当初の予定では30日、上海上陸と同時に新居へ入居。
臨時住宿登記表なる書類を手に入れて居留許可を申請しつつも
労働局へ就業登記を行ない、ビザの申請までこなす予定でした。
ところが、30日には新居が決まっておらず、中国全土はそのまま国慶節に突入。
その後の予定がどうなったのかも判らないまま、諸手続を行なってくれる
コンサルタント会社も音信不通となり、悶々とした日々を過ごすこととなりました。
ようやく連休が明けた8日。
そろそろ手続きの準備をしておかないと、Fビザを持っているぼくは良いものの
ノービザの奥さんの滞在可能期限が、刻一刻と迫りつつあります。
まさかこのまま強制送還っ?! Σ( ̄□ ̄;
それはそれでネタとしては面白いんですが(奥さん的には面白くないし)
しばらく中国に入国できない身になっても困ります。
コンサルタント会社にいったいどうなってんのと連絡すると
「それじゃ、今から行きましょう」と即答です。
対応が速いのは良いけれど、こちらからアクション起こさないと駄目なのね(汗)
住居も決まらないまま滞在中のホテルから、臨時住宿登記表を貰います。
そのまま中山南路にある『上海市労働局外国人就業管理オフィス』と
思われる場所までタクシーで移動します。
と思われるってのは、コンサルタント氏は何の説明もないまま
あちらこちらへ引き回すので詳細が不明瞭なんです。
そこに座っていろと指示されて、パスポートを渡すと
あとは待っているだけで手続きは完了してしまいました。
再びタクシーに乗り込み、たどり着いたのは虹橋付近にある
『上海市出入境管理局』だと思われる場所。
すみません、やっぱりどこだかよく判っていません。
なんせ無口なこのお方、ほとんど何も言わずにズンズンと先へ
進むばかりでまったく説明してくれません。
ここで再びコンサルタント氏にパスポートを渡し、待つこと十数分。
結局なにもしないまま、手続きはすべて終わってしまったようで
木曜日には就労ビザと居留証が手に入るようです。
(;´Д`) ……ぼくらが一緒に行く必要、あったんでしょうか?
このあと、コンサルタント氏は「ぼくはここで……」と言い残し
タクシーにぼくらを押し込めて去っていきました。
最後まで説明らしい説明もないまま……というか
日本語はあまりお上手ではないようですね。
そんなわけで訳のわからないまま、あちこち連れまわされているうちに
すべての手続きは完了してしまったようです。
きちんとまとめて、これから駐在員になるであろう人たちへの
マニュアルを残そうとの計画は、もろくも崩れ去りました。
結論、ビザの取得など事務手続きは専門家に任せると簡単!
……駄目? (´д`*)ノ
写真は中山南路付近で撮った写真。
上海でもこんな鮮やかな青空を
見ることができるんですね。
どうやら、この街にもようやく秋が訪れたようです。