excite 支店 (shanghai55.exblog.jp )

ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
北京の夜にキミを想う
日本に居た頃にも急な出張はいくらでもあったが、それにしたって事前の確認はあった。

急ですまぬが東京まで飛んでくれといわれれば、例えその日の夜に約束があったとしても
よほどの用事でもない限りは、自分の都合をねじ曲げてでも行かなければならないだろう。

こちらでの出張は要請ではなく半ば強制に近いもので、問答無用で日程が決定される。

どちらにしても行かねばならないという事実に変わりはないだろうが、それにしたって
お願いされて行くのと無理やり行かされるのでは、気持ち的に大きな隔たりがある。

そんな心の機微を掴んだ部下の扱いを、中国人総経理に望むのは無理な相談だろうか。

Z列車:クリックで拡大 Z列車:クリックで拡大 Z列車:クリックで拡大

日曜の夜、前回も利用したZ列車へと乗り込んで、この国の政治と文化の中心を目指す。

また列車の旅をしてみたいとは考えていたが、まさか出張で利用するとは思わなかった。
総経理の北京出張は飛行機での移動だったが、これが待遇の差ってやつなのだろうか。

もっとも始めは不平も多かった列車の旅だが、結果的にはよかったような気がする。

飛行機であればあっという間、居眠りしているあいだにも到着してしまうだろうが
12時間もの列車の旅では、時間はそれこそ掃いて捨てるほどあった。

普段はゆっくり言葉を交わせない部下と、酒を酌み交わしながら語り合うことができた。

尋常:クリックで拡大 尋常:クリックで拡大 尋常:クリックで拡大 尋常:クリックで拡大

初日の商談を終え、部下たちと食事を楽しんだあとは、ぶらりとひとり夜の街を彷徨う。

闇に沈む胡同に佇む四合院造りの建物から、ふわりと漂うコーヒーの香りに誘われる。
立ち寄った小さなカフェには、ゆるやかな時間と気だるげなスローバラードが流れる。

不思議な居心地のよさに包まれながら、何をするでもないまったりとした時間を嗜む。

やがて、ひとりの時間にも飽きた頃、店内を見渡せば美しい女性がひとり読書中だった。
一瞬、声をかけてみようかとも思うが、彼女の時間に立ち入る権利をぼくは持たない。

いそいそと会計を終えてホテルに戻ると、上海にいる愛しい人へと電話を掛ける。

文明の利器は1,000キロ先のキミの声を、淀みないままにぼくの元へと導いてくれる。
もうしばらくは離れ離れだけれど、キミがいるから頑張れるのだと強く思えた夜だった。

 

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尋常 COFFEE & BAR
住所 北京市東城区沙灘后街61号
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by sangyuan | 2006-07-17 23:00 | 日々雑感
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