世間一般、とくに日本ではすでに今日から連休に突入の方も多いようですね。
中国でも5月1日から労働節と呼ばれる7連休に突入するのですが、大きな落とし穴が。
じつは、国定休暇として定められているのは、5月1~3日の3日間しかないんです。
これを無理やり連休にするため、その前の土日を振りかえ出勤日と定めています。
1~3日は国定休暇で休み、4~5日は前の土日の振りかえ休日、そして5~6日は
普通の土日としてお休み。これをあわせて無理やり7連休としているわけです。
なんだか騙されている気もしますが、そんな理由により今日は普通にお仕事でした。
こんな日に限って空は爽やかに晴れ渡り、絶好の行楽日和ですから嫌になりますね。
せめて夕飯は外で食べて土曜気分を楽しもうと、海鮮中華のお店を訪れました。
上海東駿海鮮酒家は広州で人気の海鮮レストラン、東江海鮮集団による上海1号店。
ちょっとした水族館のような、大きな水槽がたくさん並んだいけすの中から
好みの食材を選んで料理して貰う、水産市場スタイルの中国料理店。
魚介類などの定番から、ヘビやゲンゴロウなどのゲテモノ類まで取りそろえています。
面白いのは紙メニューが存在せず、魚介以外の冷菜や主食類も並んだサンプルの中から
実際に歩いて食べたいものを探さなければいけないという、変わったシステム。
日本人的にはメニューの文字や写真などより、ずっとイメージしやすくてよいかも。
お店の作り自体はなかなか高級感がありますが、お値段はそれほど高くありませんし
魚市場とフードコートがいっしょになったシステムはアテンドにも利用できそうです。
フカヒレやツバメの巣など高級食材も豊富なので、お偉いさんの接待でも大丈夫かな。
肝心の料理については素材の鮮度はたしかなんですが、味付けが今ひとつでしょうか。
けっして美味しくないことはないのだけれど、ちょっとひと味足りなかったり
甘すぎるかなと感じる料理が多くて、残念ながら大満足とはいきませんでした。
もっとも調理方法を指示したのは他ならぬ自分ですから、責任はこちらにもあるかも。
なお注文時にはお店の服務員が付きっきりで冷菜、魚介、その他のブースを案内してくれ
指差しで注文することが可能ですし、調理方法も同じく指差しで指示できます。
どれを選んでよいか判らない場合も、小姐がおすすめを教えてくれるので大丈夫。
個人的には
銅川路の水産市場のほうがおすすめですが、中国初心者には敷居が高いですし
夜中に街中で気軽に海鮮を食べたい場合には、こちらを利用するのもよいかもしれません。
なお、夜の21時以降は夜宵市として1.2割引きだそうですが、微妙な値引率ですよね。
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上海東駿燕窩魚翅海鮮酒家
上海市長寧区淮海西路518号 東駿飲食娯楽広場内(淮海西路 x 安順路)
営業 11:30~14:30 / 18:00~23:00
電話 021-6281-1978 / 021-6294-0127
交通 公交 左家宅(72,113,138,320,328,506,911路)
予算 多宝魚(斤) 98RMB / 大シャコ(斤) 208RMB / 帆立10RMB(只)ほか
言語 中国語のみ