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excite 支店 (shanghai55.exblog.jp )

ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
月島 de もんじゃ焼き (つきしま小町)
結婚式の翌日、上海へ戻る飛行機の時間まで東京観光をすることになった。

築地で寿司を喰いたいと考えていたものの、市場だけあって日曜日は休みなので無理である。
寿司以外にも天ぷら、鰻と喰いたいものはあるのだが、土地勘も情報もないのが難点だった。

他に上海では食えない東京ならではと考えたとき、思い至ったのは庶民の味もんじゃ焼きだ。

もんじゃ焼きといえば月島と思い浮かぶほど有名だが、その月島がどこにあるのかは判らない。
東京はそんな地名ばかりで、暮らしたこともないのにやたらと街の名前だけは知っていたりする。

ドラマや本などの影響だが、改めてこの街が首都であり、恐ろしく高い知名度を誇ることが判る。

郷愁を誘う路地:クリックで拡大 煎餅などを扱う店:クリックで拡大 レトロな交番 天ぷら長さん:クリックで拡大

複雑怪奇に絡み合う路線図と睨めっこし、たどり着いた月島は想像通りの下町風情が香る街。

メディアにより培われたステロタイプな下町のイメージが、現実の風景にリンクする様が面白い。
懐かしい円筒形の郵便ポストや、レトロな香り漂う交番など、街全体が郷愁を誘う場所だった。

次回上京時には、はとバスの『寅さんの故郷柴又とぶらり都電の旅』なんてのも楽しそうである。

それにしたって多いとは思っていたが、月島のもんじゃ焼き店の数は少し異常ではなかろうか。
商店街の両脇に10メートルおきにもんじゃが並び、路地裏を覗き込んでもやっぱりもんじゃだ。

観光目当てで乱立しているのであろうが、月島の人の主食はもんじゃといわれても信じそうだ。

入り口の看板:クリックで拡大 キャベツの土手に流し入れる:クリックで拡大 店内の様子:クリックで拡大 餅めんたいもんじゃ:クリックで拡大

そんなもんじゃ通りに位置するのは、生れも育ちも月島の真知子ママが営む『つきしま小町』だ。

ちゃきちゃきした下町気質そのままのママが、もんじゃ初心者の我々に焼き方を伝授してくれる。
次は自分でやれとはややつっけんどんだが、やはりもんじゃは自分で焼いてこそだからだろう。

キャベツで土手を作り、生地を流し入れて、具材を刻むようにしながら鉄板の上で捏ね広げる。

なかなかママのように巧くはできないが、それでも完成したときは不思議な達成感に高揚する。
はがしを使ってひとくち含めば、いろんな味がまざり合い、ふわりと香るソースがまとめ上げる。

よく冷えた地ビールで流し込めば、すっかりもんじゃの虜で、また次回も来ようと思うのだった。

 

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つきしま小町
住所 東京都中央区月島3-20-4
営業 11:00~22:00(不定休)
電話 03-3531-1239
予算 餅めんたいチーズもんじゃ 1,100JPY / カレーもんじゃ 600JPY
交通 都営大江戸線、東京メトロ有楽町線 月島駅 徒歩8分
言語 日本語
菜単 日本語 / 写真なし
備考 テーブルは6卓のみなので予約したほうが無難
Blogger@上海(B@SH) "ランキング上位に上海を"-
by sangyuan | 2006-12-17 01:00 | 街角グルメ
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