日本人にとっては慣れ親しんだ焼き餃子も、ここ上海ではなかなか見られません。
もちろん、あっさりとした水餃子も美味しいですし、蒸し餃子もなかなかですが
たまにはパリパリの羽のついた焼き餃子に、冷えたビールと行きたいですよね。
そんな願いをかなえてくれる話題のお店があると聞いて、さっそく出かけてみました。
大清花は東北・満族料理のチェーン店で、その起源は清代にまでさかのぼるそうです。
木目を活かしたお店は、同じく
東北料理の東北人を思い起こさせますが
民芸調のあちらに比べるとどこかダイナミックな雰囲気が漂っています。
テーブルや椅子は丸太を使っていますし、壁には獣の皮などがつり下げられています。
お店の入り口には槍や大砲、馬具などが飾られていてどこか砦のような雰囲気ですが
お店の服務員たちは中国の時代劇に出てきそうな衣装を着ていて、可愛らしいですね。
メニューは中国語のみですが、大部分は写真付きなので迷うこともなさそうです。
まずはこの日のメインってことで、お店のおすすめの清花氷花煎餃(焼き餃子)と
肉三鮮水餃(水餃子)、それから肉団子の炒めと飴を絡めたリンゴなどを注文。
焼き、蒸し、水餃と食べ比べたいところですが、腹具合も悪いので少し控えめです。
運ばれてきた焼き餃子は、焼き面に大きな羽がついていてかなり美味しそうです。
ところがいざ口に運んでみると、妙に油っこくてベタベタしているうえに
餡の選択を誤ってしまったのか、キュウリやキャベツと玉子という微妙な取り合わせ。
中身に関してはこちらが悪かったのかもしれませんが、正直いって美味しくないです。
水餃子に関しても妙に水っぽかったり、肉団子もあまりパッとしない味付けで
唯一まともだったのは奥さんがリクエストした、甘味だけという状態でした。
食欲不振だったのもあるかもしれませんが、どうもまた行こうとは思えない味でした。
他の人のブログを見ていると、なかなかの高評価だったのですが日が悪かったのかな?
けっこう期待していただけに、ショックも大きかったこの日の昼食なのでした。
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大清花餃子 本店
上海市静安区常徳路466号 (常徳路 x 新閘路、培明中学となり)
電話 021-6289-9999 / 021-6289-9999
営業 10:00~24:00
交通 地鉄2号 静安寺 徒歩10分 / 公交 北京西路(76,138路)、西康路(136路)など
予算 清花氷花煎餃 18RMB / 肉三鮮水餃 8RMB
網址
http://www.daqinghua.com/