上海で毎年恒例で行われているという、年越しイベントに参加してきました。
一次会は以前、美味しい蟹を食べに行った華都酒楼にてお食事会で親睦を深め
二次会はKTVを借り切ってのカウントダウンイベントが行われるそうです。
ここ数年は奥さんとふたり、しめやかに年越しすることが多かったので
こんな風に大勢の仲間たちとともに、新年をお祝いするのは久しぶり。
華都酒楼での食事は二度目ですが、ここは素直に美味しいなって思えます。
何よりこれだけの大勢での食事ってなかなかありませんから
本当にいろんな食べ物が食べられるのがありがたい。
やっぱり中華料理って大人数で囲むのがいちばんだなって思います。
はじめのころは大人しかった人たちも、時間を追うごとにヒートアップ。
あちらこちらで交わされる乾杯の嵐で、気分はすっかりハイテンション。
懐かしい友にも会えましたし、新しい知り合いもできました。
意外なところで意外な人物が繋がっていたりして、本当に上海は狭いというか
人の縁(えにし)の不思議さについて考えさせられた食事会でした。
食後はKTVに移動してカウントダウン&お誕生日パーティ。
イベントの開会宣言のあと、ちょっと会場を抜けだして奥さんに年始の挨拶。
1時間の時差がある日本では、ひと足先に新年を迎えていました。
まさか国際電話で年始の挨拶を交わすとは、去年の今ごろ想像できたでしょうか。
電話を終えて会場へ戻ると、すでに脳の血管が切れそうなほどの盛り上がり。
あちこちでクラッカーが鳴り響き、浮かれ騒ぐ人たちの絶叫に満ちていました。
ビンゴ大会や現金争奪ジャンケン大会など、イベントは休む間もなく進みます。
やがて新年を迎えるカウントダウン。室内なので爆竹はありませんが
何十という数のクラッカーが盛大に鳴り響き、年が明けました。
新年を迎えたからといって、じつは何が変わるってものでもありません。
カレンダーの年は変わるかもしれませんが、世界は変わらずに周っているし
日常は今までと同じように少しずつ、だけど確実に次の年へ向かっています。
もしも何かが変わるとしたら、それは自分の考え方ではないでしょうか。
新たな1年をどのように過ごすか、何を目標に定めるかによって
新年はいつもと同じようにも、今までと違うものにもなりえるんじゃないかな。
2005年はぼくにとって、激動の1年でした。
今年はさらなる挑戦の年として、いろんな新しいことにトライしてみたいし
より多くの人たちともお会いしたい、もちろん仕事もがんばらなくっちゃね。
年末に今年を振り返ったとき、自分を誉めてあげられる1年にしようと思います。