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ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
中国皮革之都 (海寧皮革城)
週末を利用して友人たちと連れ立って、近郊にて小旅行を楽しんできた。

これは友人のfamifamiさんが立ち上げた、【ちか旅】というmixiコミュニティのイベント。上海を基点に、気軽に行ける近場の旅行を楽しもうというサークルだ。第1回目となる今回は中国皮革之都と呼ばれる海寧市で買い物を楽しんだあと、水郷の街である西塘を訪れる1泊2日の旅だ。

海寧駅:クリックで拡大
中国の列車に乗ると、近距離でも旅に出たような気分になる
海寧市は上海の南西約120キロの地点にある小さな地方都市だ。革製品および毛皮製品の生産・卸しで有名で、皮革総生産量はじつに全国の1/3を占めるという皮革の街である。

海寧までは快速列車で約1時間。ちょうど清明節後最初の週末とあって、硬座は指定券を持たない墓参りの乗客でごった返していた。快適な車内とはいえないが、これもまた中国らしい。

海寧駅からは路線バスに乗り換えて、街の情景を眺めながら約20分。ひとつ目の目的地である、海寧中国皮革城へと到着する。皮革城は革製品および毛皮製品を扱う巨大市場で、建築面積7万平方メートルに、2,000社以上の店舗が出店する大規模な商業施設だ。

中国皮革城:クリックで拡大
想像とは違い内部は近代的なショッピングモールだった
ぼくは上海でいう布市場のような場所を想像していたのだが、その予想は大きく裏切られることとなった。明るくキレイに整備された建物内に、革製品を扱う店舗がゆったりと並んでおり洒落たショッピングモールのような様相だった。

4階は毛皮素材と製品のフロア、3階は高級革製品・毛皮製品、2階は革を使った洋服やスリッパ、1階はバッグや靴などを商う。すべてを見るには半日くらいではとても足りないだろう。

ただし、豊富な品揃えなのはたしかだが、満足の行く製品が見つかるかどうかには疑問が残る。女性向けのものは比較的使えそうなデザインも見受けられるが、男性向けのものは今ひとつ垢抜けないものが多い。たまに使えそうなデザインだなと思って手に取ると、オリジナルのブランド名をもじったような劣化コピー商品だったりする。せめてロゴがなければよいのだが、遠目には dunhill にも見える dunbaolu ロゴなど、思わず苦笑せざるを得なかった。

結局、大した戦利品を得られないまま、ぼくらは次の目的地である西塘を目指したのだった。

 

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海寧中国皮革城
種別 革製品市場
住所 浙江省海寧市海州西路201号
営業 8:30~17:30
電話 0573-7010001
交通 公交 皮革城(K15,T103,T109,T123,TK181,TK187,TK198,T220ほか)
予算 交渉力次第
言語 中国語 / 店舗によって日本語・英語などを話す場合あり
備考 中国オリジナルデザインの商品が多い / 歩き易い靴で訪れよう
Blogger@上海(B@SH) "ランキング上位に上海を"-
by sangyuan | 2007-04-07 01:00 | 街角グルメ
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