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ようやく念願叶って上海駐在員になれたしゅうの、上海での日々をまったりお伝えします。
by しゅう
 
亀ゼリー
亀ゼリーこと亀苓膏を食べてみました。

亀ゼリーはその名の通り、亀板(金銭亀の腹の皮)といくつかの漢方を粉末にして
大鍋で30~40分ほどかけて煮込み、小分けしてゆっくり冷ましたものです。

美肌効果が高く、身体の熱や毒素を体外に排出するなどの健康食品。

日本ではゼリー、スイーツなどとして紹介されていますが
現地ではどちらかというと漢方食品という位置づけ。

ゼラチンや寒天を使わずとも、亀エキスと漢方で自然と固まるんだそうです。

亀ゼリー 亀ゼリー

上海で亀ゼリーといえば『海老亀伝統飲品店』が有名ですが
今回食したのはスーパーで買ってきたカップのもの。

本格的なものではありませんが、まずはお試しってことでお手軽なやつにチャレンジ。

上ぶたを取ると銀色のアルミシートで封がされているのですが
これが固くってまったく剥がれません。

よくよく見ると付属のスプーンの柄が鋸状になっていて、これで切り開けるようです。

無地のアルミシートに安っぽい鋸歯が出入りするたびに
すき間から黒っぽい汁がびゅっ、びゅっと飛び散ります。


(;´Д`) ……食べ物の汁というよりは、亀の住んでいる沼の水のようかも。


封印を解き放つと、限りなく黒に近いこげ茶色の物体がプルプル揺れています。
見た目はゼリーのようですが、スプーンを差し入れるとずっと固めなのが判ります。

匂いはほとんど無臭で、ほのかに漢方のような匂いがする気も……。

恐る恐る口に運んでみたところ、噂に聞いていたほどの強い苦味はなく
ほのかな甘味と独特の食感で、口中でくにくにと弾力を感じます。

食感的にはゼリーと言うより、水羊羹に近いかもしれません。

スイーツとして考えてしまうと、特別おいしいものでもありませんが
もともとが漢方であることを考えれば、十分に合格点ではないでしょうか。

ただ、苦味も少なく安物だったせいか、美肌効果その他はあまり感じませんでした。

『海老亀』の亀ゼリーは即効性で、翌朝の肌のハリが違うそうなので
機会があれば奥さんを連れて、本格的な亀ゼリーにチャレンジしてみたいですね。
Blogger@上海(B@SH) "ランキング上位に上海を"-
by sangyuan | 2005-10-26 22:33 | 街角グルメ
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