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ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
脳内中国語回路
上海在住の人たちが口を揃えて仰しゃるには、中国語が身についてくると
その代わりとして、英語力がどんどん抜け落ちてしまうとのこと。

さすがは上海へ来られる方たち、基本的な英会話くらいは身に付けているようです。

幸い(といってよいのか)ぼくには英会話能力なぞ、そもそも存在しませんから
英語力が抜け落ちてしまうなんて心配の必要は元からありません。

これまで、ずっとそう思い続けていたのですが……。

NCの花たち NCの花たち NCの花たち

先日旅したニューカレドニアでの公用語はフランス語となりますが
挨拶以外はまるで判りませんから、現地の人との会話は大半が英語。

お互いが拙い英語を駆使して、なんとか意思の疎通をしようと頑張ります。

もっとも、ぼくの場合は英語といっても単語を連ねたりする程度なのですが
その単語すら出なくなっていることに気がついて愕然としてしまいました。

たとえば「私は○○ホテルに泊まっています」と伝えたかったのですが
口をついて出てきた言葉は「我 staying at ○○ hotel」ですよ。

なぜか、I が出てこず になっているし、be 動詞も何処かへ行ってしまいました。

NCの花たち NCの花たち NCの花たち

その他にもとっさに声をかけられて、無意識に答えると「対!」とか「好的!」だし
うっかりぶつかった人への謝罪は「対不起」と思いっきり中国語でした。

単語を思い浮かべようと思っても中国語が出てきますし、意識せずに
しゃべってしまうと確実に中国語が飛び出してしまいます。

なんど、フランス人に対して「謝謝!」とお礼をいったかわかりません。

上海でも欧米系の方を見かけますが、中国語が通じる場合が多いですし
元より英語などはほとんど駄目なので、いつも中国語で話しかけます。

また、当然のように中国人に対しては、中国語で語りかけますよね。

いつの間にか外国人、言葉の通じない相手に対しては中国語でという回路が
脳内に生成されてしまっているようで、すっかり英語は抜け落ちていました。

これで中国語がペラペラならまだ救われますが、まだまだ片言レベルですものね。
トライリンガルとか呼ばれる人たちってすごいなと、改めて実感した出来事でした。
Blogger@上海(B@SH) "ランキング上位に上海を"-
by sangyuan | 2006-02-08 22:08 | 普通話学習
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