしまったのかも。

ですから、現地ツアーでのクルーズを見つけたときも、迷わず申し込みました。

ディナークルーズ ディナークルーズ ディナークルーズ ディナークルーズ

オリフェリナ湾を左手に望みながら、船は軽快に走り続けています。

風があまりないせいか、帆走に切り替わらないのが残念ですが
それでもくだけ散る波と頬をなぶる潮風が心地よいですね。

ヨットの横をイルカが……なんてシチュエーションは残念ながらありませんでしたが
ボートやジェットスキーが近寄って来ては、艇長と大声でやりとりしていました。

ぼくらは甲板の上に寝そべって、ゆっくりと流れて行く空を眺める。

焼けつくような日差しはちょっと痛いけれど、キャビンに引っ込むのは勿体なくて
まるで天火で焙られる干し魚のように、ジリジリと日に焼かれ続けました。

ディナークルーズ ディナークルーズ ディナークルーズ

やがてシトロン湾の沖合いで錨を下ろすと、艇長のジルはウエイターに大変身。

キンキンに冷えたシャンパンをグラスに注ぎ、それぞれの乗客に手渡しては
小柄な身体に似合わない大声で、乾杯の音頭を取って周っていました。

ぼくらが冷たいシャンパンに酔いしれているあいだ、ジルは今度は料理長に変身です。

手早くパンにワイン、サラダの支度を整えると、全員をディナーに招待してくれます。
適度に会話を振りながらも、メインディッシュやデザートの支度も忘れません。

船主であり、スキッパーや操舵長であり、料理長やホストまでこなしてしまう彼の姿は
想像していた海の男とはちょっと違うけれど、素直に格好よいなと思えました。

毎日を海の上で暮らす彼は、本当にこの仕事やヨットや海が好きなんだなと思えます。

ディナークルーズ ディナークルーズ ディナークルーズ ディナークルーズ

乗客同士もすっかり打ち解け、おしゃべりはいつ果てるともなく続きましたが
いつの間にか太陽も水平線の向こうへ消え、辺りはトワイライトの世界へ。

少しずつ空に星が瞬き始める頃、ジルのかけ声で楽しい時間も終わりを告げます。
本島側に揺れる街の明かりを目指して、帰港のために動き始めました。

夜風を切って進む KAZE 号の甲板には、いくつもの想いが渦巻いています。

根が単純なぼくはといえば、いつか自分のヨットを持てると楽しいだろうなと
ささやかな夢のようなものを抱えながら、夜の海を見つめ続けました。

空には日本で見るのとは違う、いくつもの星座が瞬いていました。
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Blogger@上海(B@SH) "ランキング上位に上海を"-
by sangyuan | 2006-02-02 17:36 | 観光情報
 
楽園の在りか
どこまでも透き通った真っ青な空と、そこに浮かぶ白い雲。

エメラルドグリーンに輝く海では色とりどりの魚たちが優雅に泳ぎ回り
ビーチでは人々が思い思いのバカンスを楽しんでいます。

ここはまさに、この世の楽園と呼べる場所。

こんな近くに、天国のような場所が待っていたなんて……。
今まで知らずに過ごしてきたことが悔やまれました。

カナール島 カナール島 カナール島

アンスバタビーチの沖合いに、とてもちっぽけな島が見えます。

本島からわずか500メートルしか離れていない、カナール島は
いちばん気軽に離島の雰囲気を楽しめる隠れたスポットです。

島への定期便はありませんから、移動にはタクシーボートをチャーターしましょう。

タクシーボートは読んで字の如くで、小型のボートを使ったタクシーサービスで
距離に応じた料金さえ払えば、どこへでも気軽に運んでくれます。

カナール島へは往復で900CPF(1,000円ちょっと)くらいなのでリーズナブル。

出発前に帰りの時間を告げておけば、その頃になると迎えに来てくれますし
沖合いに連れて行って貰って、ダイビングを楽しむこともできます。

カナール島 カナール島 カナール島

島を1周するには歩いても10分かからないような、とても可愛らしい小島。

ビーチは珊瑚のカケラが主体のようで、美しいパウダーサンドとはいきませんが
周りの風景はそれを補って余りあるものがあるので、あまり気になりません。

ただし、素足で歩くのはかなり痛いので、海へのエントリーはちょっと辛いかも。

ビーチの裏側へ周るとちょっとしたブッシュがあり、カモメたちが巣を作っているのか
ギャアギャアと鳴き声を上げながら、近付いてくる人間たちを威嚇してきます。

さらに進むと珊瑚のカケラに囲まれた池があり、不思議な光景を作り出していました。

島の建物といえば小さなスナックとトイレだけで、その他には白い雲と青い空
そして美しい海が周囲を取り囲んでいるだけの、ほんとうに何もない島です。

まさに何もしないを楽しむのにぴったりな、時間から切り離されたような場所でした。

カナール島 カナール島 カナール島

さっそく装備を身に付けて、海中の散策に出かけてみましょう。

海面から見たほどには透明度は高くないようですが、それでもエメラルドグリーンに
透き通った海の中を、色とりどりの魚たちが泳ぎ回るさまは非常に幻想的です。

手で掴めそうな距離を魚たちが通り抜けて行くというのは、なかなかできない体験ですね。

カナール島のシュノーケリングポイントには、番号のついたブイが浮かべられており
これをたどることで、海草の群生地や珊瑚の森など、様々な光景を楽しむことができます。

スキューバほどではないでしょうが、まるで空を飛ぶような不思議な感覚に魅了され
時間が経つのも忘れて、いつまでも波間に漂いながら海の中を眺めていました。

カナール島 カナール島 カナール島

なんどか海中と陸上を行ったり来たりしたあとは、海辺のパラソルの下でのんびりと。

この辺りのベンチやパラソルなどは、サービスで置いてあるのかと思ったのですが
じつは有料で、施設維持手数料としてひとり1,500CPFほど取られます。

利益目的ではなく、この島の環境維持に使われるようなので素直に支払いましょう。

どうしてもお金を払いたくない場合は、ビーチ以外の場所に自前でマットや
パラソルなどを用意すれば大丈夫ですが、そこは皆さんの判断にお任せします。

シュノーケルやフィン、ボートなども貸し出してくれるので手ぶらで来てもOK。

またまた本を持ってくるのを忘れたのを後悔しながら、パラソルの下に寝転べば
海を渡る涼しい風が、強い日差しに焼かれた肌をゆっくりと冷ましてくれます。

トップレスの美女はその素肌に日差しをいっぱいに浴びていますし
その向こうではたこ揚げを楽しむ親子の姿も見れます。

どんなことをしようと、逆になにもしなくても、ここでは誰もが自由です。

このまま、この場所に居続けたいと思いながら、迎えの船が来るまでのあいだ
南の島の小さな楽園で過ごす最後の時間を、のんびりと楽しみました。
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Blogger@上海(B@SH) "ランキング上位に上海を"-
by sangyuan | 2006-02-02 11:00 | 観光情報


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