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excite 支店 (shanghai55.exblog.jp )

ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
杭州で未知の食材に挑む
いったいこの世の中にはどれほどの食材が存在し、どれだけの料理があるのだろうか。

1日に5種類ずつを制覇したとしても、人が一生のうちに喰える料理の数はたかが知れている。
それでも可能な限り、この世に溢れる食物を喰らってみたいと願うぼくは、食の亡者であろうか。

食文化の異なる中国にて、今まで目にしたこともないものを食らってきたが、まだ足りなかった。

未知の食べ物というだけで欲求を覚えるし、それが珍しいものなら金を積んでも食べたくなる。
たとえ先に食べた人がこれは不味いと告げようとも、自らの舌で味わわねば気がすまなかった。

我ながら食い意地がはっているなとは思うが、これはもう性みたいなものだから仕方ないのだ。

セミの串揚げ:クリックで拡大 ムカデの串揚げ:クリックで拡大 カメラ目線でムカデを食らう:クリックで拡大

先日、杭州の河坊街を散策中に未知の食べ物を目にし、ぼくの目はたちまち釘づけとなった。

ショーケースにセミ(既食)やバッタ(既食)と並んで、その身を横たえているのはムカデである。
幼きころ、やつに刺されて痛い思いをしたが、あの日の復讐を遂げる日がついに訪れたようだ。

串を抱いたまま素揚げにされたムカデに塩をふりかけただけの、とてもシンプルな料理である。

こんがり揚がった頭の部分を口に運び、舌先に全神経を集中しながらゆっくりと咀嚼していく。
ブルーチーズにも似た薬臭い味わいが口いっぱいに広がり、じゃりじゃりとした食感は最悪だ。

完食はしたが二度目はないと思いつつ、またひとつ未知の食材を制した達成感に満ちていた。
Blogger@上海(B@SH) "ランキング上位に上海を"-
by sangyuan | 2007-01-18 01:00 | 街角グルメ
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